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第397話 「自分で考えろ!とだけしか言わないダメ上司」

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■ 第397話 「自分で考えろ!とだけしか言わないダメ上司」

 ほとんどの職場で聞かれる上司の言葉、
「言われたことだけでなく、少しは自分で考えろ!」について
面白い記事がありました。

確かにどこの職場でも聞かれる上司と部下の会話ですが、
筆者はこの言葉が何故役に立たないかを説明し、
対策案を述べています。

 そもそも「頭を使う」とか「考える」といった行為は
「走る」とか「投げる」と異なり、
目に見える行動ではありません。

そこで筆者は自分で考えるという概念そのものが
理解されていない可能性を考慮し、
「思考停止」と「頭を使っている」状態の違いを示す
必要性があると主張しています。

 みなさんが上司だとして、
例えば「こういう風にやったら」との説明に対して、
何の工夫もなく「例えばだけ」しかやらなかったり、
次の手を打っていると思ったら
「依頼したことだけ」しかやっていなかった場合、
あなたは「少しは自分で考えろ!」と言うでしょう。

しかしこのような指示の仕方では、
全く指導になっていないと説明しています。

 何かの仕事を行う場合、「先をよむ」とか
「背景を考える」ことが必要になりますが、
この「先、背景」は「目的、原因」と置き換えられ、
目的は「未来に対してのWhy?」で、
原因は「過去に対してのWhy?」に置き換えられる。

すなわち部下への教育は、
この「Why?」をどのように教えるかが重要だと説明しています。

 答えを言わないで何故なのかを問い続けるということですから、
時間もかかる忍耐力のいる仕事です。

しかし見方を変えると、
上司が部下を教えるための「学ぶ時間」と考えることもできるため、
上司自身が成長するためのプログラムと位置づけることができ、
上司にとっても重要な成長プロセスだと説明しています。

 一見能力がありそうな細かい指示ができる上司より、
Why?を教える上司の方がずっと上等ということです。

世の中にありがちな「あとは自分で考えろ!」と言ったかと思うと、
その日の気分によってこと細かく指示するような
レベルの低い上司にならないよう、
みなさんは「Why?型上司」を目指してください。


☆ 技術経営コンサルタント、ITコーディネーター
  小西 正暉

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