つれづれ音楽生活のすすめ

つれづれ音楽生活のすすめ 00037

カテゴリー: 2004年04月02日
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「つれづれ音楽生活のすすめ」   VoL. 00037  
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩                  04/04/02     
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■今日のバイブレーション■

 
        私が尊敬されるのは、演奏している時だけだ
           (ルイ・アームストロング:ジャズトランペット奏者)


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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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 コンサートを終了して、もう2週間も経とうとしている。この2週間、放心
状態であったような気もする。ご参加いただいた方々への、お礼状を認める余
裕がないまま、もう10日以上もたった。しかし、その間に、何度となく深い
酔い方をする事もあったわけだから時間がなかったと言い訳はできない。

 そういった会は最初は楽しい。しかし、徐々に、座が打ちとけたり、乱れた
りし始めると、いつもよりはテンションの高い分、気持ちは、思わぬ場所まで
飛び立ってしまい、お互いが糸の切れた凧状態を何度も経験することになって
しまう。
 飲み屋にメガネを忘れて、翌日取りにいく事にかこつけて、また痛飲。
 まったくだらしがないこと、甚だしい。
歌っていないと、まったく、ただの酔っ払いのおっさんだ・・。


 メンバーに渡すためのVTRをダビングしながら、上手くいったと思われる箇所
では,ことさらに再生音を誇張し、「うーむ」と感じる場所では、思わず絞り
込んで、自分で改めて歌ってみたりしている。
 そうしたところで、ダビングされる音像には、なんの影響もでないこともわか
っているが、そうせざるを得ない自分に辟易しながら、やっとのことで10本を
ダビングし終えた。

 今回、初披露のステップにしても同様である。
 寝静まった深夜、ドタバタと、はた迷惑な話である。諦めが悪い!

 「本当はこう歌いたかったんだ・・」(何故、そうできなかったの?)
「あ、ハーモニーバランスがくずれてる」(周りの音、ちゃんと聴けてた?)
「あ、MC噛んでる・・」(次のフォローの言葉くらい、用意しとけよ!)
「 」内も(  )内も自分自身の心である。

 今回のバイブレーションは天下のルイ・アームストロングの言葉である。
反省をしない音楽家などいない。演奏のあと、ひとり塞ぎこんでしまった自分
を自嘲するかのように、彼の唇からこの言葉がこぼれたのだろうか。

 尊敬などという、だいそれた言葉で自分の姿を客観視することは一生できな
いだろうが、「よくやったね」と労わる自分のすぐそばで、薄笑いをしている
ミューズの視線が気になり始めるのは、だいたい、これくらいの時間を経る頃
からである。


 ステージ上でのコンサートハイのあとに、必ず陥る孤独地獄。

   恋の痛みを癒すには、懲りずに新しい恋をするしかない。

 素敵なミューズ様!今度はいつ、貴方の微笑みにお目にかかれますか?

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■今日一番の耳ご馳走スペシャル■(カラオケタイム10=声質を調える3)

 このコーナーのナンバリングが、ちょっとここ数回ずれていたようです。
遡って「10の3」として調整してしまいました。ごめんなさい。

さて、歌うときは 母音は大事にしながら、子音で空気を切り裂くつもりで。

 アイウエオは口腔内の丸い空間を転がせつつも、それだけでは、ダラダラと
した声にしかなりませんから、できるだけ唇で子音を作っていくことを覚えて
ください。
 何度もいいますが、このコラムはクラシックのように大きな声を遠くまで飛
ばす事を目的にした訓練はお教えしていません。けれど平べったい声よりも、
膨らみを出せる歌い方のほうが、聴く人を気持ちよくさせることは間違いあり
ません。その秘訣は、ほんの少しで良いですから、唇を意識することです。

 でも、でも・・です。実は上唇と下唇をあわせて発音する子音って、あまり
無いことにも新鮮に気がついてくださいね。

 こんな話がありました。「聖・徳・太・子って、唇をあわさずに言ってごら
ん」と言われて、発音をさせると、みんな、なんとも、ぎこちない喋り方をし
てしまうものなのです。普通にしゃべっても、二つは合わないにも係わらずで
す。  (マ行は駄目ですね・・マミムメモ・・・)

 ならば、安心して普通に歌っても、唇の動きとはそれほど関係無いようなの
ですが、そこがポイントなのです。
 唇を意識して、そこが横や縦や前や後ろに動いて、それぞれの子音と連動し
ている事に気がついてください。

 最初は、それに気をとられ始めると、頬や顎の筋肉が硬直してしまって、逆
に不自然になってしまうかもしれませんが、それも大切なプロセスです。

 そうしているうちに共鳴腔の大きさが平均して、次第に声の質が均一化して
きますし、なによりも歌う時の皆様の表情が驚くほど変わってくることを、お
約束します。
 どんなに悲しい歌、寂しい歌でも、曇った表情で歌われては、歌の心は届き
ません。歌うことは、とても積極的な行動なのですから。

 この技を身につけることで、顔の筋肉を魅力的に扱えることになります。
笑顔のつくり方を学ぶスマイル・セラピーというものの基本に通じる手法です。
 輝く表情は和するための必要条件です。是非、習得をしてみてください。

 次回からは、いよいよ最後の段階です。歌の音程ということを考えてみます。
 
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■思わぬところで眼ご馳走(奥村愛子)

 ザッ、ザッと眼を通す毎朝の新聞でも、気になるフレーズが使われている場
所には、必ず眼が止まります。まあ、右脳重視の読み方ということになるでし
ょうか。そこにいくつも、気になる言葉があれば尚更です。

 昭和テースト、山本リンダ、ザ・ピーナッツ、守護していた何かが乗り移っ
た、粘りと張り、日本語でしか・・ソウルフルなホーンへの憧れ etc。

 切なげな表情のステージ写真にも、ちょっとそそられる。

奥村チヨじゃなくって、奥村愛子。
 
 まだ、僕は聴いたことがない歌い手ではあるが、なんだか気になるなあ。

13名編成のバンドを従えてのライブ活動なんて、いまどき大編成である。
ラッパの音を聴きたいと思っていた矢先なので、これは、もしかすると、
アーモンドグリコ(昔は一粒で二度おいしいなんていう言い方をしましたが・
わっかるかなあ・・)。

 ともかく、ちょっと情報を集めてみたい歌い手です。

http://www.okumuraaiko.net/

 でもインターネットで検索したら、たくさんのサイトがあったのです。

そうかあ。売れっ子なのか。でもおじさんたちは、まだしらないぞぉ!
(僕だけが知らないだけなのかなあ。これまた墓穴を掘ったか?)

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●編集後記●

 あたたかな一日でした。こんな日は、大好きな詩人である谷川俊太郎さんの、
詩のなかの一節にある「くもをこえ、そらをこえ、ぼくはどこまでも のぼって
ゆける 春の一日 ぼくはかみさまと しずかな はなしをした」というフレー
ズを思い出したりします。

 所沢桜は早くも、満開をすぎ、あと2,3日で葉桜にかわってしまいそうです。
「メロウネットところ塾」でも3日に、パソコンのオープンカフェ(シニアの方
々がインターネットやメールに親しむ企画)のあと、ちょいと花見がてら出かけ
ようとなっていますから、なんとかそれまでは頑張って欲しいと願っています。

 そういえば、吾妻川の辺のシダレザクラも見物にいかなくては。
鈴木清純監督の映画「ツィゴイネルワイゼン」を髣髴とさせる、妖艶な夜桜の川
辺。あそこで得る幻想を、頭脳の箪笥にしまいこみ、夜な夜な何度も引きずり出
しては、「日本人に生まれてよかった」としみじみするのが、いつもの僕の春の
宵です。(4月1日 21:30 記)
 
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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00037号    2004/04/02
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