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第669話「ディジタル未来の活かし方」

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■ 第669話「ディジタル未来の活かし方」

 今回は、マサチューセッツ工科大学の
アンドリュー・マカフィー博士と
エリック・ブリニョルフソン教授が説く
「ディジタル未来の活かし方」です。

 1つ目、彼らは「機械(マシン)」と表現していますが、
近年飛躍的に能力を伸ばしている
コンピュータとの付き合い方について、
中学校の女子サッカー部のコーチを例に挙げて
説明しています。

試合に勝つことが重要な要素ではなく、
目標に向け仲間と共に練習に励み、
スポーツを通じて人間形成に努めることが重要であろう。

このように考えたときAI(人工知能)コーチが、
目的に合ったキャプテンを選んだり、
問題のある生徒をうまく導いたりできるだろうか。

意思決定や判断、予測、診断などは
マシンに任せられるとしても、
マシンの決定を必要に応じて説明し、
説得するのが人間の仕事になるだろう。

すなわち、人間とマシンの新しい組み合わせに
留意することが重要だと説明しています。

 2つ目は「プラットフォーム」、
情報交換の場の出現を取り上げています。

例えば、Uberは自動車配車サービス会社で、
一般の人が空き時間と自家用車を使って
他人を運ぶ仕組みを構築しました。

Uberは車を1台も持っていないのに、
世界最大のタクシー会社です。

一方Airbnbは、部屋を貸したい人と借りたい人を
マッチングするサイトです。

Uberは従来のタクシー会社を直撃していますが、
ホテルはAirbnbの影響を受けていないそうです。

理由は、都市内の移動ならどちらでもよいが、
宿泊となると低予算でローカル色を味わいたい人と、
ビジネスマンとでは行動が異なるからとか。

言い換えれば、旅館業のように差別化の要素が多い業界は、
プラットフォームの影響を受けにくいと説明しています。

 最後の3つ目が「クラウド」。

クラウドとは群衆(crowd)という意味ですが、
世の中の知識や情報を簡単に集めることが
出来るようになった。

これまで国や企業が長年培ってきた専門知識、仕組、
能力など、かつては時間をかけて蓄積していたものが、
今では瞬時に世界中から集められるようになった。

結果として専門家も安泰ではなく、
知識やスキルのアップデートを怠ると、
一瞬にしてクラウドに追い抜かれる時代になったと
指摘しています。

 人に置き換わるのではないかと心配するのではなく、
マシンの得意領域をうまく利用すれば
恐れることはないとの結論のようです。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

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