文具で楽しいひととき

■pen-info「静かに進化していた」

カテゴリー: 2018年05月15日
 
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        文具ウェブマガジン 
     
    「pen-info_文具で楽しいひととき」
            
               406 (2018.05.15) 

     「静かに進化していた」

        ポスタルコ
     リーガルエンベロープ
       26,500円+Tax
   
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2005年から使いはじめているので、13年という長いつきあいになる。

所々圧縮コットンは、はき続けたジーンズのようにこすれて色が薄くなり、
革もすっかりとやわらかくなっている。

13年といえば、
生まれた子供がすっかり大きくなって小学6年生になる年月である。
その確かな経過がそこここに現れている。

ただ、今も現役バリバリで書類を大切に運ぶという役割を
しっかりと担ってくれている。

そして、このたび新しいリーガルエンベロープを入手した。
買い換えではなく、買い足しだ。
これまでのブリックレッドも使い続け、
新たにオリーブグリーンを迎い入れた。
ちょうど万年筆を、これは原稿執筆用に、
そしてこれは一筆箋用にという具合に使い分けていくイメージ。

メインはオリーブグリーンを使い、
古い書類を持ち運ぶという時には、大御所ブリックレッドにお出まし頂く。
13年ずっと私と共に働き続けてくれたので、
しばらくは休息をとってもらうことにした。 

さて、今回10数年ぶりにリーガルエンベロープを入手した訳だが、
静かな進化を遂げていた。 


■ クリック感のある、とめ心地 

新旧2つを並べて、まず気づくのがハトメだ。

ハトメのサイズは一回り小さくなり、
まるでレコードのような幾重もの溝がある。

そして、中央にははじめから真ちゅうが顔を見せている。
以前のものは厚く塗装されていて、
使い込んだ人だけに許されたご褒美のようにこすれていったら
美しい真ちゅうが見える仕掛けだった。
ちょっとタイプの違う真ちゅうだが、
それがはじめから楽しめる。 

ヒモをクルクルと巻いていくと、
指先にある感触が伝わってくる。
プスプスというかすかな手応えがあるのだ。

ハトメの裏側をのぞき込んでみると、
なるほどグルリと突起がいくつも並んでいた。
真横から見ると、
この例えは40歳以上の方しかわからいないかもしれないが、
UFOの「アダムスキー」型のようだ。

ヒモを巻く時に、ヒモがその突起を乗り越えていく。
その時のプスプスという感触だったのだ。
これは何も気持ちよさということが目的ではない。
ヒモを簡単に固定するためなのだ。
これまでのものには、こうした突起はなかったので、
ある程度ギュッと巻き上げる必要があった。

この突起を使うと、
ほんの少し巻くだけでもヒモはしっかりと固定される。 

このプスプスは、
巻くときより外す時の方が音も感触もタップリと感じられる。

リーガルエンベロープのオーナーだけが楽しめるものだ。 


■ クッション素材が加わった 

素材は圧縮コットンにレザーと新旧ともに基本的には変わらない。

しかし、手にしてみると、
これまでとは少し違う感触がある。フワフワとしているのだ。
どうやら表面の側だけ圧縮コットンの内側に
なんらかのクッション素材を入れているようだ。

最近ではiPadなどタブレットを持ち歩くことが増えたので、
きっとそうしたものを安心して入れておけるようにしたのだろう。
私はタブレットは持っていないが、
手に持って携えた時のフワフワした感触は心地良い。 

* 

今、リーガルエンベロープに入れているものを取り出してみると、
現在進行形の書類の数々、グラフ1000の0.7mmと0.9mm、
そしてカランダッシュ エクリドール ペンシル0.7mm、
内ポケットには数枚の名刺という構成。

一番の役割は書類入れとしてだ。
仕事が立て込んでくると色々な書類がこの中にやってきて
リーガルエンベロープはすっかりと分厚くなっていく。
そして仕事が一段落すると薄くなる。

仕事が忙しい、落ちついているということを
リーガルエンベロープは、
その物理的厚さで私に教えてくれる。
また、ペンケースとしての役割も同時に担ってくれている。 

そして、この話は以前にリーガルエンベロープを紹介した時にも触れたが、
原稿の校正台という私には欠かせない役割もある。

リーガルエンベロープの裏面はA4がピタリと収まる。
以前、ポスタルコのマイクさんに私のこの使い方を話したら、
全く想定していなかったという。偶然の産物だったのだ。

今回使い始めた新しいタイプの裏側にはクッション素材が入っていないので、
引き続きこの校正作業は快適に行うことができる。 


□編集後記

 ゴールデンウィーク中は
 ずっと
 自宅リビングルームのリフォーム工事がありました。

 この関係で
 キッチンが使えず、
 鍋をやる時によく使うカセット式ガスコンロで
 ご飯を作ったりしていました。
 さながら
 家にいながらキャンプみたいな食事でした。

 どこへも行かず
 非日常を味わいました。


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