仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-783「責める」


カテゴリー: 2018年09月14日





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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.783)「責める」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.783)「責める」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「責める」


 他人を責めるということは、
 ほんとうはなかなかに容易でない。

 責められる方もいやならば、責める方も
 決して気持ちのよいものではない。

 できれば互いに責め合わないでいたい
 のだけれど、神ならぬ身、

 時にはやっぱり責めたくもなるし、
 また責められて気のつくこともある。

 だから、
 責める責められるということは、

 人と人とが寄り合って暮らしていく
 この世の中では、

 さけることのできない
 一つの人間の宿命なのかもしれない。

 そうとすれば、
 せめてこの宿命をいたわり合うような、

 心の通い合った姿のなかで、人間らしく
 責めてみたい。責められてみたい。

 動物ならかみ合い血を流すしか
 天与の手段はないかもしれないが、

 人間には怒りを愛にかえ、
 憎しみをいたわりにかえるだけの

 心の働きが与えられている。

 その心の働きを
 精いっぱいにかたむけてみたい。

 むつかしいことかもしれないが、

 そのむつかしさを知った上での責め合い
 でありたいものである。

 しかし、もっとむつかしいのは、
 自分で自分を責めるということであろう。

 責めるということは、いずれにしても 
 なかなかに容易でないのである。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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人に「指摘」するときには、

 「注意する」「警告する」

 あるいは、「アドバイスする」 

などいろいろありますが、

 「責める」となると、

少しニュアンスが違ってきます。

この「責める」という言葉には、、

 「責任を追及する」

という雰囲気があります。

 「どうして、
  そんなことになったのだ?!」

 「どう責任を取るつもりだ?!」

と怒られているイメージでしょうか。

「原因追求」と「責任追及」は、

 「ついきゅう」の字が違います。

「原因追求」の「追求」は、

 何かを手に入れるために、
 どこまでも追い求めること、ですが、

「責任追及」の「追及」は、

 追い詰めて、
 責任や欠点を問いただすこと、です。

会議などでは、

 「原因追求」が「責任追及」にすり替わる

ことがよくありますが、

 「追求」が「追及」に変わった瞬間に
 みんな黙り込むようになります。

ちょっと「嫌な雰囲気」です。

その背景に、

 「裁く」

という態度が混じってくるからでしょう。

同じように叱られても、

 「裁かれている」と感じるときは、
 実に嫌なものです。

「裁かれた」瞬間に、

 「人間関係」が崩れ、
 「距離」ができてしまいます。


この「責める」ということを考えるときに、
まず注意したいのは、

 人を「責めたくなる」という感情

です。

人は、

 結構、安易に人を裁きます。

特に、
 
 「自分の基準」を持っている人、
 そこに「正しさ」を置いている人は、

 「自分の基準」に合わないと、
 「バッサリ」やってしまいます。

自分の持っている基準を基に、

 「それではダメだ!」

と判定してしまうのです。

また、

相手が「期待通り」でなかったときも

 「期待に応えない相手」を裁く

というケースはよくあります。

 「勝手に期待しておいて、
  勝手に怒っている」

のですが、このケースはよくあります。


それから、

 「言い方」などの「責め方」も問題

でしょう。

幸之助さんは、

 せめてこの宿命をいたわり合うような、

 心の通い合った姿のなかで、人間らしく
 責めてみたい。責められてみたい。

と仰っていますが、

 これは、なかなか難しいことです。

「責める」ときには、
たいてい感情的ですので、

 感情のままに「きつい言葉」で責める人

が結構多いようです。

なかには、

 「イヤミ」を入れてくる人もいます。

また、

 「怒りの波動」だけ出しておいて、
 「何も言わない」ケースもありますし、

 大きな音を立てて、ドアを閉めたり、
 モノを置いたりする人もあります。

いずれにしても、

 相手の「怒りの感情」「裁きの感情」

が伝わってきて、これまた嫌なものです。

その点について、幸之助さんは、

 動物ならかみ合い血を流すしか
 天与の手段はないかもしれないが、

 人間には怒りを愛にかえ、
 憎しみをいたわりにかえるだけの

 心の働きが与えられている。

 その心の働きを
 精いっぱいにかたむけてみたい。

と仰っていますが、

 「怒り」を「愛」に変え、
 「憎しみ」を「いたわり」に変える

ためには、

 相当の修行が必要でしょう。

実際には、たいてい、

 それだけの「余裕」がありません。


以上は、

 「人を責めたり、責められたり」

というケースですが、

 自分で「自分を責める」

というのも、注意が必要です。

これは、気をつけないと、

 すぐ「自己否定」になってしまいます。

「反省」でも、

 「自己否定」ばかりしている人

がいっぱいいます。


仕事においても、人生においても、

 「自己責任」という考え方は大事

です。

 「人のせい」にするのではなく、
 「何かのせい」にするのでもなく、

 安易に「被害者意識」を持たずに、
 
 「真の原因は、己のなかにあり」

と考えることは、大事な原則です。

しかし、

 「自分で自分を責める人」は、

なかなか

 ありのままを素直に認識できません。

その結果、

 「責め過ぎてしまう」のです。

なかには、

 人に責められた言葉を、
 そのまま自分に浴びせ続ける人

もいます。

そうなると、バランスを崩し、

 「逃げ場」を失って、
 「自己肯定感」をなくしてしまいます。


幸之助さんも仰っているように、

 その「難しさ」というものを
 自覚しておく必要があるでしょう。

そして、

 「人間らしい責め方」というものを
 しっかり追求してみたいものです。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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