放浪記編集後記

黄昏後悔記 Vol.226

カテゴリー: 2018年11月22日
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■□■  黄昏後悔記
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★★★エスプリの効いた絶妙の変則川柳★★★

長い人生の中で我々世代の立ち位置を確認すれば、間違いなく「黄昏時」。
黄昏時と呼ぶのは淋しいと言う人もおられます。しかし、黄昏時こそ何の
しがらみもなく自分自身の人生を謳歌できる黄金期。
こんな黄昏時の悲喜こもごもを「黄昏後悔記」と称して配信させていただきます。
皆様にご愛読いただき、チョットした気分転換にでもなれば望外の喜びです。

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▲▲▲▲▲▲ 黄昏後悔記226回配信 ▲▲▲▲▲▲
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10月末、ふと思い立って閉山間近の上高地に行った。

23時新宿発の夜行バス。

上高地着は朝6時前。

上高地に初めて行ったのは大学時代の前期試験休み。

時は同じく10月末。

穂高、槍ヶ岳に登ろうと同級生5人で食料、テント持参。

それまで山なんか登ったことなかったのだから無謀と言えば無謀。

まず驚いたのが釜トンネル。

トンネルの幅はバス1台がやっと通れるほどの狭さ。

サイドミラーとトンネル壁との距離は10センチ
。
そこをミラーを擦ることもなく通り抜けるバスの運転手の技量に驚嘆。

しかし、そんな懐かしい釜トンネルも様相一変。

綺麗に整備され、悠々の2車線。

上高地バスセンターまで行かずに大正池で下車。

50年前は立枯れの木々が池の中に林立していたが、今はそれも数えるほど。

何となく淋しい。

その変わりと言うのも変だが、大正池から穂高を臨む場所には三脚が林立。

早朝6時前なのに写真を撮る人々で満員。

そこから小一時間歩くとバスセンター。

昔はバスの待合小屋くらいしかなかったが、今は観光案内所とかお土産屋とか
の大きな建物が出来ていた。

50年前、河童橋から見た穂高は雪化粧。

初めて見る3000メートル級の山々に感動。

今回見た穂高には雪こそ無かなったが、姿形は同じはず。

しかし、昔のあの感動は蘇ってこなかった。

見ている景色は同じはずなのに、自分自身の感性が鈍くなっているのかも。

人間の感性は色んなモノを経験すればするほど感度が鈍くなる。

昔の純粋無垢な感性に戻りたいが、色んなことを知り過ぎてしまった。


  ♪♪ 白紙の感性 今いずこ
      嘆くオヤジは 古希過ぎて
       描くキャンバス セピア色 ♪♪


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ヒマラヤの8000メートル級の山々を見てしまったからな~

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放浪記編集後記

発行周期: 隔週木曜日 最新号:  2019/02/14 部数:  92部

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