出版プロジェクト・ビジネス書編

出版プロジェクト・ビジネス書編

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■■ 出版プロジェクト・ビジネス書編           2010.8.2
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■■                       発行:The Appleseed Agency Ltd.
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このメルマガでは、作家のエージェント・株式会社アップルシード・
エージェンシーが、あなたがベストセラー作家になるための情報とテ
クニックをお贈りします。

■CONTENTS----------------------------------------------------     
★トピックス                                
★8月の新刊のご案内                          
★編集者インタビュー
『働く「しあわせ」の見つけ方』(夏川賀央著)
 担当編集者 谷内志保さん(かんき出版)
 ~「この分野なら一番」となるような、誇れるものを持つこと、
  そしてビジネス書をたくさん読むことが企画を生む力になるはず~
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■トピックス  ~所属作家たちの近況をお知らせします~
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★奥野宣之さんの新連載「情報をさばく10のスイッチ」が「PC Online」
 でスタート!
  http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100729/1026564/

★大津秀一さんの『死ぬときに後悔すること25』(致知出版社)
 が19万部突破!
 http://news.kbs.co.kr/culture/2010/02/12/2045660.html

★『「親のようにならない」が夢だった―裏社会から這い上がった経
 営者の人生大逆転物語』http://mo-v.jp/?d01e の加藤秀視さんが、
 NHKラジオ『鎌田實 いのちの対話』に出演されました!
 http://www.nhk.or.jp/r1/inochi/

★『スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか』『スペイン代表
 「美しく勝つ」サッカーのすべて』『モウリーニョの流儀』『アンチ
 ェロッティの戦術ノート』など話題のサッカー本が続々重版!
 http://www.appleseed.co.jp/works/result.php?YEAR=2010&GENRE=all

★『哄う合戦屋』『16倍速勉強法』などのベストセラー作家を輩出し
 たリブロ作家養成ゼミ第四期が4月からスタートしました。
 ゼミの様子はブログ等で、随時ご紹介していきますのでお楽しみに。
 http://tinyurl.com/yengnbd

★奥野宣之さんが「BPnetビズカレッジ」でコラム「あなどれない新書
 たち」を連載中。
 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100726/238488/

★弊社社員の公式ブログも随時更新。
 公式ブログ:http://asagency.exblog.jp/                          
 はたらく社員のブログ:http://aastaff.exblog.jp/

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■8月の新刊案内                         
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★『新・薬を使わずに「うつ」を治す本 』
 最上悠/著 河出書房新社
 http://tinyurl.com/2e4paqh
 うつ病治療は、薬を飲む前に自分自身でできることがある。
 本書は、専門医である著者が、セルフヘルプなどの実践方法を症状
 に合わせてやさしく解説する。うつから自分で抜け出すヒント満載!

★『がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術』
 別所諒/著 ユナイテッド・ブックス
 http://tinyurl.com/2e7zgjm
「やればできる」と言われても……正直キビしい。そんなあなたのた
めの生きるヒントです。先行き不透明な時代を生き抜くサラリーマン
が知っておくべき究極のスキル。それは競わずに勝ち、自分の居場所
を確立する力を身につけること。いかにして自分の身を守るか、社内
で評価を受ける方法、社外で評価される方法、そして最終的には、仕
事を楽しみ自分らしく生きる方法を、ステップに沿ってお伝えします。

★『いち、にの、さん。』
 実谷蒼依/著 ポプラ社
 http://tinyurl.com/25acjtn
“家族”と“学校”。そのふたつに否定されれば、小さな世界は呆気
なく絶望に食い潰される─。小5で自傷を始め16歳で自殺未遂をした
「死にたがりや」の女の子が、あがき続けた末に見つけた「生きる意
味」とは?不器用なほど「生」と懸命に向き合った記録。

★『「やる気」が出るコツ、続くコツ』
 和田裕美/著 ダイヤモンド社
 http://tinyurl.com/272ec9a
「モチベーションが下がる」と言うとき、あなたはモチベーションが
外から与えられるものと思っていませんか? 
ほんとうは皆、自分の中に生まれながらにもっているんです。
自らガソリン補給し、燃やし続けられるように、「陽転思考」をベー
スにした考え方と行動のヒントをお伝えします。

★『このすしなあに』
 塚本やすし/著 ポプラ社
 http://tinyurl.com/28uj7e8
へい、いらっしゃい! いきいのいいねたが、たくさんそろってるよ!
こどもたちがだいすきなたべもの、ナンバー・ワン! 
いまや、せかいのごちそう! おすしの絵本ができました。
おすしをほおばりながら、たくさんのいのちをいただいて生きている、
ありがたさも感じることができる、おもしろまじめな、食育絵本です。 

★『知的生産ワークアウト』
 奥野宣之/著 ダイヤモンド社
 http://tinyurl.com/24dtjqr
情報収集&整理、発想術、読書術、文章力、集中力、時間管理、環境
改善、ストレスコントロールまで、いつでも・どこでも、ローコスト
ですぐに実施でき、効果の高い73の知的生産法を大公開。 

★『格下婚のススメ』
 水次祥子/著 阪急コミュニケーションズ
 http://tinyurl.com/2d2yzh3
結婚は面倒くさいけど、でも、やっぱり結婚したい……そんな気持ち
を捨てきれずにいるアナタ。仕事は面白いし、そこそこ稼げているな
ら、格下婚はどう? なにも年下男じゃなくても、現代にはあらゆる
タイプの「格下クン」がいるのです。問題は、彼らをいかにゲットし
て、結婚まで持ち込むか。格下婚で目指せ「ストレス・フリー婚」!

★『ゼロからはじめる ネット通販の教科書』
 池本克之/著 ユナイテッド・ブックス
 http://mo-v.jp/?f0b2 
資金、年齢、性別、居住地、キャリアは関係なし。ドクターシーラボ
とネットプライスをあっという間に100億円企業に育て上げた通販の
プロが、最小の投資で最大の利益を上げる稼ぎ方を完全伝授します。

★『働く「しあわせ」の見つけ方』
 夏川賀央/著 かんき出版
 http://tinyurl.com/26baslq
人生において一番長い時間を割かれるものが「仕事」。そのため、仕
事上でいろんなことを悩みます。「もっと自分に向いている仕事があ
るんじゃないか」「なんで俺ばっかりこんな目に」など。本書は仕事
上で悩んだり、壁にぶつかった人々に贈る、「勇気」「元気」「気づ
き」をくれるいい話が詰まった本です。 

★『子どもをサッカー選手にするためにできること』
 伯井寛・巴康子・赤澤竜也/著 PHP研究所
 http://tinyurl.com/28xc6ue
日本サッカー界のキーマンとして活躍する選手たちはいかに育ったの
か。彼らの才能を伸ばした家族、コーチがどのように少年時代を支え
たのかを紹介します。

★『「いい人」はなぜガンになりやすいのか』
 最上悠/著 青春出版社
 http://tinyurl.com/28dd8x4
ストレスへの反応の違いで、なりやすい病気が違った! 本書では、性
格と病気の深い関係、またそのメカニズムを解き明かしていきます。

★『アンチェロッティの戦術ノート』
 カルロ・アンチェロッティ・片野道郎/著 河出書房新社
 http://tinyurl.com/24w628q
ミランを二度の欧州制覇に導いた現チェルシー監督が語る、欧州サッ
カー最前線の現場に根ざした戦術論、選手論、そして監督論。チャン
ピオンズリーグ決勝等ビッグマッチの采配解説も充実。

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★編集者インタビュー
『働く「しあわせ」の見つけ方』(夏川賀央著)
 担当編集者 谷内志保さん(かんき出版)
 ~「この分野なら一番」となるような、誇れるものを持つこと、
  そしてビジネス書をたくさん読むことが企画を生む力になるはず~
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『働く「しあわせ」の見つけ方』
 http://tinyurl.com/26baslq

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・本書の企画書をお読みになったときの感想を教えて下さい。また、
どんな点にひきつけられましたか?

谷内志保さん(以下敬称略)	
 「心に火をつけるエピソード集」というところにひかれました。
実は「エピソード集」もいいけれど、「言葉集」も捨てがたいなと思
っていました。そこで、夏川さんと鬼塚さんに打ち合わせの際ご相談
してみたところ、お2人の気持ちが「エピソード集」と固まっていた
のでこちらで進めていただくことになりました。

・著者の夏川さんはたくさん著書を出されていますが、お会いになる
まではどんな印象をお持ちでしたか?
 また、初めて実際にお会いになったときの印象やエピソードがあれ
ば教えて下さい。

谷内
 夏川さんのお名前は存じていたのですが、正直なところ企画書を見
るまで著作物は拝読したことがありませんでした。ですから、夏川さ
んだからというよりは、企画に注目したというのが本音です。
 初めて夏川さんにお会いしたときの印象は、素朴な人というイメー
ジでした。ビジネス書の著者の方は、どこかギラギラしたところを感
じさせられる方が多いのですが、そうではなく誠実な方という印象が
大きかったですね。

・本書は、これまでの夏川さんのご著書にはなかったような切り口・
テイストの作りになっていると思います。どういう狙い、意図で、今
回のような本づくりにしようと思われたのでしょうか?

谷内
 企画書の段階では、夏川さんのいままでのテイスト(男性向けビジ
ネス書)と変わらないものだったと思います。しかし、いざ原稿をい
ただいて読んでみたら少し違う印象を受けました。そのため、社内の
編集部と営業部の何人かに、原稿を読んでもらいました。すると、男
性よりも女性に反応が良かったのです。結果、タイトルも当初のもの
を変更し、女性を意識した本作りをしました。

・前号の著者インタビューで夏川さんは「(このような本作りは)新
しい試みでしたが、編集者さんが上手にフォローしてくださいました」
とおっしゃっていましたが、どのようなフォローやアドバイスをされ
たのでしょうか?

谷内
 書き方にこだわっていただきました。最初にいただいた原稿は、事
実と夏川さんの思いが混ざり合ったものになっていて、エピソードが
伝わりにくい印象を受けました。そのため、エピソードの「事実」と
「夏川さんの思い」に書き分けていただいたのです。
 夏川さんの原稿は読みやすいものでしたが、たくさんの文章を書か
れていることもあり、こなれている感がありました。そこをこちらで
少し綺麗に整理をさせていただいたというだけで、特に大きな赤字を
いれたという記憶はありません。

・国会図書館で夏川さんと資料を読み返すなど、徹底的に「事実」に
こだわって作られたと伺いましたが、そこに込められた思いを教えて
下さい。

谷内
 先にもお伝えしましたが、最初の原稿は事実と夏川さんの思いが混
ざり合っていたため、事実の部分が少しアレンジされていたり、私が
知っているエピソードと少し違うのでは?と思う部分がありました。
「事実」を正しく伝えなければ夏川さんの思いも読者に届かないと思
ったので、できる限り文献をさかのぼりましたね。

・元編集者であり、現在はたくさんの本の著者である夏川さんとのお
仕事で、気づきを得たことや勉強になった点を教えて下さい。

谷内
 夏川さんはもともと編集者だったので、こちらの意図を把握してい
ただくのがとても早い方でした。私の要望にきちんと取り組んでいた
だき、ご対応も早かったのが印象的です。

・本が売れないと言われて久しいですが、類書との差別化や、店頭で
のアピールなど、制作~販売において工夫されている、もしくは気を
つけていらっしゃるポイントなどはありますか?

谷内
 類書の差別化は、企画を立てる際に徹底します。編集作業において
は、本に「軸」を持つことを大切にしています。もちろん、これは自
分にも「軸」を持って取り組むということです。一言で本の内容を言
えたら、その本は勝ちですよね。
 また、書籍は編集作業をほぼ1人で進めてゆくため、独りよがりに
なりがち。客観的に見ることも大切にしています。
 販売に関しては営業部が中心ですが、私たち編集は著者の先生を巻
き込んだ販促を行うことが多いです。セミナーをやったり、パーティ
ーを開催したりしファン層を広げています。

・かんき出版さんでは、著者の発掘や企画の採用をどのような方法で
行われていますか?

谷内 
 かんき出版は「いま、売れている著者」「いま、売れている内容」
ということで、企画を採用するということはありません。もちろん、
トレンドを捉えるものも発刊しています。
 しかし、弊社が重視していることは「ほんとうに面白い内容なのか」
「読者が必要としていることなのか」ということです。ですから、新
人の方でも力がある方と判断できれば、著者としていくらでもチャン
スがあります。

・谷内さんは、どのようなジャンルのビジネス本を担当されているの
ですか? もし担当分けがなければ、得意とするジャンルやこれまで
手がけられたなかで 印象的な本を教えて下さい。

谷内
 ビジネス書を中心に編集をしています。最近、担当をして印象に残
っている本は『お金の才能』http://bit.ly/96WMLv という本です。
私自身、お金についていろいろ悩みがあったので、それを解決する本
を作りたいと思ったのが、企画の原点です。著者の午堂登紀雄先生は
何冊か「お金の本」を出版されているので、これまでとは違うもので、
先生の集大成となるような本を作りたいと思いました。それで、まず
はタイトルについて、先生と話し合いをしました。このとき、2人で
思いついたものが、そのままいまのタイトルになっています。また、
他社の同じジャンル本がどのようなものがあり特徴があるのか分析を
し、マトリックスで分布図などもつくりましたね。
 その甲斐あって、ロングセラーとなっています。

・いま一番作ってみたいと思っているのはどんな本ですか?

谷内
 もともと料理本や美容本の編集をしていたため、これからは生活実
用などのビジネス以外のものも取り組んでいきたいと思っています。

・谷内さんが“本を作ってみたい”と思う著者はどんな人物ですか?

谷内
 簡単にいうと「キラキラ」している人です。それは、何かに一つ秀
でているものがあり、「思い」がある人。
 本を簡単に出せると思われている方が多く、いろいろなお話しをい
ただきますが、「本を出したい」という気持ちが先行していて、お話
しを聞くと内容がない人がほとんどです。
 優れている著者の方は、こちらがお話しを聞いていくと、どんどん
面白い内容が出てくるものです。
 そして、自分の本を読んでもらい“読者にこんな風になってもらい
たい”という「思い」がある方にお会いしたいですね。

・このところ電子書籍に関する話題が盛り上がっており、御社でも5
月末より電子ブック形式による「立ち読みコーナー」の開始や新刊本
校正ゲラの公開など新しい取り組みをされています。読者の方の反応
などはいかがでしょうか? また、今後はどのような方向に向かう予
定ですか?

谷内
 「立ち読みコーナー」を作ったことで、Webサイト自体の閲覧数や
一人頭の閲覧時間は上がっています。いまはまだ実験中ですが、本数
を増やし継続的にやっていきたいと思っています。
 電子出版に関しては、いろいろ模索中です。

・本作りにエージェントが関わることのメリットにはどのようなこと
があると思われますか?

谷内
 著者の方にはいろいろなチャンスが出てくるということではないで
しょうか。版元へのアプローチもとてもしやすくなります。個人で出
版社に企画を持ち込んでも、採用率はとても低いですからね。
 版元にとっては、一度エージェントというフィルターを通すことで、
企画を採用する際の一つの指針になるのではないでしょうか。

・ビジネス書作家を目指す読者の方へメッセージをお願いいたします

谷内
 作家といってもビジネス書は特殊な分野です。文芸の作家さんとは
書くという面では同じですが、文の書き方がまったく違ってきます。
文芸書ではうまい表現が求められますが、ビジネス書ではわかりやす
く読みやすい文章が一番です。また、お仕事でどれくらい実績を出さ
れているかということも重要な要素となるでしょう。
 そして何より一番大切なのが企画です。よい企画を生み出す条件は、
この分野なら一番となるような、とにかく誇れるものを持つことを意
識しながらビジネス書をたくさん読むことだと思います。多くの本を
読むことで、自分が出したい分野など方向性も見えてくるでしょう。

・本日はありがとうございました。

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メルマガをお読みの皆さんで、本にしたら絶対売れる!!という
企画・原稿をお持ちでしたら、弊社あてにご応募ください。
くわしくは企画原稿検討の要項
(http://www.appleseed.co.jp/debut/)
をご覧ください。検討させていただきます。

ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。

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発行周期:  隔週刊 最新号:  2017/12/04 部数:  775部

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