左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第533号「新年特別号―2018年の左利き回顧」

カテゴリー: 2019年01月05日
(少し遅くなりましたが、)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 明けましておめでとうございます。

 今年も一年よろしくお願い致します。

 m(__)m



 はやいもので
 なんだかんだで、
 今年で足掛け15年になります。

 「石の上にも3年」といいますが、
 その5倍です。

 (なんのこっちゃ!)


 悲しいかな、相も変わらず、さほど進歩は見られませんが、
 とにもかくにも続けることに意義あり!
 と思っています。

 そのうち何かいいことが起きるのでは……、
 という気持ちでおります。


 かわらずお付き合いのほどを。


 レフティやすお

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン
><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><
 右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして 
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第533号(No.533) 2018/1/5
「新年特別号―2018年の左利き回顧」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------------------------------------------------------------ 
 新年特別号― 2018年の左利き回顧
------------------------------------------------------------ 
 
 本年一回目の配信ということで、
  2018年の左利き回顧から始めましょう。


┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓

 新年特別号― 2018年の左利き回顧

  左利きの歴史50年

┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛


 ●2018年の回顧(1)日本左利き協会

昨年2018年の「左利き界(?)」の動きについて
振り返っておきましょう。

私の考える、日本における昨年最大の左利きのトピックは、
「日本左利き協会」の誕生でしょう。

8月13日の「国際左利きの日」を前に
プレオープンしたサイトも
月一程度の更新が続いているようで、
うれしいかぎりです。

日本左利き協会公式サイト
http://lefthandedlife.net/ 

「左利きQ&A」「左利き便利帳」
「左利き筆法」も紹介されました。


日本では、ネット中心の展開だった
「ジャパン・サウスポー・クラブ」以来の
まとまった左利き全般に関する会を目指しているようです。

ジャンル別では、レフティ・ゴルファーの会があります。

*参照:
日本レフティゴルフ協会
http://leftygolf.jp/


そういうものとは違って、「日本左利き協会」は、
「左利き(及び利き手)の問題全般について考える会」
というところでしょう。

個人の力に頼ると、長く続けるのは難しいでしょうけれど、
ぜひ多くの参加者を得て続けていってほしい、と思います。



 ●2018年の回顧(2)左手書き・左利き用ペン字ドリル

二つ目としては、このメルマガでもブログでも書きましたが、

岡田崇花先生の
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』
(ブティック社・ブティックムック 2018/10/18)
http://www.amazon.co.jp/dp/483477547X/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

が出ました。


*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』
2018.10.24 
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』10月18日発売
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/10/1018-109b.html

2018.11.26 
岡田崇花先生リベンジなる!
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』を買う
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/11/post-161b.html


岡田先生は、14年前に別の出版社から編集者のアイデアで、
右用の練習帳の左右のページを入れ替えただけの練習帳を
出していました。

肝心の個々の練習スペースは、右用のままだったので、
左手書き・左利き用のものにはなっていなかったのです。

本が出てから左利きの人からの指摘もあり、
欠陥に気付いた、という状況だったようです。

「左手書き・左利きの人のために」という思いは
よかったのですけれど……。


そういう失敗があっての、今回だと思うのです。

実際、右側に「お手本」、
順に左へ「なぞる」「十字罫線のみ」「空白」マスという並びで、
左手で書くのに都合のいい書き込み練習ドリルになっています。

十年以上も忘れることなく、
こういう本を実現していただいたことは、
非常にうれしい出来事でした。



 ●2018年回顧(3)左利きグッズ付き『左利きの本』

宝島社から、
『左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】』e-MOOK 2018/8/31
http://www.amazon.co.jp/dp/4800287693/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

という本(?)が出ました。

*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』
2018.8.26 
宝島社から『左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】』
8月31日発売
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/08/831-da16.html

2018.9.11 
宝島社『左利きの本【左利き専用メジャー&定規つき】』
買いました
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/09/post-c967.html


これも実は、何年も前に、
こういう企画がある、という話を聞いていました。

その後の情報で、今回の編集者さんは、
若い女性で、他の編集者さんからアイデアのヒントをもらって、
制作に入ったということのようです。


 《そもそも“左利き”にフォーカスした本を作ろう
  と思ったきっかけは、
  モノ雑誌の編集長から
  「最近、左利き用グッズでオシャレなものが増えているから
   ムック本を作ってみたら?」と声をかけられ、
  企画がスタートしたとか。

  (略)

  倉田さんによると、左利きの人におこなったヒアリングでも、
  刃物や定規が使いづらいという声が多かったと言います。
  そんな声が反映された
  「e-MOOK 左利きの本 左利き専用メジャー&定規つき!」
  の付録。
  倉田さんは
  「定規は平行の線が引きやすい工夫をしています。
   メジャーはデザイン関係の方、
   手芸やDIYをされる方に喜んでいただいている」
  と、本や付録の反響を実感しているようです。
  そして最後に、
  「右利きの世界で生きている左利きのみなさんに、
   少しでもストレスなく
   過ごしていただける瞬間を作れたらうれしい」
  と話していました。》


*参照:
TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」で、
「左利きあるある」を紹介
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12199-114957/


企画としては面白いと思います。

ぜひ、第2弾を! と期待しています。

私の希望は、ベルト(バックルが上下非対称の場合、
 巻き方が逆になるので、上下逆立ちしてしまう)とか。
女性なら、ヘアの髪どめのようなものも同じですよね。



 ●2018年回顧(4)ALH50周年

4番目は、イギリスの左利き用品専門店(今ではネット専門)の
「エニシング・レフトハンデッド(ALH)」が、
オープンから50周年を迎えたというニュースですね。


日本でも海外でも、結構一時期、こういう専門店が誕生した
というニュースを聞いたことがあります。

しかし、どこも続かないケースが多く、
短期で閉店に追い込まれるようです。

いくつか連絡を取ろうとしたお店もありましたが、
みなあて先不明で帰ってきていました。

なにしろ、消耗品ならリピーターがつかめれば、
継続してゆくこともできます。


たとえばハサミなどプロでもない限り、
一度買えば、ほぼ一生ものです。

いくら最新型の進化した製品が出たからといって、
次々買い換えるというものでもありません。
まして、二丁も三丁もいりません。

いかに新規の商品開発を続けるといっても、
一通りのものを手に入れれば、そのお客さんは終了です。


次々と新しいお客さんを掴まない限り専門店は成り立ちません。

とはいえ、元々が少数派のお客様を相手にするだけに、
商圏を広げる以外に道がありません。

この辺がニッチと言われる少数派向け商品の限界です。

そういう厳しい条件の中で経営を続けているというのは、
たとえリアル店舗を失ったといっても、
凄いことです。


日本の“左利き用品専門店”菊屋浦上商事さんの場合は、
基本として文房具店という“本業”があります。

その枠の中でちょっとはみ出す形で、
左利きグッズ店を兼ねているというケースで、
うまいと言えばうまい経営方針です。


菊屋浦上商事 神奈川県相模原市 
 オフィス事務用品の販売から修理まで 左利きグッズなど.
http://www.kikuya-net.co.jp/


昨今、一般的な商店やスーパー・ホームセンター等の量販店でも、
分野別にいろんな種類の左手・左利き用品が
少しずつでも置かれるようになってきつつあります。

そういう普及しつつある状況も、
先に挙げた専門店の経営を圧迫する要因の一つでもある
といえるのでしょう。

商品の普及がかえって専門店の存立をおびやかすという、
矛盾した状況です。


そういう状況の中で、トップを突き進む先駆者であり、
旗艦店的な存在であったのが、このALHでした。

その地位は、
左右平等の左利き用品完全普及の日が訪れない限り、
当分脅かされることはないと思われます。



 ●1968年から50年

このALHが開店した1968年は、
日本でも左利きにとっても、
一時代を画する起点となる年だった、と言えるでしょう。

それは、のちに左利き友の会を主宰する
精神科医の箱崎総一先生が、
最初の左利きに関する本を出した年でもあったのです。

『左利きの世界』読売新聞社 (1968)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JA5P5G/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

がそれです。

日本で最初の左利きの人に関する研究書であり、
左利き応援本ではないでしょうか。

その後、色んな人がそれに続くことになるのですが、
左利きに対する忌避感・拒否感・悪者意識を一掃する
最初の一歩だったと思います。

 ・・・

今では左利きに対するイメージはかなり改善されてきました。

特に若い人の間では、天才であるとか、そこまでは行かなくても、
少なくともユニークな考え方のできる人材という地位を
獲得してきたのではないでしょうか。

まあ、そういう意味では、
今日の左利きの社会的地位が定まってきたのは、
アメリカの大統領たちの存在も大きいものがあるのですけれど、

すべては、これら――ALHの経営者たちであり、
箱崎先生とその著書を出版した人たちであり――
といった先人たちの努力のたまものである、と言えるでしょう。


願わくば、私もそのような一人として名を列することができれば、
良いのですけれど……。


------------------------------------------------------------
 ◆更新情報◆ (●印:左利き関連記事)
 ~『レフティやすおのお茶でっせ』~
●2019.01.03 
右用と左用の違い(29)パッケージ編(3)ブルボン
-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第532号
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2019/01/293--hikkii532-.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0b2c1c4eb5a36cdd4709ff2ffc4294ac


【メルマガ「楽しい読書」】
2018.12.31 
私の読書論114-私の年間ベスト2018(前編)リアル系
 ―第238号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/12/114-2018-91e3.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/b9f05df78df564a1d9fa08a596c31168

〈メルマガ「楽しい読書」〉:カテゴリ
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/cat22804639/index.html

 ~レフティやすお @lefty_yasuo ~ (Twitter)
https://twitter.com/lefty_yasuo

〔現在更新停止中〕
 ~『左利きライフ研究家レフティやすおの左組通信ブログ』~
http://lefty-yasuo.blog.jp/
 ~『レフティやすおの作文工房』~ 
https://ameblo.jp/lefty-yasuo/
------------------------------------------------------------
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ●《響きと怒り》「週刊ヒッキイ」読者のお便り
  ↓(あなたのご意見ご感想をお寄せください)↓
  http://form.mag2.com/pochevouph
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ━読者のお便り募集中!━ 読者のお声が聞きたい私です。
 ━お友達にも紹介してね!━ 新しい読者を求める私です。
 ━<左利きムーヴメント>宣言!━ 仲間が欲しい私です。
------------------------------------------------------------
左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii/発行:レフティやすお
 発行『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ 
読者登録解除(配信中止) は、↓から
http://www.mag2.com/m/0000171874.html
または、『レフティやすおのお茶でっせ』のサイドバーで!
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/
ご感想はこのメルマガにご「返信」ください。 
Copyright(c) 2005-2019 by L.YASUO

★レフティやすおのもう一つのメルマガ★
『古典から始める レフティやすおの楽しい読書』~最新号~
https://archives.mag2.com/0000257388/index.html
◆2018(平成30)年12月31日号(No.238)-181231-
「私の読書論114-私の年間ベスト2018(前編)リアル系」
--


左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

発行周期: 月二回(第一・第三土曜日) 最新号:  2019/03/16 部数:  224部

ついでに読みたい

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

発行周期:  月二回(第一・第三土曜日) 最新号:  2019/03/16 部数:  224部

他のメルマガを読む