左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第508号「右用と左用の違い(17)カメラ2」


カテゴリー: 2017年12月16日
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 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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 第508号(No.508) 2017/12/16「【左手・左利き用品を考える】
右用と左用の違い(17) カメラ その2」
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 【左手・左利き用品を考える】 ..第三土曜日発行分掲載
 右用と左用の違い(17) カメラ その2
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 左手・左利き用品における右用との違いについて― 
 過去17回目です。
 
 今回は、私が左利きに目ざめたきっかけともいえる
 カメラについての2回目です。

 ・・・

 左(手/利き)用と右(手/利き)用との違いについて
 勘違いをしていたり、よく理解されていなかったり、
 というケースが少なくなく、
 私のサイトへの訪問者の検索キーワードを見ていますと、
 その類のものが結構あります。

 「○○の右用と左用はどう違うの?」といったものです。

 それぞれの右用と左用の違いを、
 私にわかる範囲で説明していこうと思います。


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 【左手・左利き用品を考える】

  右用と左用の違い(17)

  カメラ その2―左手用カメラの心地よさ

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 ●左手用カメラのフィット感
 
前回は、「ふつうのカメラは右利き用」というお話をしました。

そして、右用でも「慣れたら一緒」という人がいるけれど、

 それはウソだよ、
 本当に自分にあった道具は、「慣れる必要がない」のだよ、

というところまででした。


「なぜそう言えるのか」という説明をしましょう。

それは、
「実際に左手用の道具を使ってみたから」です。


右手用の普通のカメラは、子供の時に家のもの――
父が買ったコンパクト・カメラを使っていました。

その時にどうしても違和感がありました。

なにかしらガラス越しに作業するような印象がありました。


そして、左手用のカメラを使ってみたのです。

結果は、初めて手にした瞬間から、
もう長らく使い込んだ“自分の機械”のような、
自分の身体にピタッとくる
フィットした快感がありました。



 ●初めての左手・左利き用道具

このカメラが、私にとって、
初めて手にした左手・左利き用の道具でした。


実際には、子供の時に、
左利きの級友が持っていた左利き用のグローブを借りたのが
最初です。

でもそれはせいぜい一、二度程度で、
自分の持ち物ではなく、ホンの一時的に借りただけなので、
使用の実感というのは、ほとんど覚えていません。


ですから本当に、“自分のもの”としての左用の道具と言えば、
このカメラでした。



 ●左手用カメラと出会う

右手用の「ふつう」のカメラに違和感を抱いていた私ですが、
ある事情からカメラが欲しいと思うようになりました。

簡単にいえば、母親がガンだと判明し、
余命がいくらもない、と知れ、
自分の手で記念になるものを残したいと思ったからでした。


自分では、カメラの難しいことは分からなかったので、
レンズが交換できる、一眼レフの本格的なカメラを買おう
という気持ちはありませんでした。

(既に父が一眼レフの入門機を持っていました。)

ですから、
いわゆるコンパクト・カメラのなかから選ぶことにしました。

当時は、
ニュー・コンセプト・カメラというジャンルのカメラが
流行っていました。


カメラ情報を探していたら、『週刊プレイボーイ』に
それらのニューコンセプト・カメラが紹介されていました。

来るべきクリスマスに向けての
「ぐぁんばれ、カメラ」というのがそれでした。


そのなかに「京セラ SAMURAIサムライ」がありました。
なんと片手撮りできるというコンセプトです。

ゆえに、右手用だけでなく、

 「左手用も同価格で発売されている」

というのです。


まさに“私のために作られた”ようなカメラだと思いました。


左手用カメラ「京セラ SAMURAI Z2-L」
(3倍ズーム搭載、AFカメラ)

という廉価版のほうを買いました。
約3万円でした。

上級機の「Z-L」は、約5万円だったでしょうか。

大きさもスタイルも同じ、機能が一部制限されているだけです。



 ●左手用カメラを選んだ理由

どうしてこのカメラを選んだのか、
その理由をもう一度復習しておきましょう。


(1)世界初とされる「左手用のカメラ」だったこと
(2)「右手用と同価格」だったこと
(3)実際に手にとると「ピタッと身体にハマった」こと


(1):左利きの人のための、といっても過言ではない、
 「左手用」というコンセプトが魅力的に感じられました。
 まさに“あなたのために作りました”という感じ!

(2):左手用・左利き用の製品は色々あっても、
 右手用・右利き用より、
 割高になっているものが少なくありません。
 ところがこのカメラは、左右平等で同じ価格で販売。

(3):これが一番の決め手ですが、
 カメラ店で、カメラを出してもらい、
 実際に写真を撮るように、
 カメラを構え、シャッターを切ってみると、
 これが本当に初めて手にしたカメラなのか、
 と思うほどの“フィット感”がありました。



 ●すべての操作が左手一本で 

特にこの“フィット感”ですが、
まず、左手でカメラを構える。
次に、左眼でファインダーをのぞく
そして、ズーム(3倍ズーム)を決め、シャッターを切る。


左手の親指と中指以降の3本指でつかむようにカメラ本体を持ち、
左腕を曲げて左眼のまえにファインダーを合わせて構える。

ビデオ・ムービーと同じスタイルで構えることになります。
(もちろん、左右が反転していますけれど。)

この一連の動作がまさに“ピタッとハマる”のです。
 

次に、左手の人差し指でズームのレバーを上げ下げして
構図や位置決めをします。

そして、「これは」と思った時に、
左手の人差し指でシャッター・ボタンを押します。


利き手である左手の指で、これらの画面の「調節」や
「撮るべき“瞬間”の切り取り」ができるのです!

最高じゃないですか!


左手一本で、すべての操作ができます。

右手はカメラに添え、支える手助けをするだけ。



 ●利き手だけで操作できるという事実

でも、考えてみれば、右利きの人たちは、
以前からこの最高の状況をエンジョイしてきたのです。

なんと言うことでしょうか。

こんなことがあっていいのでしょうか?


でもあるんですね。
あったんですね。

そして、それが、悲しいかな、
本当は当り前のことだったのです。



 ●利き手は心につながっている

カメラの構えやシャッターを切る動作を利き手できる、
って実はとても大切なことだったのです。


私たち左利きは、
普段からこういう機会を与えられていなかったので、
「利き手だけで操作できる」
という事実がどれほど素敵なことかを知らずにいたのです。


右も左もある程度使える「中間の人」の場合は、
また違った感覚なのかもしれませんけれど。

これは私の持論なのですが、
私のように、利き手の偏りの度合いが強い人間にとっては、
まさに「利き手は心につながっている」という印象なのです。



 ●利き手で勝負

楽器でも同じです。

たとえば、ギターでも、
弦をいかに巧みに押さえることができたとしても、
それでいい演奏ができるわけではありません。

肝心の音が出なければ、演奏にはなりません。

音を出すのは、弦を弾く手です。


利き手で弦を弾くからこそ、心のこもった演奏ができるのです。


カメラの場合も、
利き手でカメラを絶好の位置に構え、
「この瞬間!」というタイミングでシャッターを切れる。

それがいい写真を撮る秘訣でしょう。


どんなに巧みにピントや絞りを合わせることができても、
肝心のシャッター・ボタンを押さなければ、写真は撮れません。

タイミングを外した写真には価値はありません。


結局、大事なことは、利き手で勝負できるかどうかです。

利き手で肝心な操作ができるのかどうか、という一点です。


結論は、

「左利きは、左利きにあった道具を使え!」

ということになります。


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 さて、一足お先に、となりますが、

 本年最後のメルマガ発行となります。


 今年もお世話になりました。

 色々と至らぬ点もありましたでしょうけれど、
 また来年も御購読のほど、よろしくお願い致します。


 では、よいお年を!


  レフティやすお 

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