二条河原落書MM

【MM二条河原落書Ver.2】 通番378号~回顧・2010年 ボツ原稿(23)(24)


カテゴリー: 2010年12月29日
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 ◆回顧・2010年 ボツ原稿(23)(24)(2010/12/22)

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回顧・2010年 ボツ原稿(23)

2010年11月6日

「対中国外交では孤立するな」

 9月7日にわが国領海内で起きた「中国漁船衝突事件」の様子を記
録した映像が、投稿者不明のままインターネット上の動画サイトで公
開され、日本中が騒然としている。

 国会内でも一部議員にしか視聴が許されず、その真偽についての議
論が続いている最中であっただけに、その衝撃は大きい。民主党の菅
直人政権への国民の不信感も、一気に高まったのではないかと思う。

 この映像の公開について、菅首相は「警視庁のテロ情報の流出問題
と同様に、国の情報管理への危機感を強く覚えた」という主旨の発言
をしているが、まったく質の違う問題であると思う。

 また、動画を投稿した「犯人」について、「守秘義務違反ではない
か」との意見も出ているが、日本の領海を侵犯して漁をし、海上保安
庁職員の命を危険にさらしたような中国漁船の暴力行為は、将来的に
わが国の一般国民の命や財産の安全を脅かす種類のものであるだけに、
我われ国民には、当然「知る権利」があると考える。

 もし、体当たりされたのが、丈夫な巡視船ではなく一般の小さな漁
船であったとしたら、ひとたまりもなく破壊され、乗員は海中に投げ
出されて命の危険にさらされただろう。

 中国側の「日中関係の修復を妨害する事態を排除する努力をせよ」
との要求に、政府は「事実関係を調査中」と回答し、仙石由人官房長
官は「政府の調査内容を近く中国側に説明する意向である」と表明し
たが、いい加減にそのような「土下座外交」は止めていただきたい。

 日本の同盟国であるアメリカは「尖閣諸島沖での問題は、日米安保
の対象である」と明言してくれているし、中国の横暴については、東
南アジア諸国の多くが危機感を抱き、日本の対応を注視している。

 中国の覇権外交に対しては、日本一国で場当たり的に応じるのでは
なく、利害を同じくする東南アジア諸国やインド、そしてアメリカな
どと協力し合い、積極的に平和を維持する努力をしなければならない
と思う。

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回顧・2010年 ボツ原稿(24)

2011年11月7日

「日本を守る気概の無い民主党政権」

 9月に起きた尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件は、「中国漁船側
の攻撃」であったことが、インターネットの動画サイトに公開され
た映像からはっきりした。

 本土の人間である私は、初めて自分の目で見た「中国の脅威」に
衝撃を受けるばかりだが、石垣島や宮古島をはじめ、沖縄の漁業関
係者の皆さんは、日常の漁を行う時にわが身に迫る命の危険をあら
ためて感じて、ますます不安になられたことだろう。

 ところが、中国との国境の最前線の皆さんが不安を感じている時
に、日本政府と検察当局は、映像を公開した犯人探しに躍起になっ
ている。

 それがもし、日本国民の生命と財産の安全を守るためでなく、中
国政府のご機嫌を取るためだとしたら、今の民主党政権とは、いっ
たいどこの国の政府機関なのか?

 日本を外国の脅威から守る気概の無い政権を、私たちは望んだ覚
えはない。今回の映像流出事件は、先の衆院選挙での国民の勘違い
を気付かせる苦い薬となった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ■編集後記■ 外交というのは、単純明快にはいかないものです。
        利害関係が複雑に絡みますし、「敵の敵は味方」
        などという論理も存在します。明治維新以降の、
        タフな日本の外交に学べることは、たくさんあり
        そうです。
_________________________________

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