1万人を虜にする魅惑のトーク術

駆け引きや押し付けで見つかるのはニセの愛で、本当の自分が見つけるのが本当の愛


カテゴリー: 2018年09月24日
今回のテーマ 

★駆け引きや押し付けで見つかるのはニセの愛で、本当の自分が見つけるのが本当の愛

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    「1万人を虜にする魅惑のトーク術」 
第542号
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こんにちは。上村です。

今回もメルマガをよろしくお願いします。




僕が中学生時代の話です。


何をしたのか知りませんが、クラスメートの一人が、教師に呼び出されました。


叱られたのですね。


その際に、剣道の「竹刀」で叩かれたらしい。


当時は、学校での体罰は結構ありました。


学校によって違いもあると思いますが、僕の通っていたところはそうだったのです。


先生から竹刀で叩かれた生徒は、実は剣道部員。


後で教室に戻ってきた彼は、このことについて話し始めました。


「先生が竹刀で叩いてきたけど、あんなものすぐにかわすことができたよ。
よっぽどそうしてやろうと思ったけどね」


確かに剣道部員の彼からすれば、にわか剣術など余裕で避けることができたでしょう。


でもそうすることもできず、黙って叩かれたのです。


よく考えてみると、彼は非常に悔しかったかもしれません。


笑っていましたが、彼は剣道部員。


それが、ヘナチョコ剣術の前に敗れたのですから。


もちろん実際の試合で負けたわけではなく、あくまで力関係上のこと。



しかし、悔しさと同時に、その教師を心の中で馬鹿にしたかもしれません。


ロクに操れない竹刀で、剣道部員に向かってきたのです。


決して反撃されない安心感もあったかもしれません。


しかし、そんな姑息な方法に対して、彼が馬鹿にする気持ちを持ったとしても不思議ではありません。


僕は、その話を聞いて少しがっかりしたことを覚えています。


その教師は、普段は結構穏やかで、まさか竹刀で生徒を叩くような感じには見えなかったからです。


もちろん学校の先生が、悪いことをした生徒に注意するのは当然でしょう。


彼は、何か注意されるようなことをしたのでしょう。


しかし、注意は体罰などしなくてもできること。


まして竹刀まで使うとは。


もちろん、素手であろうが竹刀であろうが、体罰自体がよくないのは当然です。


そんなことで、心から反省する生徒は皆無といっていい。


さっきのクラスメートも、先生に対し腹立たしさと馬鹿にする気持ちを、強く持ったのです。



ところで、ここで書きたいのは教育問題のことではなく、「人はどんな時に反省するか」ということです。


それは言う間でもなく、「自分が悪いと思った時」ですね。


「悪いと思え」などという言葉や、ましてや体罰でそんな風に思うわけではありません。


「叩かれるのは嫌だから悪さはしなくなる」と思うかもしれませんが、そんなこともないでしょう。


一時的に収まっても、本質が変わらなければ、また同じことを繰り返すものです。


いくら罰則を強化しても、悪事がなくならないのと同じことです。


では、どうすればなくなるのかというと、もし本当に悪いことをしたとするなら、本人が心から反省することです。


自覚が全てです。


もちろんこれは洗脳とは違います。


洗脳は、相手にこう思わせたいと強制的に仕向けること。


たとえ一時的に洗脳できたとしても、そんなものは何かのきっかけであっという間に解けてしまうでしょう。


熱狂が長く続かないのと同じことですね。


自分で納得していないことを、心の底から信じるわけにいかないからです。


人間関係も同じことですし、恋愛も同じだと思います。


信頼関係のないところでは、何をしてもどうにもならない。



追いかけると逃げるのはなせか?


自分から何かを奪おうとしている人から逃げたいのは、誰でもそうだからです。


「自分は愛しているから追いかけるんだ」と言う人もいるかもしれませんが、愛情の発揮はしつこくしなくてもできることです。


しつこくしても、別に相手のためにはなっていません。 



話を戻して、さっきの教師の例で考えてみると、教師としての役割を果たそうとしているのはいいにしても、その方法が間違っていたのです。


つまり、力技で一時的に相手を反省させようとしたことです。


しかしそんなことをされたら、反省よりも屈辱感の方が強くなります。

あるいは恐怖心が強くなるでしょう。


もし本当に生徒に反省してもらおうとするなら、どんなに時間がかかっても辛抱強く伝えるようにするでしょう。 


竹刀で叩くのは一瞬で終わってある意味簡単ですが、そんな簡単なことをしても何も変わらないところが、かえって問題がややこしくなるものです。



「説明したけど結局わかってもらえなかった」

という場合もあるでしょうが、そもそも一回注意しただけで人が変わるならこんな簡単なことはありません。


価値あることは、もっと難しいものです。


威厳を見せようとか、すごい人だと思わせようとか、一目置かれようとか、そんなおかしなことを考えていると、安易な方法をとってしまいがちになります。


これと同じように、愛情に関することもそんな簡単に答えを出すわけにはいきません。


愛情も、まさに「自覚」だからです。


もし本当にその関係が大切であるなら、早急に答えを出そうとはせず、しっかり向き合おうとしていくはず。


それは根気や辛抱が必要ですが、そういった困難も愛情があれば乗り越えていけるものだと考えます。



愛情には「二つの側面」があると思うのですね。


一つはもちろん、お互いが付き合うことで喜びを感じることです。

そしてもう一つは、違いや困難を乗り越えていくこと。


前者の方はある意味簡単ですが、後者は非常に難しいです。


よほどしっかりした愛情がないと、こういうわけにはいかないでしょう。


したがって困難が起こった時こそ、愛情が試されると思って間違いありません。


これは何も恋愛だけの話をしてるのではなく、人間同士の関係で全てがそうだと思います。


もっと言えば人生自体がそうですね。


順調に進んでいる時ではなく、逆境の時こそ、本当の自分が試されます。


別の言い方をすれば、逆境にならなければ、本当の自分に目覚めることもないということです。


「逆境に感謝する」というのは、もちろん難しいことでしょう。

しかし、逆境は立ちはだかってるのではなく、実は長い目で見れば自分の背中を押してくれていると思うのですね。


逆風は、一時的には前から吹いてきますが、ある時必ず方向が変わって、自分の背中を押すようになります。


それを心の底から信じることができれば、必ず全ての状況を好転させていくことが出来るでしょう。


うまくいかない人ほど、「無駄な武器」に頼ろうとするもの。


さっきの教師が、竹刀に頼ったのと同じことです。


それは、全く無意味です。


真の愛情が欠けているからです。


「武器よさらば」と心の底で決意すれば、本当に必要なものがわかってきます。


駆け引きや押し付けではなく、「本当に必要なもの」がです。


その自覚が、状況を好転させていくでしょう。




今回のまとめ
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駆け引きや、姑息なことをしても、問題はややこしくなるだけ。

時間がかかることを恐れなくなれば、本当に必要なことが見えてくるでしょう。
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発行人氏名      上村 英明  
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