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第684話「管理職ではなくゼネラリストに」

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■ 第684話「管理職ではなくゼネラリストに」

 最近は管理職になることが嫌われ、
専門職を選ぶ若者が多いそうです。

最大の理由が転職のとき、
強みをはっきりと表現できる専門職の方が
有利だとのことです。

確かに大会社でも倒産する、外国の会社に買収される、
そんな時代には転職を意識していなければならないことも
事実です。

 今回は、コミュニケーション・コンサルタント、
辻口寛一さんの記事からです。

辻口さんは時代が要請しているのは管理職ではなく、
「ゼネラリスト」ではないかと指摘しています。

英語で専門家はスペシャリスト、
その反対語がゼネラリストで、
多方面の知識・技術をもつ人などと説明されています。

となると「知識や能力を、浅く広く持つ人」と
解釈されがちですが、
それは本質をついていませんと辻口さんは言います。

 辻口さんはゼネラリストのことを
「幅広い意見・知識・能力などを、
まとめ上げる(=統合する)ことができる人」と
定義しています。

多くの局面で求められることは
状況にあわせてまとめ上げる、
そのような「統合力」ではないかと指摘しています。

 統合力の解説として辻口さんは
自動車の利用を例に挙げています。

自動車は便利な乗り物だが、
大気汚染や交通事故などのリスクがある。

そこで排ガス規制や交通法規を作る。

それでも発生するリスクを容認することによって、
利便性を享受する。

このようにリスクと利便性を統合することで、
自動車の利用は成り立っている。

ビジネスの世界も同じで、
新しいことをやろうとすれば当然リスクが存在する。

リスクを聞いただけでしり込みするのは、
統合力の欠如だと言っています。

 では統合力をどのようにして身に付けていけば
良いのでしょう。

それは「専門家になる」のではなく、
「専門家から、話が聞けるようになる」だそうです。

ただ何もなくて専門家の話を理解することは出来ません。

辻口さんは「入門書5冊の法則」を唱え、
予備知識を得たうえで
専門家の話を聞きなさいと言っています。

「割り切る」のではなく、
「まとめ上げる」ことを意識することが重要、
幅広い分野の専門家の話を臆せず聞けるようになること、
それが統合力を高めるポイントだと結論付けています。

管理職のみなさん、
ただの管理の仕事だけに甘んじることなく、
真のゼネラリストを目指しましょう。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

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