お目々を拝借

第446話 「日本最大の太陽光発電所を見学しました」

◎━━━━━━━━━━◎
   お目々を拝借 
◎━━━━━━━━━━◎

■ 第446話 「日本最大の太陽光発電所を見学しました」

 昨年(2013年)11月運転を開始した、
現時点で日本最大の太陽光発電所
「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」を見学しました。

発電所の規模は70メガワット
(太陽電池パネル29万枚、約2万世帯分に相当)、
太陽電池が設置されている場所の大きさは1,300m×900m
(東京ドーム27個分)、
余りに広いので発電所の外周をバスで回りました。

 太陽光発電所と呼ぶようになったのは
村落電化用が数十kW規模になった頃だったと思いますが、
規模拡大はその後も続き現在は「メガソーラー」と呼ばれています。

MW(メガワット)は1,000kWのことですが、
さらに規模拡大は続いており
MWの1,000倍のGW(ギガワット)時代まであと一歩です。

例えば土地の広さに制限が少ない米国では、
七ツ島と同時期に運転を開始した
CVSR(California Valley Solar Ranch)の規模が250MWで、
さらに2倍規模の550MW(Topaz Solar Farm)も建設中です。

原子力発電所の規模は100万kW(=1GW)ですから、
規模としては同じになるのも時間の問題です。

 話は変わりますが、
昨年IPPC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の
第5次報告書が完成、
今世紀末の気温が最大で4.8℃・海面は最大82cm上昇すると
発表しています。

過去100年間の気温上昇が0.85℃といいますから、
今後の上昇がいかに大きいかが分かります。

これからは豪雨や竜巻が日常茶飯事になると
宣告されているのと同じことです。

報告書作成の責任者トーマス・ストッカー議長は
「温暖化を抑えるためには温室効果ガスの実質的な削減が必要」と
強調しています。

 太陽光発電はkW規模がMW規模になりGW規模も見えてきました。

もちろん太陽光発電には分散電源という特徴がありますから、
一か所の規模を大きくする必要はありませんが、
今後も急ピッチで普及させCO2の排出抑制に
寄与しなければならないと思います。

丘の上から眺めた七ツ島メガソーラーの全景は、
太陽電池の海と言っても過言ではありませんが、
29万枚並べても原子力発電所の1/10以下の規模です。

日の当たる全ての屋根に設置するくらいの勢いで
普及させなければ、
豪雨や竜巻は増える一方でしょう。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

★ ホームページもご覧ください。
  http://www.e-mk1.com/

☆ メルマガに対する、ご意見・ご感想をお寄せください。   
  mk.pv@r8.dion.ne.jp まで    

============================================================
 本メールマガジンの記事を許可なく転載することはご遠慮下さい。
 Copyright (C) 2014 「お目々を拝借」 All rights reserved.
============================================================

お目々を拝借

発行周期: 週刊 最新号:  2019/03/15 部数:  68部

ついでに読みたい

お目々を拝借

発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/15 部数:  68部

他のメルマガを読む