つれづれ音楽生活のすすめ

つれづれ音楽生活のすすめ 0000

カテゴリー: 2004年04月23日
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「つれづれ音楽生活のすすめ」   VoL. 00043  
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩                  04/04/26     
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■今日のバイブレーション■

  大半の聴衆が興味を抱くのは、音楽ではなく音楽家である。
        ロマン・ロラン(作家:「ジャン=クリストフ」より)
  
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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 そうなのだと思う。
大半の聴衆・・という表現の埒外にいることに自信を持っておられる方が、
購読者の中にもおられるかも知れないが、大衆というのはそういったものだ。
これは決して音楽の文化的な地位を貶める言葉ではない。
 逆にこの言葉をバネにして、音楽にたずさわるものは、音楽そのものになる
事を希求するのである。

さて、なにしろ、人間に興味がある私としては、この美味しいヒントを見逃す
手はない。前回、帯企画終了のことで、ちょっと、うろたえ始めた話をしたが、
・・世の中上手くできているものだ。

 さっそく面白い出会いがあった。
あるドラマー(ステージでドラムを担当するミュージシャン)と、初めて、じ
っくりと話をした。僕としては、一般の人の寄稿をもとに編纂された、例の、
「うたと音楽のある風景」という著作をネタにしたつもりであったが、話は、
思わぬ方向へ進む。酔いも手伝っていたこともあるが、彼自身が「何で音楽家
になったのか」という話で、えらく周囲も盛り上がった。

「人は伝説をもつことができれば一流になれる」と、耳打ちしてくれたある男
の顔が脳裏をかすめたが、一人の人間を際立たせるには、伝説とか神秘体験と
か、非日常的なものでなくても良さそうだ。
 こども時代を思い出しながら、いかにも楽しげに、いくつかのきっかけを喋
りつづける彼と、ステージ上で、余計な、コケオドシをせずに実直に太鼓を叩
く彼の姿が見事に一元化して、僕としては、なんとも至福の一時であった。

「なにが私をこうさせたのか」・・旧い演歌の歌詞のようだが、そのあたりを
聞き取り話として、時折、「耳ご馳走」に掲載してみようかと思う。

 これから音楽家を目指す若者への、励ましの言葉として、そして、ぼちぼち、
第二、第三の人生を考えるにあたり、できれば趣味をこうじさせて、音楽で飯
でも喰ってみっかと思っている無謀なシニア、シニア予備軍への警告。
 および、いっそのこと、現在、経済的に水際に立たされている現役ミュージ
シャンから「お仲間になってえ、くれませんかあ」という、甘〜い、甘〜い、
お誘いとして。

  同じ苦労をする人を繁殖させれば、心強く感じるものである。
 
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■今日一番の耳ご馳走スペシャル■(周波数2:3000ヘルツ)

 一般的にピアノでは、真ん中のラを441〜442という形で調律をします。
男性が普通に歌うラの高さです。男性が普通話している周波数は、100から
200くらいのヘルツだそうですから、このラの音の高さは、同窓会あたりで、
「おっ!久しぶり!」と何気なく声を掛け合うくらいの高さでしょうか。
(まあ、通り一遍の挨拶の友人関係。本気で喜ぶともっと高くなるでしょう)

 で、女性の声は一オクターブ上ですから普通の時が200から400です。
その感覚で言うと、通常の同窓会挨拶が800ヘルツくらい。
 まあ、昔、僕に惚れていた彼女なら2000ヘルツくらいで叫んでくれるで
しょう!・・が、それでもなかなか3000ヘルツには届きません。

 3000ヘルツというのは、ソプラノの歌手が、高いソの音を張り上げた時
にでるくらいの音なんです。

 前回、癒しの音と言うことで、サヌカイトの音質を収録したCDのお話をしま
した。他にも、風鈴の音なども入っておりました。このあたりには、確かに、
セラピー的な効果はあるような気がしますが、こと人間の声に関しては、そう
いうわけにはいかないと、歌い手としては断言できるのです。
 
 まあ、これは前から何度も言っている「シャー系」と「ピン系」の話題にも
関わってくるのですが、高いソの音を出すには、傾向として「ピン系」体質の
発声法を用いなくてはなりますまい。それを沢山聴いたとして、癒しにつなが
るかどうか・・確信がもてないのです・・個人的に・・・。

 周波数の問題って、難しいですね。音質も絶対に影響するし、声ならば、顔
つきからも、相当の情報を得てしまうし・・・。

 しばらく、こんなコラムが続きます。

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■思わぬところで眼ご馳走(「カラオケで歌うメンタルヘルス」)■

 夏目誠氏の著になる、「流行歌(うた)とシンドローム」がやっと手に入り
ました。
著者は精神科医。メンタルヘルスの面から、流行歌の効用を説いておられて、
僕としては、心強い限りでした。発行元は中央労働災害防止協会というところ
ですから、産業戦士たちの安全をサポートする趣旨のお堅い作品ではと思って
いましたが、読みやすい文体の本でした。
 内容として、それほど目新しいものは感じませんでしたが、この夏目先生、
流行歌にやけに詳しいところがあり、自然に微笑みがこぼれました。
 この先生、相当カラオケ好き!どんなお店で、どんな人と一緒にうたってる
んだろ(お医者さんだしねえ・・・)

 でも、いわば、これは立派な音楽セラピーのすすめの本ですから、登場する
歌手や曲が、大衆とかけ離れていては、数ページ読んで、「はい!!はい」と
いう感じで「単なる資料」として書架の片隅につっこまれてしまったはずです
が、パラパラと飛ばし読みをしているうちに、収録された「聖母たちのララバ
イ」(岩崎ひろみ)、「時代」(中島みゆき)、「陽はまた昇る」(谷村新司)
などの歌詞が眼にとまり、これらの歌がサラリーマンやOLの方々の心に響いて
いるシーンを思い浮かべては、結構自分でうなづいてしまいました。
 
 歌詞をもとに音楽セラピーをすすめる方法は、いくつもあります。
例えば、僕のセラピーコンサートでも活用しますが、ポイントになるような言
葉の部分が穴あきになった歌詞カードを配って、それをみんなで考えながら歌
ってみるという方法も、そのひとつです。

 間違ったとしても、新たなドラマの構築を楽しむ事もできますし、ストンと
正しい言葉がでてくれば、それこそ、歌いだす声にも力がはいるでしょう。

 写経が今、世代を超えて、ひそかなブームとか。
それほど、「有難味」はないかもしれませんが、青春時代の懐かしい歌を思い
出しながら、すべての歌詞を書き写すのも、自分にとっての身近なセラピーで
す。釈迦(写歌?)です。

 あの頃の自分と今を結ぶ歌の力です。

最近の歌は・・この手法は、とても無理でしょうねえ。
 
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●編集後記●

 ほとんど趣味で開設しているパソコン教室ですが、ここのところシニアの方
々が、どんどん増えてきました。
ワード、エクセルはパソコン自体にナビゲーターソフトをインストールしてあ
るので、僕はあまり口出しをせず、僕なりにデスクワークを続けられるのが、
お互いにとってのいい距離感だと思っています。

 でも、今日は、ちょっと、我ながらよく頑張ったと思います。
最近の特殊なソフトは、次々とヴァージョンアップされ、旧いマニュアル本に
は書いていない仕事まで出来るのですねえ。本日は画像のレタッチソフトの扱
い方指南。切ったり貼ったり、拡大したり縮めたり、そこまでは何とかできる
ものの、高度な画像合成には、思いがけず一苦労。
 お馴染みさんですから、それで人間関係が悪くなることはないのですが、自
分としては、事もなげにそれを指導して株をあげたかったのです・・・。

 いやあ、苦労しました。結果的にはうまくいったものの、相変わらずソフト
のマニュアル本って、不親切極まりないと実感。日本語とは思えない。
あわせて「WINDOWS XP」の、余計千万のおせっかい機能も煩わしい。

 塩梅(あんばい)のいい統合PCがあれば、IT革命はもっとスムーズにいくの
になあ。

 本日の水揚げは3時間で、お詫びを込めての超特割で1500円をGETS!

 定番の酎ハイ購入には、十分な金額。 (22日午後8時記す)
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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00043号    2004/04/26
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