バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.7


カテゴリー: 2007年02月03日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/02/03:n.0007 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
  ===============================
HP: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm
Blog http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Google Blogger: http://russell-j.blogspot.com/  ・
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★訂正:前号(=第6号)の番号と発効日がn.5(2007.0120)となっていまし
 た。正しくは、n.6(2007.01.27)です。★

 ■ 目 次 ■

 (1) ラッセル格言・警句集(過去ログより)
 (2) 再掲:ラッセルと文学及び文学者に関わるエッセイなど数点
 (3) ラッセル「J.コンラッドについて」
 (4) 編集後記

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(1) ラッセル格言・警句集
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 ラッセル格言・警句集(過去ログより)

[n.0025:人格の分裂]

 人格の分裂ほど、幸福のみならず能率を減らすものはない。
 ★出典:http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA17-080.HTM
http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA17-080.HTM
(大衆の面前では、'偉い人たち'は思ったことを言えない/高い地位や高給
は、思ったことを言えない「我慢代?」/政治家にとって嘘は必要悪?/個
人(自分)や家族の幸福よりも権力の方が魅力的?/他人に抜きんでること
が一番幸福?/しかしそのような、他人との格差に満足する態度は、社会に
対してだけでなく、その人自身にとっても良い結果をもたらさないのではな
いか?)
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Nothing so much diminishes not only happiness but efficiency as a 
personality divided against itself.
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[n.0024:良心の由来?]

 合理的な確信に達したときには、その確信について十分考え、その帰結に
徹底的に従い、新しい確信と矛盾するような信念が別の方法で生き残っては
いないかどうか、自分の心の中を捜してみる必要がある。
 ★出典:http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA17-070.HTM

(人は皆、多くの誤解や迷信や思い込みを持っている/大人になってから、
小さい頃からの思い込みが間違っていることに気がつくことが時々あり、気
づいて恥ずかしくなったり、笑ったりする/そのような新しい確信と矛盾す
ることはたくさんあるはずである/しかし人はそれ以上考えることなく、多
くの迷信や誤解の上に安住する)
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When a rational conviction has been arrived at, it is necessary to 
dwell upon it, to follow out its consequences, to search out in 
oneself whatever beliefs inconsistent with the new conviction might
 otherwise survive.
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(2) 再掲:B.ラッセルと文学及び文学者
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 ・大竹勝「ラッセルと文学者たち」
  → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/OTAK2-01.HTM
  
 ・大竹勝「文学者としてのバートランド・ラッセル」
  → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/OTAKE-01.HTM
 
 ・江戸川乱歩「哲学者ラッセルと探偵小説」
  → http://russell.cool.ne.jp/RANPO-2.HTM
  
 ・田中睦夫「ラッセルとモーム」
  → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TANA-M01.HTM
  
 ・柴田多賀治「D. H. ロレンスと B. ラッセル」
  → http://russell.cool.ne.jp/SIBATA.HTM
  
 ・Q&A:ラッセルが影響を与えた文学者(小説家、詩人など)及びラッ
  セルが影響を受けた文学者
  → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/Q-IMPACT.HTM

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(3) ラッセル「J.コンラッドについて」 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・ラッセル「ジョゼフ・コンラッドについて」
  → http://russell.cool.ne.jp/beginner/DBR5-40.HTM
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(『拝啓バートランド・ラッセル様』より

 '・・・。ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad, 1857-1924:ポーランド
生まれの英国の小説家)に対してあなたがどのような反応を示されたか、そ
れを知ることは私の研究にとってとりわけ価値があります。・・・。『自伝
的回想』(Portraits from Memory and Other Essays, 1956)のなかであなた
は、コンラッドに対する並はずれた信頼関係を記述されています。・・・。'

★ラッセルからの返事・1961年10月3日★

拝啓 ワッツ様

 コンラッドと私との間の特異な共感については、私自身これまで十分理解
していたとは言えません。私は、2つのレベルがあると常に感じていたと思
います。1つは、科学と常識(common sense)のレベルであり、もう1つは、
恐ろしく、地中にあり、そして間歇的に湧き出るようなレベルのもので、あ
る意味では、ありふれた日常的な見方よりもより真理をふくんでいます。あ
なたはこれを悪魔派の神秘主義(Satanic mysticism)というふうに記述する
かもしれません。私はいままで一度もそれ(後者のレベルのもの)を真理だ
と「確信」したことはありませんが、激しい感情の瞬間においては、それが
わたしをとらえてしまいます。それは、最も純粋な知的根拠から弁護するこ
とができます。たとえば、われわれが注目しようと思う事物のせいで、物理
学の法則だけが真理のように思えるというエディントン(A.Eddington, 1882
-1994:英国の天文学者)の主張によってです。(画像:ラッセルがもっとも共
感をもったコンラッドの作品『闇の奥』)
 コンラッドにたいして私が抱いていた感情は、(単純化して言えば、多分)
彼の情熱と悲観主義とが結びついたものによっていたと思われます。あなた
は、コンラッドに対する私の感情は、孤独についての共通感覚(a common 
sense)にもとづいていたのではないかとお尋ねになっておられますが、その
とおりだっただろうと思います。けれども、その経験は、継続していた間ず
っと、分析するのにはあまりにも強いものでした。・・・。
                敬具  バートランド・ラッセル 
                
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(4) 編集後記:
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 メルマガの第7号をお届けします。
 
 ラッセルに対するイメージは、哲学者・論理学者か、あるいは平和主義者、
社会思想家といったものが多いようです。今回は、ラッセルと文学及び文学
者との関係をクローズアップするために、それらに関係したエッセイを中心
に、過去に掲載したものに少し手を加え、再掲しました。
 ラッセルに対するステレオタイプなイメージが少しでもなくなればと願っ
ています。                     (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に :  matusitaster@gmail.com
■登録・解除・変更はこちら: http://www.dgcr.com/regist/index.html
■WEBサイト: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm
■電子掲示板: http://249.teacup.com/bertie/bbs  ・
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