心の健康増進メールマガジン

笹氣健治の『心の健康増進メールマガジン』 2017/ 4/29


カテゴリー: 2017年04月29日
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

心理カウンセラー笹氣健治の『心の健康増進メールマガジン』

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
常に安定した気持ちを維持して充実した毎日を送れるようになる
ために、ストレスや悩みを解消するヒントをさまざまな切り口で
お届けしていきます。(毎月1~2回不定期発行)
─────────────────────────────
2017年4月29日発行(前回発行日:2017年4月 7日)


─────────────────────────────
【今回のテーマ】無欲の勝利
─────────────────────────────

みなさん、こんにちは。
心理カウンセラーの笹氣健治です。

突然ですが、「わらしべ長者」という昔ばなしを知ってますか?

なんとなく知っている……
タイトルは聞いたことがある……

では、どんな内容の話なのか、説明できますか?

あらためて問われると、えっと…と言葉に詰まってしまう人も
多いのではないかと思います。私もその一人でした。

そこで早速ウィキペディアで調べてみました。
簡潔にまとめると次のような話です。


「わらしべ長者」

昔、貧乏な男がいた。

貧乏から何とかして逃れようと観音様に願をかけたところ、
「はじめに触ったものを大事に持って旅に出ろ」とのお告げが
あった。

男は観音堂から出ると石につまずいて転び、偶然1本のわらし
べ(藁)に手が触れた。

男はお告げ通り、そのわらしべを持って旅に出た。

途中、彼の顔の周りをアブが飛び回ってウザイので、捕まえて
わらしべの先に結びつけて歩き続けた。

すると、大泣きしている子どもに出会った。その子がアブつき
のわらしべをとても欲しがった。

男は観音様のお告げがあったので手放そうとしなかったが、子
の大泣きに母親が困り果てていて、「ミカンと交換しよう」と
申し出てきたので仕方なく譲る。

さらに歩くと、喉が渇いて苦しんでいる商人がいて、持ってい
た上等な反物とミカンの交換を持ちかけてきた。

次に男は侍に出会い、反物と馬を交換する。その馬は急病で倒
れていた。

男が水を馬に飲ませると、馬は元気を取り戻して立ち上がる。

馬に乗って男は旅を続けると、大きな屋敷に行き当たった。

ちょうど旅に出かけようとしていた大きな屋敷の主人が馬を借
りたいと申し出る。その代わりに男は屋敷の留守を頼まれる。

主人は3年以内に自分が帰ってこなかったら屋敷を譲ると言う。

ところが、5年待っても主人が旅から帰って来ない。

こうして男は大屋敷の主人となり、裕福な暮らしを手に入れた。

(おしまい)


どうでしょうか?

ああ、確かにそんな話だった、なつかしいなぁ、と思われた方
もいらっしゃると思います。


さて、私がなぜ「わらしべ長者」の話をしたかということです
が、昔ばなしには、たいてい何かしらの教訓めいたものがある
ものです。

では、この「わらしべ長者」の伝えたかった教訓って、いった
い何でしょうか?

私があれこれ考えた末にふと思ったのは、「無欲の勝利」です。

無欲とは言いましたが、主人公の男は、貧乏から抜け出したい
と観音様にお祈りしているので、その部分については無欲とは
言えないかもしれませんが、その後の行動が無欲です。

むしろ、無欲どころか、困っている人のために、自分が持って
いるものを差し出しています。

その点に注目してこの話をとらえると……

自分の持っているもの(自分ができること)を困っている人に
提供すると、やがていい形で自分に返ってくる

という教訓が見えてきます。そう考えると、とても深い話だな
と思います。(ちょっと強引なこじつけかもしれませんが……)

これは、仕事でも人間関係でも同じことが言えて、まずはこち
らか最大限のことを相手に施すと、やがて、それがいい形にな
って帰ってくる、ということがよくあります。

ただし、そこに邪心があってはいけません。

邪心とはすなわち、「これだけやってあげたんだから、それに
見合った見返りをもらわないと割に合わない」という打算的な
考えのことです。

打算的に考えると、得てして見返りが少なかったり、一時的に
見返りがあったとしてもそれきりで終わってしまったりします。

逆の立場になるとわかると思いますが、そういう打算的な人に
対して、多くの人は気持ちよくお礼はできないでしょう。

打算的でない、見返りを求めない施しに対して人は感動し、
その恩に報いようとするものです。

だからと言って、「見返りを求めないようにしよう。そうすれ
ば、より多くの見返りが来る」と考えて行動するのも、本末転
倒ではありますが……

理想を言えば、見返りとか、損得とかは考えず、目の前の人の
ために自分ができることを愚直に行い、その人が喜ぶ顔を見て
喜ぶ、ということができるといいですね。

たとえば、電車で席を譲るのも、相手が「助かった」と思って
もらえればそれでよいはずで、「席を譲ったのにお礼のひとこ
ともない」と憤るのは、本来の目的から外れています。

お礼を言われるためにやるのではなく、相手が喜ぶためにやる、
というのが本来の目的のはずです。

そういう意識は本来誰もが持っているはずのものですが、私た
ちはつい忘れて見返りを求めてしまいます。

でも、それが悪いと言いたいわけではありません。やってあげ
た分だけ見返りを求めたくなるのは当然の気持ちです。

私が言いたいのは、そういう考え方をいつもしているとストレ
スがたまってしまう、ということです。

自分が施した行為に対して見返りがないことに憤りを覚えるの
は精神衛生的にやめたほうがいい、と私は言いたいのです。


お礼なんてなくていい、見返りも相手に期待しない、そういう
意識を自分が常に持つことができたら、と考えてみてください。

そういう意識を自分が常に持てたら、自分はなんてステキな人
間になるだろうな、と考えてみるのです。


とはいえ、人間誰しも「お礼のひとつもない」と、ムカッとく
ることもあるでしょう。

そんなときは、相手がそれで満足したんだからいいか、と相手
の無礼を許して、自分が自らの意思で相手のためにやってあげ
たことを思い出し(相手に頼まれてやったとしても、断らずに
やってあげたのであればそれは自らの意思でやったことになり
ます)、自分で自分の貢献的行為にOKを出すように意識する
ことをお勧めします。


最後にひとつ付け加えると、相手に対して何か施すときには、
自分のベストを施すようにするといいでしょう。

私のケースを例に挙げると、私は今、大学で非常勤講師をして
いますが、講義の準備をしっかりやって臨むようにしています。

行き当たりばったりで、適当に思いついたことを話す、という
こともできますが(これまでの知識の蓄積があるので)、それ
では単に仕事を「こなす」ことになります。

仕事を請け負ったのであれば、そこに全身全霊を傾ける。

言い方を換えると、自分の「魂」を入れる、となりますでしょ
うか。

「今、自分は目の前の仕事に全身全霊を傾けているだろうか?」
「そのために、日々自分を向上させているだろうか?」

こういう意識を持って生きていくと、きっと自分が想像してい
る以上に、自分の可能性が広がっていくと思います。



───────────────────────────────
【Q&Aコーナー】質問・相談を募集します。
───────────────────────────────

このメルマガでは、皆さまからのメールをお待ちしております。
今お悩みのこと、ご質問など、お気軽にメールでお尋ねください。

メルマガ誌面でのご回答にはなりますが、無料で回答させていた
だきます。


※以下の手順でお気軽にご相談ください。


★相談・ご意見・ご要望のメール方法★

次のURLにある「ご相談・ご質問フォーム」からメールを送っ
てください。
http://1po.jp/SpeeverForm/form/mailmagazine

匿名での相談が可能ですし、ご自分のメールアドレスを入力するか
どうかも任意で選択できます。

その他、今後のメルマガで取り上げてほしいこと、ご意見ご要望
などもお待ちしております。


───────────────────────────────
【編集後記】
───────────────────────────────

世間はゴールデンウィークに入りました。

昨日はプレミアムフライデーでしたが、GW直前ということで
早々に仕事を切り上げることができない職場も多かった、とい
う報道を目にしました。

私は、GWにしろ、プレミアムフライデーにしろ、サービス業
にとっては稼ぎ時ということもあって、全然ウキウキした気分
になれません。

(私はスポーツクラブを経営しているので、連休もプレミアム
フライデーも関係ありません)


常々思いますが、月曜から金曜まで朝9時から5時まで勤務の
仕事に就く人ばかりではないのに、そういう勤務体系の人に
向けた報道が多いことに違和感を覚えます。

(サービス業に従事している方はきっと賛同してくださると
思います)

労働に関する法律も、月金9時5時勤務体系を念頭に置いて定め
られているようで、サービス業を経営する上では、実際の状況に
合わなくて苦々しく思うことが多々あります。

新しい社会構造に法律が臨機応変に対応できないのは仕方ない
ことなのですが、なんとかならないものかな、と思います。

ちょっとグチっぽくなりました……スミマセン

これからどんどん温かくなって過ごしやすい清々しい季節になり
ますね。

やるべきことはしっかりやって、楽しむところはしっかり楽しむ。

そんなことを今は考えてます。

では、また次回お会いしましょう!



皆さまからのご質問・ご相談をいつもお待ちしております!
http://1po.jp/SpeeverForm/form/mailmagazine
↑ご質問・ご相談はこちらからお願いします。


笹氣健治


このメルマガのバックナンバーは次のサイトでご覧いただけます。
http://archive.mag2.com/0000132152/index.html



───────────────────────────────
▽ネットで読める・聴ける・買える、笹氣健治の著作物
───────────────────────────────

■笹氣健治の著書一覧
 http://www.1po.jp/books.html


───────────────────────────────
▽笹氣健治が直接あなたのお役に立ちます。

───────────────────────────────
ひとりで悩んでいないで、心の専門家に相談してみませんか?

⇒個人サポート(対面/メールカウンセリング)
 http://www.1po.jp/counseling.html

⇒企業や団体の研修・講演のご依頼・お問い合わせはこちらから
(なるべくご予算に応じます。まずはお気軽にご連絡ください)
 http://www.1po.jp/lecture.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ『心の健康増進メールマガジン』
───────────────────────────────
発行人:笹氣健治/笹氣健治公式サイト http://www.1po.jp/
Copyright (C) Kenji Sasaki 2003-2017 All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

心の健康増進メールマガジン

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 月刊
最新号 2018/05/04
部数 2,227部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

心の健康増進メールマガジン

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 月刊
最新号 2018/05/04
部数 2,227部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング