林英臣の元氣メール

サンプル誌

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林英臣の元氣メール第43号

                

 自然治癒力を高める生命医学

 

 「がん検診は、受けない方がいい」、「発見されなければ自然治癒しているはずのがん

が、発見されたおかげで死亡に至る」、「手術、放射線、抗がん剤の三大療法が死亡率を

上げている主因」(平成17年1月12日付中日新聞夕刊 記者・藤原正樹氏)。こう説

かれるのは新潟大学医学部教授の安保徹(あぼとおる)氏。

 

 今までの医学常識を覆す内容に驚きます。安保氏の元には、当然のこと疑問が寄せら

れています。その一方で、現在医学の“限界”への警鐘として、大いに反響を呼んでも

いるのです。

 

 医療は、筆者の関心分野の一つです。安保氏の見解に啓発されるところがあり、私論

を述べてみます。

 

慢性症状には決め手がない

 

 現代医学は、外科治療や救急治療、公衆衛生(伝染病対策)などに大変優れていま

す。しかし、生活習慣病やアトピー性皮膚炎など、慢性症状には殆ど決め手がないのが

実態です。薬はいろいろとあるものの、症状を抑えるだけで根本治療にはなっていない

のです。薬は急性症状に対して、短期間使われる場合には有効ですが、長く使いますと

かえって自然治癒力を弱めてしまうわけです。

 

 国民医療費が31兆円を超える今(平成14年度)、根本から医療を考え直さなければ

国家がもちません。生命と健康について、一度原点に帰ることが必要です。そのキーワ

ードは、生体が本来持っている自然治癒力や免疫力です。これをいかに高めるか、そこ

から練り直すのです。

 

 安保氏は「ストレスを軽減することでリンパ球による免疫力が活性化、どんな病気も

快方に向かう」(同新聞)と言われます。そのために、鍼灸など東洋医学が有効であると

も。

 

 実は筆者は、その鍼灸のライセンスを持っています。かつて約10年間、鍼灸治療に

従事し、俗に言う「医者に見放された患者」をしばしば治療した経験があります。

 

生理の度に激痛で救急車!

 

もう昔のことですが、数例あげてみましょう。

 

☆出産後膝関節炎となり、片方の膝が丸太のように膨れ上がり、座ることもままならな

くなった30代の女性。外科にかかれば、関節に溜まった水を抜くだけで、症状はむし

ろ悪くなるばかりでした。

 

☆生理の度に激痛が起こり、毎回救急車を呼んでいた20代の女性。症状を抑えるため

の注射は、次第にきついものとなり、とうとう一時的に目が見えなくなるほどの副作用

が生じました。

 

☆腰椎ヘルニアで、大好きなゴルフが全然できなくなってしまった40代の男性。鎮痛

剤を常用したが少しも治らず、腰を曲げておっかなびっくり歩かねばならなくなりまし

た。

 

これらの症状に対して、鍼灸が大変よく効きました。膝関節炎の女性は、治癒後2人

目を出産しました。生理痛の女性は、まったくその症状が消失しました。40代の男性

は、ゴルフを一日中できるようになりました。

 

それらは、筆者が治したのではありません。本人が持っている自然治癒力が高まった

結果です。慢性症状の場合、治療家はそれを引き出す手助けをしているだけなのです。

 

そもそも誰のための医療なのか

 

さて国民の健康のため、これから医療革命とも言うべき転換を目指す必要があると考

えます。慢性病に対して、病気と戦い症状を抑えることを目的とした現代医学から、自

然治癒力を高め、生体そのものの免疫力を発揮させることを目指す生命医学への転換で

す。生活医学や自然医学の見直しと言ってもいいでしょう。それは薬と手術が中心の医

学を、大きく変えていくことになると思われます。

 

では政治は、どうこれに関わるべきか。まず小さな自治体から、医療革命を興しては

どうでしょうか。この町に住めば、免疫力がどんどん高まり健康に暮らせる。医療費も

少なくてすむ。そういうモデルを“健康特区”としてつくるのです。そういう町なら、

どんどん移住者がやって来ることでしょう。

 

ただし、これを本当に進めますと、従来の病院経営は成り立ち難くなるかもしれませ

ん。保険診療が動揺すると思われるからです。

 

そこで見失ってはならないのが原点です。そもそも誰のための医療なのか?という理

念です。医者や病院・薬局のために医療制度があるのではなく、すべては国民のために

ある。当たり前のことですが、そこが肝腎です。政治家のために政治制度があるわけで

はないのと同じです。

 

マニフェストに医療革命を掲げられる政治家が現れるかどうか。医療の分野にも、平

成の信長が必要な時代に至ったと思う次第です。

 

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発行周期:  不定期 最新号:  2019/03/23 部数:  1,680部

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