総合資料館メールマガジン

総合資料館メールマガジン第260号


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 総合資料館メールマガジン 第260号


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               発行:京都府立総合資料館
              http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 2016.9.14

総合資料館メールマガジンです。

昨日9月13日(火)は現総合資料館の最後の開館日でした。
そして、同日開催の閉館イベント「ありがとう資料館」にはたくさ
んの方々にご参加いただきました。当日の様子は、総合資料館ホー
ムページに掲載予定です。お楽しみにお待ちください。


≫≫目次≪≪

◆お知らせ
◆写真資料から 80
◆こんな資料が入りました
◆図書・雑誌の所蔵を調べる
◆編集後記


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◆ お知らせ ◆

□■□ 現総合資料館は閉館しました!

新館「京都学・歴彩館」では、これまでの資料館機能に、「京都学」
研究支援機能が加わり、京都の歴史、文化等に関する新たな学習、
交流の場が誕生することとなります。
本年12月に「京都学」関連の施設の一部オープンと平成29年度の早
期に京都資料総合閲覧室のオープンを目指し、現資料館は閉館中で
す。
閉館中は、利用者の皆さまにご不便をおかけしますが、ご理解いた
だきますようお願い申し上げます。
                  
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥		

◆ 写真資料から 80 ◆ 

++++++++++++++++++++++
 乗合自動車の写真
++++++++++++++++++++++

9月20日はバスの日です。日本で最初にバス(乗合自動車)が走っ
た日を記念して1987年(昭和62)に定められました。京都の二井商
会(福井九兵衛と坪井清兵衛の2人が設立)が、1903年(明治36)に
運行したのが始まりです。2名乗りの蒸気自動車を改良し6名乗り
とし、運転手1名、助手1名、乗客4名が乗りました。しかし、タ
イヤの損傷や、屋根と覆いがないために寒いことなどから、翌年1
月には経営破綻し、短期間でなくなりました。

石井行昌撮影写真資料には、二井商会の乗合自動車の写真が2枚あ
ります。No.246は、車の右前から撮った写真です。当時の自動車は
細いゴムタイヤの4輪車で、座席が高い位置にあり、エンジン等は
座席下部にありました。車には、運転手1人、乗客4人、助手1人、
その後ろに「京都乗合自動車」「二井」の文字を染め抜いた法被を
着た関係者が1名乗っています。自動車の前面には「第貳号」の文
字が書かれ、「七条停車場」と書いた行き先表示板を付けています。
記録によると二井商会の所有車両は2台で、路線は堀川中立売~京
都駅間、堀川中立売~祇園間の2路線でした。

No.1209は、車庫前で車を横から撮った写真です(キャビネ版ガラス
乾板あり)。前部に2名、右側面に2名が座っています。その後ろ
に法被を着た関係者が1名立っています。自動車の構造では、エン
ジンとタイヤとがチェーンで繋がっていることがわかります。後ろ
の建物に、「京都乗合自動」の看板が掛かっていて、車庫前での撮
影とわかります。外灯にも「京都乗合自動車 二井商会」の文字が
見えます。隣の建物の垂れ幕には「大宮通笹屋町南入 第四十九銀
行西陣支店」とあり、西陣地区に車庫のあったことが窺えます。

この連載でも書いてきたように、石井氏は新しもの好きで、乗り物
好きの性格でした。その点から、乗合自動車にも興味を持ったのだ
と思われます。石井氏の手作り写真帖にもこの写真は貼り付けられ
ていて、お気に入りの写真だったことがわかります(石井行昌撮影
写真資料(乙)No.90(No.1209の焼付)、No.89(No.246の焼付))。

参考文献 『バス事業五十年史』(日本乗合自動車協会、1957年)
※乗合自動車の運行の契機として、この年の春から夏にかけて大阪
の天王寺で行われた第五回内国勧業博覧会がありました。

http://www.archives.kyoto.jp/websearchpe/detail/1086002


                  *歴史資料課 大塚活美*

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◆ こんな資料が入りました ◆

新しく受け入れた資料をご紹介します。なお、これらの資料の閲覧
は新館開館後になりますので、ご了承ください。

■橋辨慶町帳箱の犇く文書
 那須明夫著 橋弁慶町
 2016.1 (K13||216.2||N56)
 【祇園祭山鉾町のひとつで、橋弁慶山を所有する橋弁慶町が保存
  する文書を、著者が一点一点読み解き、誰にでも読めるように
  翻刻したもの。巻末には文書の目録を掲載】

■京都コンサートホール20周年記念誌
 京都コンサートホール・京都市音楽芸術文化振興財団編刊
 2016.3 (K12||760.69||Ky6)
 【京都コンサートホールが1995年に開館してから20周年を記念し
  て作成。過去の公演情報とチラシ、同ホールを本拠地とする京
  都市交響楽団のこれまでのあゆみ等を記載】

■外国人散在地域における外国につながりをもつ子ども・保護者と
 かかわる時のヒント 進路選択に関わって
 京都府国際センター[編]刊
 2015.3 (MK0||375.25||Ky6)
 【京都府では京都市以外の25市町村が外国人散在地域にあたり、
  1万人を越える外国人が居住している。通訳や国語教育とは異な
  る日本語指導の必要性を説明し、参考となる情報を多数紹介】

■「図書館と出版」を考える 新たな協働に向けて
 日本書籍出版協会図書館委員会著・編刊
 2016.2 (014.1||N71||)
 【2015年秋、日本書籍出版協会開催の二つのフォーラムで、図書
  館と出版社が共存して発展いくための議論が行われた。パネリ
  ストの発言とその後の議論、アンケート結果をまとめた報告書】

■明智光秀 (史料で読む戦国史 3)
 藤田達生・福島克彦編 八木書店古書出版部 八木書店(発売)
 2015.10 (||210.48||A34||)
 【明智光秀の発給文書を収集し、論考とともに編纂、その真相に
  せまる。本能寺の変黒幕説を提唱し、志半ばで死去した光秀文
  書研究者・故立花京子氏の論考も収載】

■水 神秘のかたち
 佐々木康之[ほか]編集 Martha McClintock英訳 サントリー
 美術館・龍谷大学龍谷ミュージアム
 2015.12 (||708.7||Mi94||)
 【古来祈りの対象であった水。水にまつわる神仏や説話、儀礼
  を紹介し、弥生時代の銅鐸に表された流水文をはじめ、彫刻、
  絵画、工芸品に施された模様から、水の表現の歴史をたどる】

■動物検疫年報 平成26年
 農林水産省動物検疫所[編]刊
 2016.6 (M||649.5||D81||'14)
 【海外からの伝染性疾病を防止し、食の安定供給や畜産業の振興
  に寄与するため、主要な空港にある動物検疫所が取りまとめた
  業務内容と検疫結果を記載したもの】

*当館は現在収蔵資料等の移転作業に専念するため、閉館中です。
所蔵資料の閲覧は出来ませんのでご注意ください。

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 図書・雑誌の所蔵を調べる
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図書・雑誌ともに書名や著者名・キーワード等から検索することが
できます。

・簡易検索
http://opacs.pref.kyoto.lg.jp/mylimedio/search/search-input.do

・詳細検索
http://opacs.pref.kyoto.lg.jp/mylimedio/search/search-input.do?
mode=comp&nqid=1

地図などデータの登録されていないものについては検索できません
ので館内のカード目録でお調べください。

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◆ 編集後記 ◆

総合資料館は閉館となりましたが、メールマガジンは引き続きお届
け予定です。新館オープンに向けた情報等、お楽しみにお待ちくだ
さい♪

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このメールマガジンや、京都府立総合資料館へのご意見、ご要望、
またご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせ下さい。

総合資料館メールマガジン
発行:京都府立総合資料館
メ ー ル:mailto:shiryokan-shomu@pref.kyoto.lg.jp
アドレス:http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/

606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-4
TEL(075)723-4831 FAX(075)791-9466

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