お目々を拝借

第691話「報連相とディジタル化」

◎━━━━━━━━━━◎
   お目々を拝借 
◎━━━━━━━━━━◎

■ 第691話「報連相とディジタル化」

 よく日本の生産性の悪さが話題になります。

例えば日本生産性本部が発表した
「労働生産性の国際比較2017」によりますと、
日本の時間当たりの労働生産性は、
OECD加盟35ヵ国中20位です。

アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスなど
欧米の主要国に劣っています。

かつてトップだった製造業の労働生産性でさえ14位で、
上記5ヵ国のうちイタリアに勝っているだけです。

 労働生産性は自国の人数で計算しますから、
人口が少なく隣国から国境を越えて働きに来る
労働者が多い場合は効率が良いように
表示されるとの指摘もありますが、
上記5ヵ国は人口の多い国です。

日本の場合、製造業が14位で、総合が20位ということは、
非製造業とりわけ事務作業の能率が悪いと想像できます。

 オフィスの労働生産性の悪さの原因は、
ディジタル化の遅れだとの話を聞きました。

もっとも大手ソフト会社の方の話ですから、
いかがなものかと感ずる方が
いらっしゃるかもしれませんが、
下記の話だけは納得できましたので、ご紹介します。

 職場における当たり前のルールとして
「報・連・相」があります。

上記ソフト会社の方いわく、
「報告」は「過去」の話、「連絡」は「現在」の話、
そして「相談」が「未来」の話だ。

日本の企業は終わったことの報告を聞くことが、
上司の最大の仕事だと思っている連中が多い。

過去の話は(ディジタル化していれば)結果だから、
パソコンを覗けば大抵のことは分かる、
現在の状況だって全員がスマホを持っているのだから、
どこにいようと何をしているのか、
だいたいのことは分かるはずだ。

最も必要なことは未来に向かって、
「これからどうしよう」を議論することでしょう・・・と。

 確かに私の知る質の悪い管理職は、
デ~ンと座って部下の勤務状況を見渡し
報告を待っているタイプか、
プレーイングマネジャーと称して
部下のやることまで取り上げ忙しがっているかですね。

労働生産性を上げられない元凶がマネジャーにあることは、
古くから言われていたことですが、
最近のツールを駆使して生産性を上げる工夫を考えないと、
グローバル競争を勝ち抜くことは
出来ないのかも知れません。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

★ スマホ用のホームページを開設しました!
  http://www.e-mk1.net/

☆ メルマガに対する、ご意見・ご感想をお寄せください。   
  mk.pv@r8.dion.ne.jp まで    

============================================================
 本メールマガジンの記事を許可なく転載することはご遠慮下さい。
 Copyright (C) 2018「お目々を拝借」 All rights reserved.
============================================================

お目々を拝借

発行周期: 週刊 最新号:  2018/12/07 部数:  68部

ついでに読みたい

お目々を拝借

発行周期:  週刊 最新号:  2018/12/07 部数:  68部

他のメルマガを読む