心の健康増進メールマガジン

笹氣健治の『心の健康増進メールマガジン』 2017/ 3/10

カテゴリー: 2017年03月10日
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心理カウンセラー笹氣健治の『心の健康増進メールマガジン』

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常に安定した気持ちを維持して充実した毎日を送れるようになる
ために、ストレスや悩みを解消するヒントをさまざまな切り口で
お届けしていきます。(毎月1~2回不定期発行)
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2017年3月10日発行(前回発行日:2017年3月3日)


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【今回のテーマ】家族に家事をやってもらうには?
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みなさん、こんにちは。
心理カウンセラーの笹氣健治です。

前回のメルマガで、家族に対して何かやってほしいことを頼む
にはどうすればいいか、という質問への回答を書きました。

そうしたら、ご質問いただいた方から、追加でご質問をいただ
きましたので、今回はその質問について扱いたいと思います。


まず、追加の質問をご紹介します。

「最後に加えていただいた、『相手がやってくれて当然』と
いうことがまさにその通りで、私の方が正しくて正論であって
私ばかりがどうして二人分やらなければいけないのか(お風呂
掃除、食事の支度、皿洗いなど)と常々考えてしまっています。

お風呂に入りたいのは私が入りたいのだから自分で掃除してい
ると思えるようになりましたが、食事や皿洗いについてはまだ
うまく切り替えられていません」



夫が家事をやらないケースですね。
こういう家庭は相変わらず多いのではないかと思います。

男性は仕事、女性は家事、という意識も徐々に変わってきてい
るとは思いますが、まだまだ圧倒的に女性の家事負担は大きい
と思いますし、男性が家事をやろうとしても結局は長続きしな
い家庭が多いのではないでしょうか。(私自身のことを棚に上
げて書いてます……)


私が夫の立場として言うと、手伝おうとすると、家事のやり方
に妻がいろいろとこだわりを持っているようで(あくまでも我
が家だけかもしれませんが)、せっかく家事をやった(と私が
思っている)のに、ダメ出しばかりされて、「それならもう
やらない!」とへそを曲げてしまうことが往々にしてあります。

そう考えると、(あくまでも私だけかもしれませんが)家事の
マニュアルを作ってくれれば、その通りにやれるのではないか
という気がします(と言いながら、これまで「マニュアルを作
って」と妻に言ったことがなかったですが……)。


そもそも家事をやらない夫は、一人暮らしになっても家事はや
らない人ではないかと思います。

洗濯物や皿洗いもたまったら重い腰を上げてやる、という人で
あれば、結婚生活で家事を分担しようとしても、そういう習慣
(意識)が身についているので、なかなかやらない可能性が高
いと思います。


とはいえ、夫婦として共同生活をしているのであれば、やはり
分担して家事を行う必要があると私も思います。

でも、何事もそうですが、問題意識がある人から率先して行動
しないと何も進みません。

たとえば、街にゴミが落ちていて汚いという問題意識のない人
はゴミ拾いをしようとは思いません。

そういう人をゴミ拾いに協力してもらおうと思ったら、問題意
識を持っている人が、どうやったら協力してもらえるだろうか
と考えて工夫して、いろいろなアプローチを試す必要があるの
です。そうしないと物事は進みません。


では、どういうアプローチが考えられるか、という話ですが、
人に何かをやってもらう場合、一度きりの突発的な仕事なのか、
定期的に繰り返しやる仕事なのかで、頼み方は変わります。

特に、家事のように、継続的にやってもらわなけらばならない
ことは、教育的な要素が含まれます。

例えとしていいかどうかわかりませんが、犬に「お手」「お預
け」を仕込むような感じです。

飼い主が犬に対して、具体的にどうしてほしいのか、どうする
のが正解でどうするのが間違いなのか、ということを犬がしっ
かり理解するまで根気よく教育することで、やっと思い通りに
行動してくれるようになります。

このあたりは、前回のメルマガでお伝えした、「相手が引き受
けられることを頼む」という点に通じます。

その犬ができない高度な芸をやらせようとしても無理です。
どうしてもやらせたいなら、段階を追って、できることから
徐々にレベルアップさせるしかありません。


ところで、犬に芸を仕込むときは、ちゃんとやったときには
ご褒美を上げますね。なでなでするとか、餌をあげるとか。

それは人も同じで、やった行為に対して、何かしらの報酬があ
ると人は自発的に繰り返すことができるようと思います。

少なくとも、お願いした家事をやってもらったら、「ありがと
う」とか「とっても助かるわ」「家のこともちゃんとやる人が
夫で私は幸せだわ」と言ったように、相手を持ち上げる言葉を
かけることは重要です。(心に響く言葉は人によって違うので、
試行錯誤して考えてみてください)

あるいは、感謝の言葉を伝えながらハグするのもいいかもしれ
ません。


なんとなく話がずれてきたような気がするので、冒頭の質問に
戻りましょう。

質問としては、「お風呂に入りたいのは私が入りたいのだから
自分で掃除していると思えるようになりましたが、食事や皿洗
いについてはまだうまく切り替えられていません」ということ
でした。

つまり、お風呂掃除をやってもらえないのは割り切れるように
なったので、食事や皿洗いについて割り切るにはどうすればい
いか、ということですね。

割り切るための考え方をとりあえず2つご提示しますので、
どちらか使えそうなものがあれば活用してみてください。


■割り切るための考え方1:

『そもそもそれができない人だと思い込むようにする』

犬に「ニャー」と鳴かせようとしても無理です。

古いパソコンに高度な処理を期待しても無理なので、そのパソ
コンのスペックでできる処理をやらせるしかありません。

加齢とともに目がかすむようになったら、なんとか見える範囲
で生活するしかありません。

このように、できないものはできない、できないならできない
なりにやりくりする、といった現実を忘れないようにする、
ということです。



■割り切るための考え方2:

『見返りを期待しない』

赤ちゃんの世話をするときに、夜泣きやおもらしをして私を
困らせるなら世話をしない、という母親はいないはずです。

あるいは、世話をしてあげたことに対して、感謝してほしい
(愛想よく笑顔を作ってほしい)ということを求めることも
していないでしょう。

おそらく、何も考えず、世話をしたいから世話をする、という
意識で世話をしていると思います。

自分が世話をしたいから世話をする。
自分がやってあげたいからやってあげる。
そのときに、感謝の言葉は期待しない。
やってもらって当然だと思われたとしても関係なくて、
自分がやってあげたいからやっているのだと考える。

これは「無償の愛」「無条件の愛」です。

夫に対してもそういう気持ちになれたら素晴らしいでしょうね。

出逢った頃はきっとそういう気持ちもあったと思います。

悲しいことに、人間は慣れてしまうと当たり前だと思うように
なってしまうものなんですね。



以上、ご質問への回答となったかどうかわかりませんが、何か
参考になれば幸いです。


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WBC(ワールドベースボールクラシック)が始まりました。

観戦に行くほどのファンではありませんが、テレビでやって
いるとつい見てしまいます。

過去の大会で優勝したことがあるので、今回もまた優勝を期待
したいところですが、他国も力をつけてきていますし、勝負は
時の運と言います。

もし選手がミスをしたり活躍できなかったら、きっとまた
2ちゃんねるやツイッターなどで批判する人も出てくるとは思い
ますが、みんな一生懸命プレイしていて、誰一人、手を抜いて
いない、ということだけは認めた上で批判や批評をしてほしい
かな、と思います。

批判や批評をするなと言いたいのではなく、愛ある「批判」
「批評」を望みたい、ということです。

野球で飯を食っているプロだから必ず活躍しなければならない
とか、ミスをしてはいけない、というのはあまりにも勝手な
言い分のような気がします。

プロだけど人間だ、という点を踏まえて、プロの妙技を楽しみ
たいと思います。


では、また次回お会いしましょう!



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笹氣健治


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