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第695話「Googleのマネジメント手法OKR」

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■ 第695話「Googleのマネジメント手法OKR」

 今回はGoogle始め優良企業が採用し、
成果をあげているマネジメント手法「OKR」を紹介します。

OKRとは Objective and Key Resultsの
頭文字をとったもので、目標(Objective)と
主要な結果(Key Results)を意味します。

目標と結果を可視化することによって、
仕事のゴールを明確にし、
全社員一丸となってゴールを目指すマネジメント手法です。

 OKRを開発したのはパソコンの
CPUメーカー・インテル(Intel)創業者の1人
アンディー・グローブ氏で、
GoogleはIntelから教わったそうです。

OKRの原点は、経営の神様ピーター・ドラッカーの手法
「目標と自己統制による管理」が原点だそうで、
具体的な手法は以下の通りです。

 まず目標(Objective)を設定するのですが、
普通と異なるところは100%達成できない目標を掲げます。

100%達成できるような目標では
社員も会社の生産性も向上しない、
60~70%達成できるくらいに設定するのが最適と
言っています。

 そして結果(Key Results)に対する評価指標に、
達成率は使用しないそうです。

理由は、
率を守らせると社員が簡単にできる目標ばかりを設定し、
OKR本来の目的である
高いレベルの目標設定をしなくなるからとのことです。

では評価はどうするのか、
それは達成したい目標の基準を明確に数値化し、
目標に向かって適切に実行されているかどうかを
評価するのだそうです。

よく使われるKPI(Key Performance Indicator)のように、
目標値の達成度を評価する手法とは異なります。

 OKRは会社としての目標を設定したら、
それを達成するため、
各部署、各チーム、各個人別の目標に具体化します。

そうすることによって、
組織と社員一人ひとりの目標を可視化し、
仕事のゴールをはっきりさせます。

結果(Key Results)を設定するに当たっては、
期限と数値目標を明確にすること、
それも客観的に判断できるものにすること、
すなわち「具体的」で「測定可能」で
「不可能ではない目標」に、
「期限を設けること」と説明しています。

 このようなマネジメントが行われると、
「あの人は何をしているのだろう?」といった
疑問もなくなり、
社内の雰囲気が良くなる効果もあるはずと説明しています。

確かに会社の方針が
社員一人ひとりにまでチャレンジできる目標に具体化され、
かつ頑張れば100%達成できなくても評価される、
そんな会社だったら働き甲斐がありそうですね。

追記)
本年も変わらぬご講読ありがとうございました。
次回(第696話)は1月4日(金)にお届けいたします。
引き続きご笑覧くださいますようお願い申し上げます。
来年も皆さまにとって良い年でありますように。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

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