お目々を拝借

第668話「OKRを使って優れた製品を開発する」

◎━━━━━━━━━━◎
   お目々を拝借 
◎━━━━━━━━━━◎

■ 第668話「OKRを使って優れた製品を開発する」

 消費者が価値を認め、使い方を理解し、
胸躍らせ、お金を払ってくれる、
そんな製品開発は簡単ではありません。

そこで三人寄れば文殊の知恵、
個人に出来ないことでもチームなら可能性があるだろうと、
多くの場合チームを組んで事に当たります。

しかし、いろいろな考えを持った人が集まって、
優れた製品を開発するには、
チームの全員が常にゴールを目指し、
努力することが出来る仕組(システム)が必要になります。

 今回は、このようなシステムに最適なのが
「OKR(Objective Key Results)」だと唱えている、
クリスティーナ・ウッドキーさんの主張です。

まず、実現したいことをやり遂げるのが難しい理由を、
ウッドキーさんは以下のように分析しています。

1つ、ゴールに優先順位を付けていない
2つ、熱意をもってゴールを伝えていない
3つ、やり遂げるためのプランがない
4つ、繰り返さずにやめてしまう

 上記のようなことに陥らないため、
「O(目標)」は定性的なものを1つ、
「KR(主な結果)」は定量的なものを3つ決めるそうです。

そして、「O」の良い例として「〇〇地区で、
法人向けコーヒーの市場を勝ち取る」、
悪い例として「売上高30%増」を挙げています。

 次に「KR」は、「O」で設定した感覚的な言葉を
定量化するべきと述べています。

例えば「40%のユーザーが1週間に2回(コーヒー豆を)
買いに来る」というように数値で表すべきと。

ウッドキーさんは、達成できる確率1/2くらいの数値に
設定するのが良いとも述べています。

 OKRの内容は一定期間(例えば四半期)
変えてはいけないとも言っています。

途中で変えるとフォーカスがあいまいになり、
チーム員にOKRを取組まなくても良いという
印象を与えるからだそうです。

さらに、
一定期間ごとに設定するゴールが多すぎるのはダメで、
ゴールは1つに絞らなければならない。

OKRは部門を超えたチームを統合するためのものだから、
目標に数値を入れてはいけない、
チーム員を鼓舞するものでなければならないと
念を押しています。

 リーダーがビジョンを示し、
その具現化のため具体的な目標を設定する。

古くから行われてきた手法と同じように思えますが、
このOKRをシリコンバレーの企業が
続々と採用しているとのことです。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

★ スマホ用のホームページを開設しました!
  http://www.e-mk1.net/

☆ メルマガに対する、ご意見・ご感想をお寄せください。   
  mk.pv@r8.dion.ne.jp まで    

============================================================
 本メールマガジンの記事を許可なく転載することはご遠慮下さい。
 Copyright (C) 2018「お目々を拝借」 All rights reserved.
============================================================

お目々を拝借

発行周期: 週刊 最新号:  2018/12/14 部数:  68部

ついでに読みたい

お目々を拝借

発行周期:  週刊 最新号:  2018/12/14 部数:  68部

他のメルマガを読む