================================= 学びあい、わかりあう 多文化NEWS from TOKYO Vol.126 2016年12月27日 特定非営利活動法人 多文化共生センター東京 【Web】 http://tabunka.or.jp 【Twitter】 http://twitter.com/#!/tabunka_tokyo 【Facebook】http://www.facebook.com/tabunkatokyo ================================= 今年も残すところあとわずか。本年も、さまざまな参加や支援、ご協力 をいただき、ありがとうございました。126号をお送りします。 <<目次>> ■1■ 受賞のお知らせ ■2■ 多言語学習用語集(数学編)を作成いたします ■3■ 多文化共生センター東京 今日この頃 ■4■ おすすめ多文化情報 ニュース・イベント・展示 ■5■ 事務局からのお知らせ ■6■ 募集中 ■7■ あとがき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1■ 受賞のお知らせ 当団体顧問の王慧槿が、外国にルーツを持つ子どもに対する日本語教育等の 活動が認められ、「平成28年度文化庁長官表彰」の文化発信部門の表彰者に 選ばれました。 お知らせ↓(文化庁) http://goo.gl/625kXv ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■2■ 多言語学習用語集(数学編)を作成いたします 多文化共生センター東京は、公益財団法人三菱財団社会福祉事業助成を受託 し、「外国にルーツを持つ子どもたちのための多言語学習用語集(数学編)」 を作成いたします。 冊子作成と共に中国語、英語、タガログ語、ネパール語、ポルトガル語の5言 語の学習用語集を当団体のホームページ上に掲載する予定です。 これにより、全国からアクセスすることができ、多くの子どもたちが利用するこ とができます。完成は2017年4月の予定です。本件の詳細は当センター事務局ま で、お問い合わせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■3■ 多文化共生センター東京 今日この頃 ・12月16日(金) 今日で今年のたぶんかフリースクール荒川校の授業は終わり。 来週の三者面談が終わると、あっという間に冬休みです。 4月から日本語を勉強し始めた日本語2クラス。 今日は授業の一区切りということで、これまで勉強してきた 短歌や俳句、詩の発表会を行いました。 他のクラスの生徒たちもみんなの発表を聞きに来ました。‥‥ くわしくは ↓ http://goo.gl/RxKXmW ・11月19日(土) 11月19日親子日本語教室で東京タワーに遠足にいきました。 学習者は子ども6名、大人3名の9名が参加しました。卒業生1名と ボランティア7名、事務局1名が同行しました。‥‥ くわしくは ↓ http://goo.gl/8llqqp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■4■ おすすめ多文化情報 イベント・ニュースなど (多文化共生に関連する催し、ニュースなどを紹介いたします) ※ 敬称略 ・イベント 平成28年度 国際化市民フォーラム in TOKYO 平成28年4月に発生した熊本地震では、被災した外国人の多くが言葉や文化の 違いなどから、大きな不安と恐怖を感じました。 外国人支援の拠点となった熊本市国際交流会館ではさまざまな対応や多言語に よる情報提供、避難所での受入れや巡回、ハラ―ルフードの提供などの活動が あった一方、本来は災害弱者である外国人が、被災した地域住民へ炊出しの支 援を行ったりするなど、彼らの多文化パワーが発揮された事例などもあり、学 ぶべき点が多くあります。 本フォーラムでは、現場活動における事例をもとに、平時からの災害時の備え、 支援活動の拠点、地域住民との協力のあり方、避難所における対応など、パネ リストによるディスカッションを行うとともに、会場とも意見を交換しながら 議論を進めます。 日時:2月11日(土)13:00~16:00(12:30開場) 会場:東京ウィメンズプラザ 1F視聴覚室(渋谷区神宮前5-53-67) 会費:無料 申込締切:2月1日 くわしくは ↓ http://www.tokyo-icc.jp/forum.html ・研究集会 2016年度 多文化ソーシャルワーク全国実践研究集会 「言葉」の壁をこえる支援のあり方と多機関連携 多文化ソーシャルワークでは「言葉」の違いによる意思疎通の難しさが支援に つきものです。また、支援者のみならず、支援者と通訳者等異なる職種が、そ れぞれの強みや特色を理解し合い、連携して支援にあたることが、当事者のた めの支援を実施する上で必要となります。 そこで、今回は「言葉」の課題を切り口として、異文化を背景にもつ滞日外国 人支援の視点及び多機関との連携のあり方について考える機会とするために、 本実践研究集会を開催します。 日時:2017年2月12日(日)10:30~17:00 開場:昭和女子大学 (世田谷区太子堂1-7-57 東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩7分) 参加費:11,000円 申込締切:申込締切 1月10日 主催: 公益社団法人 日本社会福祉士会 http://www.jacsw.or.jp/ 問い合わせ:nawata@jacsw.or.jp くわしくは ↓ http://www.jacsw.or.jp/ShogaiCenter/kensyu/honkai/senmon/index.html ・新聞記事(ルポルタージュ) 外国ルーツの子応援したい(4) 手伝うはずが本番で冷や汗 日本語指導学び「もっと役に」 11月25日 日本経済新聞 夕刊 大阪市西淀川区。商店や工場、住宅が混在する下町に、外国にルーツを持 つ子どもたちの学習を支援するユニークな教室がある。今年1月に発足し た「きらきら」だ。ブラジルやペルー、フィリピン出身の母親たちが昨年 つくったグループ「西淀川インターナショナルコミュニティー」が中心と なって設立した。‥‥ くわしくは ↓ http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09922030V21C16A1NZBP00/ ・ニュース 外国人の子育て支援 就学前の公的サービス活用へ かながわ国際交流財団、6言語でチャート図 12月13日 毎日新聞 県内で子育てする外国人を対象に「かながわ国際交流財団」(横浜市神奈川 区)が、妊娠・出産から小学校入学までの手続きや健康診査などの流れをま とめたチャート図を6言語で作成した。 財団は就学前の外国人親子が公的サービスにつながりにくい実態を課題とと らえており、支援を強化している。チャート図の活用などで地域社会での孤 立を防ぎたい考えだ。‥‥ くわしくは ↓ (毎日新聞) http://mainichi.jp/articles/20161213/ddl/k14/100/097000c 「外国人住民のための子育てチャート~妊娠・出産から小学校入学まで~」 ↓ (公益財団法人かながわ国際交流財団) http://www.kifjp.org/shuppan/multi ・放送予定 1月5日 午後8時00~29分 シリーズ 暮らしと憲法 第二回 外国人と憲法 NHK-ETV ハートネットTV いま、日本に暮らす外国人はおよそ230万人、国は今後も外国人の受け入 れを増やしていく方針です。様々な課題に直面している外国人の暮らしか ら憲法を見つめます。 子どもの進学支援をするYSCグローバルスクールのピッチフォード・理 絵さん他を取り上げる予定です。 くわしくは ↓ http://goo.gl/jEu8jY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■5■ 事務局からのお知らせ 2016年もさまざまなご支援、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。 年末年始、事務局は12月28日(水)から1月5日(月)までお休みをいただきます。 年が明けるといよいよ受験シーズンの到来です。3月に子どもたちを笑顔で送り出 せるよう、来年も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。 みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■6■ 募集中 多文化共生センター東京では、様々な形で皆さまからのご支援を募っております。 外国にルーツを持つ子どもたちや保護者の学びをサポートするために、みなさま ご協力どうぞよろしくお願いいたします。 ◆正会員 賛助会員 http://tabunka.or.jp/support/member/ ◆月額サポーター・ご寄付 http://tabunka.or.jp/support/donation/ ◆学習支援ボランティア http://tabunka.or.jp/support/volunteer/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■7■ あとがき 『魚と日本人‐食と職の経済学』 (岩波新書) という本を手に取りました。街角 から魚屋さんが消えていくだけでなく、日本では食べられる魚の消費量が減り続 け、流通や料理の仕方もバラエティを失いつつある、という問題提起の本です。 気がつかないうちに進行している経済や暮らしの多様性の減少についても、もっ と気をつける必要があるのかもしれない、と感じた年の瀬でした。みなさま、よ いお歳をおむかえください。来年もどうぞよろしくお願いいたします(青木)。 多文化NEWS from TOKYO 〔発行〕 特定非営利活動法人 多文化共生センター東京 〔編集〕 事務局、広報ボランティア 事務所:〒116-0011 東京都荒川区西尾久6丁目9-7 Office : 6-9-7 Nishiogu Arakawa-ku Tokyo tel&fax: 03-6807-7937 ※ このニュースは原則、毎月20~30日ごろ「まぐまぐ」を使って配信しています。 本年は11月に休刊してしまい、申し訳ありませんでした。 ※ 購読解除は、以下のサイトから解除の手続きをしてください。 ↓ http://archive.mag2.com/0000132425/ ◎ 多文化NEWS from TOKYO のバックナンバーもこちら ↓ http://archive.mag2.com/0000132425/index.html