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第661話「会社より人の方が長生きする時代」

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■ 第661話「会社より人の方が長生きする時代」

 今回は、ドラッカーの伝道師と自称し、
独自の経営教育事業を展開されている
藤田勝利さんの記事からです。

 絵本作家としてお笑いの世界から引退した
西野亮廣(あきひろ)さんの著書に、
僕より上の世代は、僕より下の世代のように
「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった・・・、
だから「お前は何屋さんなんだ!?」と肩書を付けたがる、
といった話があるそうです。

 このようなことは、
経営の神様ドラッカーも早くから気がついていて、
「プロフェッショナルの条件」の中で
以下のように述べています。

グローバル化と競争激化、
急激なイノベーションと技術変化の波の中にあって、
組織が繁栄を永遠に続けられる期間は
さらに短くなっていく・・・
雇用主たる組織より働く者(特に知的労働者)は、
長生きすることを覚悟しなければならないと。

 このような世の中を生き抜くために、
以下の5つが重要であると、藤田さんは説いています。

1つ、会社という閉じた世界での評価ではなく、
外に飛び出て自分を「相対化」することが重要で、
自分の強み、能力、関心、価値観を探るべき。

2つ、「じぶんは何をやりたいのだろう?」ではなく、
「自分を使って何をしたいか?」、
そして自分自身の「資源は何か?」に意識を向けること。

3つ、「捨てる」決断をせよ。
ドラッカーも「自分自身、自らの組織、
他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては
ノーと言うべき」と言っています。

4つ、自分を「再教育」せよ。
重要なことはラーニングではなく
「アンラーニング(Unlearning)」、
すなわち自分に住み着いている固定概念や常識を、
思い切って捨てること。

5つ、あなたは「何をもって覚えられたいか?」。
これもドラッカーの言葉のようですが、
この答えを出せるのは、会社でも、上司でも、
家族でもない、あなた自身だと言っているそうです。

 人生100年時代となり、
働く期間が長くなったからというより、
世の中の変化が速くなったと考えた方が良さそうです。

同じ会社で同じ仕事を定年まで続けられないのですから、
会社に頼るのではなく、
自分を自身でマネジメントしていかなければ
ならないということのようです。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

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