平和構築フォーラム・ニュースレター

平和構築フォーラム・ニュースレター ■ 2007/7/31 第20号

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■ 平和構築フォーラム・ニュースレター ■ 2007/7/31 第20号 □
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http://www.peacebuilding.jp/
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いま、平和構築が国際社会の重点的なアジェンダとして大きな注目を集
めています。平和構築にかかわる政策や活動の立案・実施・研究の立場
を横断し、(1)情報や知見の共有(2)政策や活動に向けた新アイ
ディアの検討(3)人材育成などに資する情報交換やネットワーキング
の場として、昨年5月に「平和構築フォーラム」がスタートしました。
このニュースレターでは、平和構築関連の最新情報をお届けします。
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☆ 目次 ☆

【1】平和構築関連の今後のイベント案内
●「国連改革に関するパブリック・フォーラム」(8/1・東京)
●国際交流基金・公開セミナー「アチェ 津波と紛争からの復興 文化
と芸術の役割」(8/3-4・東京)

【2】平和構築関連の最近のイベント報告
●FASID Brown Bag Lunch開催報告
「イラク復興の現状とUNDP」
「国連ボランティア計画(UNV)の活動と企業との協働」
●外交フォーラム イン 仙台−麻生外務大臣と語る120分−「日本外交の
 4本柱」開催報告

【3】平和構築関連の情報・資料
●国際開発ジャーナル・「平和構築」を担う人材のキャリアパス
●平和構築委員会、初の年次報告書採択
●JICA留学生セミナー(沖縄の戦後復興と平和構築)ワークショップ参加
 者募集(8/6締切)
●世界銀行・連続講義「グローバル・イシューズ・セミナー・シリーズ」
●政府開発援助等に関する調査報告(中間報告)
●ミレニアム開発目標(MDGs)ロゴ発表
●国連フォーラム・平和構築関連国連職員インタビュー
●朝日新聞社説・「紛争後の支援―『平和構築隊』をつくろう」
●独立選挙監視団・タイ国民投票監視ミッション参加者募集
●東京財団・国連研究プロジェクト「国連ウォッチング」創刊
●JIIA・平和構築関連分野の研究報告
 (諸アクター調整、東ティモール等)
●英ODI・人道システム改革に関する政策ペーパー
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【1】平和構築関連の今後のイベント案内

●「国連改革に関するパブリック・フォーラム」(8/1・東京)

「国連改革を考えるNGO連絡会」と外務省の共催で8月1日(水)、下記要
領にて第5回「国連改革に関するパブリック・フォーラム」が開催されま
す。なお、申込締切が7月27日までと過ぎていますが、ご参考までにご案
内します。

一昨年8月より過去4回にわたって開催されてきたパブリック・フォーラム。 
5回目となる今回は、気候変動を全体会のテーマとし、分科会では、開発
・平和構築・軍縮・人権の4に分かれ、NGOおよび外務省関係者から各テー
マに関する現状と課題について報告を行った後、意見交換を行いたいと考
えています。平和構築に関する分科会では、ファシリテーターの高橋清貴
(日本国際ボランティアセンター)の進行で、「天然資源管理からみる紛
争」「平和構築委員会-議長国日本の役割」をテーマに議論を深めます。

日時 2007年8月1日(水)10:00-17:00
会場 三田共用会議所(港区三田2-1-8)
主  催 国連改革を考えるNGO連絡会、外務省
使用言語 日本語
参 加 費 無料

フォーラムに関する詳細は次のウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/pf_0708.html

●国際交流基金・公開セミナー「アチェ 津波と紛争からの復興 文化
と芸術の役割」(8/3-4・東京)

国際交流基金では、芸術による元紛争地の復興支援事業として今年4月、
「アチェの子どもたちと創る演劇ワークショップ」を、日本とアチェの芸
術家やNGOと協力して実施しました。その経験を日本の皆様と共有するた
め、アチェの芸術家やNGO関係者を日本に招き、事業の報告会と公開セミ
ナーを開催します。ご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしています。

1.「アチェの子どもたちと創る演劇ワークショップ」 記録映画上映会
日時: 2007年8月3日(金)18:00〜20:30 
場所: 国際交流基金(アーク森ビル20F JFICコモンズ)

2.公開セミナー「アチェ 津波と紛争からの復興」
日時: 2007年8月4日(土)14:00〜17:00
場所: 国際交流基金(アーク森ビル20F 国際会議場)

地図: http://www.jpf.go.jp/j/about_j/access03.html
主催: 国際交流基金
参加費:無料
問い合わせ・申込先:
国際交流基金日本研究・知的交流部アジア・大洋州課
(担当:麦谷・佐藤)
電話 03-5562-3522、FAX : 03-5562-3497

申込方法やイベントに関する詳細は、次のウェブサイトからご覧いた
だけます。
http://www.jpf.go.jp/j/intel_j/news/0707/07-05.html

【2】平和構築関連の最近のイベント報告

●FASID Brown Bag Lunch開催報告
「イラク復興の現状とUNDP」(6/26)
「国連ボランティア計画(UNV)の活動と企業との協働」(7/6)

FASIDでは、月1〜2回程度の割合でブラウン・バッグ・ランチ(Brown
Bag Lunch:BBL)と称する昼食懇談会を開催しています。
「イラク復興の現状とUNDP」(6月26日開催)と、「国連ボランティア計画
(UNV)の活動と企業との協働」(7月6日開催)の報告書がウェブサイトに
掲載されました。

-「イラク復興の現状とUNDP」(6/26)報告書
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/pdf/159_r.pdf

-「国連ボランティア計画(UNV)の活動と企業との協働」(7/6)報告書
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/pdf/160_r.pdf

●外交フォーラム イン 仙台−麻生外務大臣と語る120分−「日本外交の
 4本柱」開催報告(6/10)

6月10日(日)、仙台市(仙台国際センター)にて「外交フォーラム イン
 仙台―麻生外務大臣と語る120分―」が開催されました。

900名を超える参加者を前に、まず麻生太郎外務大臣が日本の外交を支え
る4つの柱について、具体的な例を交えながら基調講演を行いました。
特に今回は、自らの持てる技能を活かし、長年海外での支援活動に携わっ
てこられた方々を通じて、いわば新しい日本人の自画像を紹介しました。
その後、会場に集まった参加者の皆様との間で、活発な質疑応答が行われ
ました。

麻生外務大臣の基調講演の動画、基調講演のスライドや関連写真は、次の
ウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/gaikoforum/200706sendai/index.html

基調講演用スライドには、「待つ」から「作る」平和へ、そして
アフガニスタンの武装解除やイラクの給水車などに言及されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/gaikoforum/200706sendai/slide.html

【3】平和構築関連の情報・資料

●国際開発ジャーナル・「平和構築」を担う人材のキャリアパス

国際開発ジャーナル8月号は、「平和構築」を担う人材のキャリアパス
を特集しています。
「紛争地や紛争終結地で復興支援などに取り組む仕事が注目を集めてい
ます。しかし、マニュアルもないこの分野でどうやってキャリアを築い
ていけばいいのでしょうか。NGO、国連、援助機関関係者などの声から、
『平和構築』を担う人材像に迫ります。」
http://www.idj.co.jp/books/index_j.html

●平和構築委員会、初の年次報告書が採択

国連平和構築委員会の組織委員会公式会合において7月16日、初の年次
報告書が採択されました。
http://www.un.org/News/Press/docs/2007/pbc19.doc.htm

また、シエラレオネの平和構築について平和構築委員会での議論を踏まえ、
「平和構築イニシャティブ」のポータルサイトが立ち上げられました。
http://www.peacebuildinginitiative.org/

これは、ハーバード大学の人道政策・紛争研究プログラム(HPCR)とNPO
「HPCRインターナショナル」が共同開発し、スイス政府が助成して立ち上
げられた「シエラレオネ・パイロット・ポータル」プロジェクト。
シエラレオネの平和構築に関し、平和構築委員会で議論した4つの優先分
野に関する多数の資料を検索し、アクセスできるようになっています。

●JICA留学生セミナー(沖縄の戦後復興と平和構築)ワークショップ参加
 者募集(8/6締切)

日本に留学しているアジアや南米・アフリカの学生(15名) がJICA留学生
セミナーのため来沖します。NPO法人沖縄平和協力センター(OPAC)では、
セミナーの一環で 合宿ワークショップを実施するにあたり、参加者を募集
しています。留学生と共に紛争解決の視点から見た平和構築について、ワ
ークショップを通して学びませんか?青い空と海に囲まれ、沖縄の美しい
ビーチに隣接する会場で、平和の作り方を一緒に考えましょう。
皆様のご参加をお待ちしております。

日時:8月18日(土)〜19日(日)1泊2日
場所:サンセット美浜(北谷町)
http://www.koukyouyado-okinawa.jp/06/index.html
参加費:1,700円(1泊分の宿泊・朝食付き)
使用言語:英語(研修はすべて英語で行いますのでご注意ください)
募集人数:10〜12名
対象者:大学生及び一般、宿泊を含め全日程参加できることが参加条件
申込締切:8月6日(月)
申込方法:所定の申込用紙に記入の上、担当者までご連絡頂けたら
e-mail、FAXまたは郵送にて申込用紙をお送りします。
申込み及びお問い合わせ: 
NPO法人沖縄平和協力センター 担当(仲泊)
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-15-9アルテビルディング那覇3F
TEL    098-866-4635   FAX    098-866-4638  
Email   naka@opac.or.jp

ワークショップに関する詳細は、次のウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.opac.or.jp/

●世界銀行・連続講義「グローバル・イシューズ・セミナー・シリーズ」

世界銀行では世界各地の大学院に対してテレビ会議で連続講義「グローバ
ル・イシューズ・セミナー・シリーズ」を提供しています。今年4月から
6月まで全11回の講義には、日本から広島大学、神戸大学、名古屋大学、
東京大学、早稲田大学が参加しました。

全11回のスケジュール、毎回の講義・討論の録画、講師略歴、参考文献が
以下のウェブサイトに掲載されています。
http://go.worldbank.org/LZC26EKGB0

「紛争と開発」セミナーでは、 世界銀行・社会開発局紛争予防復興ユニ
ット上級社会開発専門家の黒田和秀さんがメインスピーカーを務めました。
http://go.worldbank.org/NAQJAXUNC0

●政府開発援助等に関する調査報告(中間報告)

参議院政府開発援助等に関する特別委員会による
「政府開発援助等に関する調査報告(中間報告)」(平成19年6月)がウェ
ブサイトに掲載されました。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_column/oda_070613.pdf

広島大学平和科学研究センター助教授 篠田英朗氏と国連大学上級副
学長 ラメッシュ・タクール氏の参考人質疑(2月27日)の議事録「平和構
築における我が国ODAの果たすべき役割と課題」も掲載されています。

●ミレニアム開発目標(MDGs)ロゴ発表

世界の貧困人口の半減など国連「ミレニアム開発目標(MDGs)」を訴える
ロゴマークを、NGO「ほっとけない世界のまずしさ」が、来年7月の洞爺
湖サミットに向けて作成しました。8月7日までの「MDGs啓発キャンペー
ン月間」では、シンポジウムや報告会などの開催が予定されています。

イベントに関する詳細は、次のウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.hottokenai.jp

●国連フォーラム・平和構築関連国連職員インタビュー

国連フォーラムの「国連職員NOW!」では、平和構築関連の国連職員に
最近行ったインタビューを掲載しています。

○原田宗彦さん
国連平和維持活動局(DPKO)コソボ担当

原田さんは、JPOとして国連訓練調査研修所(UNITAR)ジュネーブ本部で
務められた後、国連東ティモール支援ミッション(UNMISET)にて長谷川
事務総長特別副代表(当時)特別補佐官、コソボ暫定行政ミッション
(UNMIK)では官房長室政務官を歴任。昨年より、NYのDPKO本部に異動
され、コソボ・デスク・オフィサーを担当。
http://www.unforum.org/unstaff/45.html

○平林国彦さん
国連児童基金(UNICEF)東京事務所副代表

「価値ある仕事をしたい」という想いを軸に、心臓外科医から国際保健協
力分野に転身された平林さん。
「結果とは、予防接種を受けた人の数ではなく、何人の命を救うことがで
きたかではかるべき」と、現在は東京で世界の子どもたちのために精力的
に政策提言を行っておられます。
http://www.unforum.org/unstaff/46.html

●朝日新聞社説・「紛争後の支援―『平和構築隊』をつくろう」

7月29日の朝日新聞の社説「紛争後の支援―「平和構築隊」をつくろう」
では、東ティモールで活躍する日本人UNVやPKO活動、平和構築分野の
人材育成事業について取り上げています。
http://www.asahi.com/paper/editorial20070729.html#syasetu2

●独立選挙監視団・タイ国民投票監視ミッション参加者募集

独立選挙監視団では、市民の市民による選挙監視団体が選挙監視要員を
募集しています。今回のタイ国民投票は、昨年の無血クーデターの後で組
織された暫定政権が制定した憲法の信任投票です。選挙が本当に民主的
かどうか見てみようではありませんか。選挙監視が初めての方にも、基本的
なノウハウは全部お教えします。多くの方からのご応募をお待ちしています。

日時: 8月15日(水)現地集合〜8月21日(火)解散
費用: 480USドル
問い合わせ:thai@jaelinc.com

応募方法や派遣に関する詳細は、次のウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.jaelinc.com

なお、「東ティモール選挙報告」をHPに同時掲載しています。

●東京財団・国連研究プロジェクト「国連ウォッチング」創刊

東京財団の国連研究プロジェクト(リーダー:北岡伸一主任研究員)では、
「国連ウォッチング」を7月24日に創刊しました。
平和構築関連の記事も紹介しています。
http://www.tkfd.or.jp/research/project.php?id=18

創刊号の目次は次の通りです。

-「東ティモール選挙監視団の派遣」
小沢俊朗(内閣府国際平和協力本部事務局長)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=69

-「安保理の店子、大家を掣肘す ―安保理作業方法ハンドブック誕生記」
松浦博司(外務省経済局経済統合体課長)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=70

-読書案内「Edward C. Luck, UN Security Council: Practice and Promise」
(エドワード・ラック著『国連安全保障理事会:実行と約束』)
蓮生郁代(大阪大学大学院国際公共政策研究科客員准教授)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=71

-「国連平和構築委員会の活動と日本―議長国としての役割とは」
星野俊也(国際連合日本政府代表部公使参事官)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=75

●JIIA・平和構築関連分野の研究報告
日本国際問題研究所(JIIA)ウェブサイトでは、平和構築関連分野の研究
成果を掲載しています。

- 平成18年度外務省委託研究「平和構築における諸アクター間の調整」
(稲田 十一/藤重 博美/ 佐渡 紀子)
平和構築における諸アクター間の調整の課題、ポストPKO から中長期的な
開発支援への移行期、治安部門改革(SSR)における諸アクターの活動、主
要ドナー国の調整と平和構築委員会など平和構築分野における諸アクター
間の調整と今後の課題について調査結果がまとめられています。
http://www.jiia.or.jp/indx_research.html

- 平成18年度研究プロジェクト「21世紀の「国つくり」に立ち会って-平
和構築について現場から考える-」 (旭 英昭)
初代駐東ティモール大使を務め、独立後間もない同国における平和構築の
現状を見てこられた筆者が、日本および国際社会、国連による東ティモー
ル支援について、幅広い観点から考察しています。
http://www.jiia.or.jp/indx_research.html

- コラム「PKOに生涯を捧げた軍人の理想と葛藤」(下谷内 奈緒)
1960年代に二人の国連事務総長に軍事顧問として仕え、国際連合の初期の
平和維持活動(PKO)に貢献したインドのインダール・リッキー将軍に生
涯と平和構築が主要課題となった今日の国際社会への示唆について述べて
います。
http://www.jiia.or.jp/column/200707/18-nao_shimoyachi.html

●英ODI・人道システム改革に関する政策ペーパー
Sue Graves, Victoria Wheeler and Ellen Martin,
Lost in translation: Managing coordination and leadership reform
in the humanitarian system, HPG Policy Brief 27, July 2007.

英国開発研究所による本レポートでは、人道支援体制の改革のためのロー
ドマップの必要性、人道調整官の機能の強化、クラスターアプローチの有
用性に関する議論を深めることなどを提案しています。
http://www.odi.org.uk/hpg/papers/hpgbrief27.pdf

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発行:平和構築フォーラム
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http://blog.mag2.com/m/log/0000203690/
ご意見・ご質問は、本フォーラム事務局(上杉)までご連絡ください。
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