秋葉原特許バトル(特許の世界の歩き方)

秋葉原特許バトル★職務発明の行方(六本木ヒルズのJ-WAVEから)

★ メルマガの購読・解除はこちら
 http://tinyurl.com/o37ds                       
=======[まぐまぐ殿堂入り 読者数1万人の特許メルマガ]==


★ 秋葉原特許バトル(特許の世界の歩き方)[77号]★

  15秒で読める知的財産のワンポイントをあなたにお届けします

                2013年6月27日(木)発行


■ 独立開業してから

こんにちは。ひろぽんです。
金なし、コネなし、顧客なしで知的財産の世界で独立してから、
かれこれ10年目に入ります。

独立してぐんぐん業績が伸びた時期もありますし、
おもいっきり赤字を重ねた期間もあります。

「ぶっちゃけ、独立してどうよ?」

気になる点を本音モードであなたにこれから伝えます。



■ J-WAVEに行ってきました

FMラジオ局のJ-WAVEから番組出演要請があり、
六本木ヒルズのスタジオに行ってきました。

放送は6月24日(月)の20時50分から21時30分までの間で、
「JAM THE WORLD」の番組に出演しました。

生放送で、職務発明について解説しました。


東京メトロ日比谷線の六本木で下車、
「六本木ヒルズはこちら」の矢印に従って進むと、
外部に出ることなく六本木ヒルズに入ることができます。

33階のスタジオは厳重なゲートでロックされていて、
特別な認証カードがなければ中に入ることができない
仕組みになっています。

スタジオの中は夜中にも関わらず、若いスタッフ達が
働いています。

ガラス張りの放送ルームに入って、番組が開始されます。



=======================
★ ダイヤモンド社から、好評発売中です。
『社長、商標登録はお済みですか?』
  ↓   ↓
http://tinyurl.com/cq63vu5
=======================


J-WAVEでは以前も職務発明について番組で取り上げたことがあって、
そのときは青色LEDを発明した中村教授に出演して頂いたそうです。

中村教授のときは、東京地裁が青色LEDの発明の対価の額を200億円
と認定して、世間が騒然となりました。

最終的には東京高裁で和解により裁判は決着しましたので、東京地裁の
認定した200億円の件は、判決としては確定しませんでした。
(当時、遅延損害金も含めて約8億円程度の和解となりました)


今回私がJ-WAVEに出演したのは、この職務発明を見直そうとする
動きが持ち上がっているからです。

「これまで発明者である従業員に特許を得る権利を認めてきた
特許制度の仕組みから、
特許を得る権利を最初から会社に与える制度に改めて欲しい」、

という産業界からの強い要請があます。

その要請が内閣を動かそうとする動きに発展してきているという
背景があるのです。


現在の特許法では、会社で従業員が業務と直接関係のある発明を行った場合は、
特許を得る権利は従業員側にあることになっています。

そしてその発明を会社に譲渡した場合には、会社は従業員に対価を支払わ
なければならないことが規定されています。


これに対し、最初に従業員に特許を得る権利を与えるのではなく、
会社に特許を得る権利を最初から与えて欲しい、というのが産業界からの
要請です。

発明者は、いわば「生みの親」です。
これに対し、発明者以外の従業員や会社は「育ての親」です。

特許発明品が市場に出るのは、工場、品質管理、物流、営業部門の方々の
努力があってこそ、です。

「生みの親」には何億円というお金が行く場合があるのに対して、
「育ての親」にはそのお金が全然回らないことになります。

また企業は、発明者からの突然の訴訟を起こされるかもしれないという、
不透明感をずっと負担しなければならないという問題点もありました。


特許を得る権利を最初から会社のものにしてしまえば、
会社にとっての不意打ち的な訴訟はなくなります。


・・・けれども、会社に最初から特許を得る権利を渡してしまうことを
法律で定めてしまうと、もしかすると発明者は、苦労して発明をしようとは
しなくなるかも知れません。

もし発明者が発明を行う意欲を失ったらどうなるでしょう?

新製品が生まれなくなり、巡り巡って、将来困るのは会社側になります。

現行通り、従業員に特許を得る権利を帰属させる場合でも、
特許法の改正により、会社に特許を得る権利を帰属させる場合でも、

従業員が自発的に発明を行おうとする環境を整えず、
従業員を大切にしない会社に未来はない、と私は考えています。


発明を行う環境の整備に関連して、従業員がした発明を大切にする制度の
透明性の確保や、対価・報酬額の業界標準の構築等といった、将来に向けて、
全体を見通すことのできる施策が必要になると思います。


J-WAVEの番組の中で、野中ナビゲーターから、
「本当にそんなことは可能でしょうか?」、という鋭い突っ込みを頂きました。

可能かどうか、というステージではなく、
日本国として取り組んでいかなければならない課題である、と私は思います。




J-WAVEの情報はこちらから。
 ↓  ↓
https://www.facebook.com/shyouhyoutouroku.book




=================================

■ まぐまぐで殿堂入りしました♪

特許、商標などの知的財産のメルマガ「秋葉原特許バトル」が
まぐまぐで殿堂入りとなりました。

こちらから確認してみてくださいね♪
 ↓   ↓
http://www.mag2.com/m/0000193650.html

=================================

■ 編集:ひろぽん

■ 発行:平野 泰弘

〒101-0032
東京都中央区日本橋本町4-14-2
第2カワイビル3階
電話03-6667-0247

■ 商標登録
http://riskzero.fareastpatent.com/


■ E-MAIL:healinghiron☆chizaipatent.com
☆をアットマークにして下さい。


お気軽にメール下さい。できる限りお返事します。

■ 意匠登録センター
http://designtouroku.com/


■ 転送、紹介はご自由にどうぞ。
■ 購読解除はこちらからどうぞ。
  http://www.mag2.com/m/0000193650.html

=================================

秋葉原特許バトル(特許の世界の歩き方)

発行周期: 隔週刊 最新号:  2018/11/26 部数:  7,536部

ついでに読みたい

秋葉原特許バトル(特許の世界の歩き方)

発行周期:  隔週刊 最新号:  2018/11/26 部数:  7,536部

他のメルマガを読む