ちるねの「戦略論(月曜版)」

ちるねの戦略論 41号「影響を与えるある種の事情」

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   ちるねの戦略論(月曜版)41号
   
    「影響を与えるある種の事情」
  
   発行者:地域ルネッサンス篠田事務所
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こんばんわ ちるねです
昨年は メールマガジン「ちるねの戦略論」
 
不定期刊行にも係らず ご覧頂きまして
誠に 有難う御座いました
 
本年も 精一杯 経営に何らかの
プラスの可能性をもたらす 戦略論を
心を込めて お送りします
 
どうぞ ご愛顧のほど 宜しくお願い
申し上げます
 
 
さて 今日の戦略論は
現ドイツ 元プロイセンの参謀官
カール フォン クラウゼヴィッツ
遺稿「戦争論」
 
その本質を問う章
第2編2章「戦争の理論について」より
 
 
『戦闘の開始から 終結まで
 絶えず戦闘に伴い 多かれ少なかれ
 戦闘に影響を与えるような ある種の事情がある
 そこで 戦闘力を使用する場合には
 これらの事情も また考察されねばならない
 
 その事情と言うのは 即ち
 戦闘地域 戦闘開始の時刻 および 天候である』
 
 
この ちるねの戦略論 では
繰り返し お伝えしておりますが
 
クラウゼヴィッツの 言葉の力は
現場 すなわち 戦場でおきる現実と
そこで組織される 人の命の尊さを
実践的に 体現していることから
生まれてくる ものです
 
 
彼はこうも 言っています
『戦争においては 精神的な量を
 無視することが 出来ない』
 
物質的な戦力の多寡や 勝つための理論 規則
では 語れない 数々の結果を 目の当たりに
してきた
 
だから 奇襲攻撃や背面攻撃など
本来 数では勝てない戦を
覆してきた 経験を 無視してはならない と
 
 
精神的な量?
これは 何を意味するのか
 
そのひとつのヒントが 冒頭の言葉にも
あります
 
 
戦闘に影響を与える ある種の事情
 
それは
 
戦闘する地域 時刻 そして天候 であると
 
 
実は 精神的な量なるものを
左右する要素は
この章の中で 結論付けられています
 
曰く 危険であり 不確実性
 
私たちの ビジネスにおいて「リスク」
と言う語句で 表現されるものです
 
 
いわゆる ビジネスの改善において
例えば 在庫圧縮や 工程改善など
一定の 対応方法が確立している
局面が あります
 
しかし結果が 予測通りかといえば
それはまた 別の問題でしょう
 
 
私たちは 「危険」をおかして
「不確実性」を 武器に
企業において 不足する戦力=経営資源に
精神的な量を 付加して戦う必要がある
 
これが 今日のビジネスにおいて
クラウゼヴィッツの 言葉を
生かす道 なのでしょう
 
 
リスクを背負うためには その根拠となる
情報収集が 必要となる
 
どの様な情報にあわせた リスクテイクを
するべきか
 
すでに 答えは 彼の言葉の中にあります
 
 
戦場 すなわち 地域市場の
顧客特性を 地域トレンドの変化を
決定的な 外部要因の有無を 把握していれば

そしてその根拠に基づく 判断でさえあれば
そのリスクテイクに 恐れを抱くことはない
 
そんなことを クラウゼヴィッツが
教えて くれています
 
 
年の初めに ふさわしいのかどうか
これも 不確実ではありますが
この不況下における 戦いの火蓋を
切るための ヒントとして
このテーマを 選びました
 
本年もまた一年 どうぞ宜しくお願い致します
ちるねでした
 
 
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地域ルネッサンス 篠田事務所  篠田 昌人
 050-1055-4390(IP) shinoda@re-renaiss.name
 ホームページ【ちるねコム】 :  http://chirune.com/
 (ちるね事務所は 「難しいことを簡単に伝える技術」を
  専門とした ちょっと変わった事務所です。)
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