漢方の和漢堂

漢方の和漢堂 6月号

カテゴリー: 2010年06月23日
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                                                         vol.61
 
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【1】一物全体 (いちぶつぜんたい)     
         同物同治 (どうぶつどうち)   
                 以類補類 (いるいほるい)

【2】湿邪の季節の食養生
 
【3】薬膳、漢方の智恵満載のカンタン健康レシピ
 

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【1】一物全体 (いちぶつぜんたい)     
         同物同治 (どうぶつどうち)   
                 以類補類 (いるいほるい)


一物全体(いちぶつぜんたい)というのは、食材の一部ではなく全体を食べる

方がバランスが取れて体にいいという教えです。


米であれば糠や胚芽を取り除いた白米よりも玄米のほうが良いし、大根であれば

栄養が多い皮や葉までしっかり食べるとよいのです。


野菜を食べずに肉ばかり食べると健康を害するといいますが、昔のエスキモーは

肉しか食べずに健康を保っていました。

内臓や血液まで余すことなく生で丸ごと食べることにより野菜を食べることなく

ビタミンを補給できたからです。


病気にならない為にはバランスを保つことが大切で一物全体はそのための知恵です。

けれど、病気になってしまった場合。

中国の食餌療法には昔から同物同治以類補類(同じもので治す似ているもので補う)

というのがあります。


肝臓の病気になったら肝臓(レバー)を食べる、心臓の病気には心臓(ハツ)、

足の健康にはすね肉、腸が悪ければ大腸(テッチャン)。

また精力剤にはよく、オットセイ、犬、鹿などの生殖器が入っているものがあります。

くるみは形が脳に似ているので、頭が良くなる、ボケ防止にいい

などといわれてきました。


迷信じみていて、非科学的だと思われるかもしれませんが、現在その効用が少しずつ

科学的にも解明され、動物の臓器からの抽出物を用いて同じ臓器の病気や障害を治療

する、臓器療法として実用されています。


例えば漢方では「肝は目に開窮(かいきゅう)する」といい、 肝の働きが低下すると、

目に症状があらわれると考えます。ですから視力が低下すると肝臓(レバー)を食べる

ことが行われてきたのですが、現在では肝臓に含まれるビタミンAが視力低下に有効で

あることがわかっています。


また糖尿病は古代中国では消化吸収の機能が衰えていると考えられ、消化液を分泌する

膵臓を食して治療をおこなったようです。

現在、糖尿病には膵臓から抽出したインスリンを使いますね。

また、くるみに含まれるαリノレン酸はアルツハイマーの予防に役立つこともわかって

います。


きっかけはただのこじつけかもしれませんが、長く試していくうちに本当に効果のある

ものが生き残ってきたと考えれば、そんなに胡乱な話ではないかと思います。

 
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【2】湿邪の季節の食養生


湿度の高い季節。

体に湿気が溜まるとダルさ、むくみ、下痢などの症状が出やすくなります。

生姜、山椒、葱などの食材で体に溜まった水分を汗としてさっと発散させるのも

いいですし、利尿作用の高い小豆、ハトムギ、とうもろこしや、冬瓜もお勧めです。

冬瓜の皮はキンピラや掻き揚げにしたり、種は乾燥させて乾煎りにし、

塩をまぶすと食べられます。一物全体ですね。

体を冷やす効果が高いので、生姜や唐辛子などと一緒に調理しましょう。


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【3】薬膳、漢方の智恵満載のカンタン健康レシピ
 
 旬の薬膳食材を使った簡単なレシピ集
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