仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-787「りくつ」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.787)「りくつ」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.787)「りくつ」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「りくつ」


 もうりくつは言うまい。
 りくつのやりとりの空しさが身にしみる。

 ほんとうに心から、
 こんこんとふき出してくるような、

 そんな言葉が口から出てこないものか。

 あれやこれやと
 頭でこねくりまわして、

 つじつまの合わないところは、
 手前勝手な言い分でつなぎ合わせて、

 それで相手にわかったかと問うてみても、
 そこには白々しさが残るだけである。

 これは人間同士の会話ではない。

 少々つじつまが合わなくてもよい。
 りくつに合わなくてもよい。

 そんなことにとらわれるよりも、
 人を心から愛し、敬し、

 そしていたわり合う素直な思いのままに
 語り合えないものか。

 トツトツとした語りでもよい。
 大事なことは、りくつのやりとりではない。

 心が通じ合うことである。

 そしてそこに、お互いににじみ出るような
 信頼感が生まれ、

 お互いに助け合って生きていく力が
 わきおこり、

 人間として生きることの幸せを
 味わうことである。

 できるはずである。

 相手がどうあろうと
 自分にはできるはずである。

 そう信じたい。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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ビジネスの現場では、

 「論理的思考力」が求められます。

「論理」は、

 「世界共通語」とも言われ、

 ビジネスでは「基本能力」でもあります。

また、

 見事な「論理の展開」は、
 「説得力」にもつながり、

 「できるビジネスパースン」
 を演出してくれるでしょう。

しかし、同じような論理の展開でも、

 「理屈」と言われると、
 随分雰囲気が変わります。

 「あの人は論理的思考力が高いね」

と言われる人がいる一方で、

 「あいつは理屈屋だ!」

と言われる人がいます。

この「違い」は、

 雰囲気として明瞭ですが、
 意外と「本人にはわかっていない」

かもしれません。

また、そこまでいかなくても、

 「理屈はそうなんだけどねー」

と上司に言われ、

 なかなか企画案の通らない人もいる

でしょう。

 
 「それは理屈だ!」

と言われるときは、

 「人の心」がつかめていません。

本人としては、

 「正しさ」を主張しているつもり

かもしれませんが、

 この「正しさ」というのは、
 意外と「クセモノ」です。

よく、

 「正しければ通るはずだ」

と思っている人がいますが、

 「正しさ」を前面に出されると、
 嫌になるケースが結構あります。

人は、

 「論理の通らないこと」には敏感です。

 すぐに、指摘してきます。

とくに、「ディベート」的なことでは、

 その隙を突き合っていたりします。

また、人は、

 「理屈の通らないこと」にも反応します。

 「納得」できないのです。

そういうことを、何度も経験すると、

 段々と「隙の無いもの」を作ることに
 必死になっていきます。

そうして、段々と、

 「正しさ」にこだわっていくようになる

のです。

しかし、

では、「正しければいいか」というと、

 そうとも限りません。

「理屈の上の正しさ」は、

 「議論の正しさ」とは違ったりする

のです。


実際、ものごとは、

 「論理」だけでは決まりません。

同じことを言っても、

 「誰が言っているか?!」で変わる

こともあります。

みんなが、その背景に見ているのは、、

 「人格」や「人間力」

という内面の力なのかもしれません。

また、「言い訳」が見苦しいのは、

 その論理の背景にある
 「考え方」や「生き方」

というものが、未熟だからなのでしょう。

幸之助さんの仰るように、
 
 手前勝手な言い分で
 つなぎ合わせているだけ

では、白々しくて話にならないのです。

あるいは、

 「人間として正しさを考え抜いた」

というような

 真摯な「姿勢」が見えない

のかもしれません。

また、

 「誰よりも考え抜いた」

というような

 「必死さ」や「熱意」が感じられない

のかもしれません。

 
幸之助さんは、そんなことは、

 「人間同士の会話ではない」

と仰っています。

そして、大事なことは、

 りくつのやりとりではない。
 心が通じ合うことである。

と仰っています。

要は、

 「保身」のための理屈も、
 「相手に勝つ」ための理屈も、

 「本質ではない」ということでしょう。


自分で

 「理屈を言っているな」と思うときは、 
 空しいものです。

 「言い訳」も見苦しさを感じます。

とはいえ、

 筋の通らない話は、
 なかなか説得力を持ちません。

 「考え方としては間違っていない」

というような「単なる正しさ」ではなく、

 「人間としての正しさ」

というか、

 「個々の人間」を越えた
 もう一段上の「正しさ」みたいなもの

を探求する必要があるのかもしれません。


 「自分の生き方を説得できるだけの思い」

を持ちたいものです。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

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次回の「ちとえ藤堂塾」は、

 (東京)10月21日(日)13時~

 (大阪)10月28日(日)13時~

 (テーマ)人生を再設計する

  先日、「還暦」を迎え、
  これまでの人生を振り返っていますが、
  何かが急に変わったのか、
  これまでにないたくさんの気づきが
  あります。

  なかでもいちばんの気づきというか、
  確信したことは、

  「誰もが、もっと豊かに生きていい!」
  「いや、もっと自分らしく生きる必要が
   ある」

  ということです。

  そこで今回は、これから、
  時代的にも大事になるであろう

  「自分らしい豊かさ」について

  お伝えしたいと思います。

  是非、これからの
  「あなたらしい豊かな生き方」の
  参考になさってください。 


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〔3〕 今週の「人生好転メルマガ」

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 何もできない。
  
第1513号 時間の価値

 自分の「持ち時間」が「人生」である。

第1514号 条件を出す

 「条件を持ち出して判断する」のは、
 正論に見えて、道を閉ざすことがある。

第1515号 条件を飲む 

 いつも同じ「条件」に負けている?!


本日「第1516号」を配信いたします。


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発行周期: 週刊 最新号:  2019/01/18 部数:  3,961部

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