仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-780「たしかめる」


カテゴリー: 2018年08月17日





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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.780)「たしかめる」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.780)「たしかめる」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「たしかめる」

 
 自分の目で見、
 自分の手でたしかめる――

 これほどたしかなことはないけれど、
 ともすればお互いに、

 自分の目のとどく範囲、
 手にふれる範囲のたしかさにとらわれて、

 これがすべてなり、これがまさに”世界”
 なりと即断しがちである。

 目で見、手でたしかめるたしかさには
 まちがいがない。

 しかし、自分の目のとどかないところ、
 手にふれえないところにも、

 さまざまの人がいて
 さまざまの考えを持ち、

 さまざまのものがあって、
 さまざまの働きをしている。

 これもまた
 間違いのない”世界”なのである。

 そうとすれば、
 お互いに今すこし謙虚でありたい。

 すくなくとも、自分の目と手のワクを
 超えた”世界”に対して、

 謙虚に耳を傾け、
 これを吸収する柔軟な心を持ちたい。

 これがすなわち自分をひらくことで、
 同時にまた人をひらき、国をひらき、

 世界をひらく道にも通じてくるのである。

 果てしない対立に激動する昨今、
 真の進歩と調和を生み出すために、

 お互いに”たしか”と思っていることを、
 もう一度たしかめあってみたいものである。
 

    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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 「群盲象を評す」

という言葉があります。

目の見えない人が、それぞれに象を触り、

 足を触った人は、
 「象は柱のようだ」と理解し、

 腹を触った人は、
 「象は壁のようだ」と理解し、

 鼻を触った人は、
 「象はチューブのようだ」と理解し、

 耳を触った人は、
 「象は扇のようだ」と理解し、

 尾を触った人は、
 「象は箒のようだ」と理解した

という話です。(諸説あり)


誰も間違った判断はしていませんが、
それでは、

 「象」という動物を正しく理解した
 ということにはなりません。

確かに、

 「自分の手でたしかめたこと」は正しい

でしょう。

だから、

 「自分の意見が正しい」と決めつける

のも無理はありません。

 「他人の意見」が受け入れられない

のも仕方ありません。

もし、

 「全体」を知っている人がいなければ、

 この問題は、永遠に決着しない

かもしれません。

しかし、

 「自分の知っていることが
  すべてではない」可能性がある

ということは、

 この教訓を通して自覚しておく必要がある

ようです。


もう何年も生きてきたから、
いろいろ経験もしてきたから、

 「だいたいのことは分かっている!」

と言いたいでしょうが、

 実際には「万分の一」もわかっていない

可能性もあります。


日常でも、

 「どうして相手がそんなことをするのか」
 がわからない

というケースは結構あります。

親は子に、上司は部下に、

 「何度言ったらわかるんだ!」

と声を荒げたところで、

 一向に「通じない人」もたくさんいます。

この背景には、

 「価値観の違い」もあるでしょう。

「価値観」が違うと、

 同じ「原因」でも「結果」は異なります。


また、人の行動には、

 必ず「意味がある」と言われます。

すなわち、

 そうする「事情」というものがあり、

 そういう「結果」になる
 その人なりの「理屈」というものがある

のです。

それは、

 3歳の子にも、
 90歳のお爺さんにも、あります。

「自分の価値観」では理解できないだけで、

 自分が知らない「事情」と
 その人なりの「理屈」がある

のです。

人は、

 「自分が理解できないこと」は
 受け入れることができません。

したがって、

 「そんなはずはない!」

と頭から否定したり、

 「どうしてそんなことをするのだ?!」
 「何を考えているのだ?!」

と詰め寄って、

 真の「理由」を知ろうとしたりします。

それは、

 「自分の価値観」では
 理解できない世界がある

ということですが、

 それが「理解できない」のです。

 「自分が知らない事情が
  何かあるのかもしれない」

とは思えないのです。

 「そうせざるを得ない理由が
  何かあるのだろう」

とは考えられないのです。

「理解できない」ことは、

 「そのまま受け入れる」しかない

のですが、

 それがとても難しいのです。


また、「価値観の違い」が、

 「反応の違い」となってあらわれるケース

もよくあります。

たとえば、自分では、

 「どうして、
  そんなことくらいで落ち込むの?!」

と思うようなことでも、 

 本人にとっては、それが「死ぬほど嫌!」

ってことはあります。

自分は「大したことがない」と思っても、

 相手も同じとは限りません。

いや、

 「違うことの方が多い」でしょう。

そうなってくると、

 「自分の価値観」で判断する

というか、

 「自分の価値観」で決めつける

ということは、

 実は、結構、危ないことになってきます。


 「自分の価値観」で見ている限り、
 「わからない世界」がある

のです。

先ほどの、

 「象評」と同じです。


これは、

 「自分の知っている世界」が「狭い」
 あるいは、「偏っている」

ということでもあります。

あるいは、

 「自分の世界がクローズド」である

ということかもしれません。

幸之助さんは、

 すくなくとも、自分の目と手のワクを
 超えた”世界”に対して、

 謙虚に耳を傾け、
 これを吸収する柔軟な心を持ちたい。

と仰っています。

そして、

 それがすなわち
 「自分をひらくこと」である

ということです。

逆に言うと、

 自分が「閉じている」のでしょう。

 「経験」を理由に「閉じている」

 「価値観」を武器に「閉じている」

のかもしれません。

そして、

 「自分をひらくこと」が、

 同時にまた人をひらき、国をひらき、
 世界をひらく道にも通じてくる。

と仰っていますが、

 これは、これからの世界の課題でもある

でしょう。


まずは、

 「自分の認識」という
 「自分の小さな世界」に気づくこと

そして、それが、

 「偏った世界」であることを知ること

が必要かもしれません。

気づいたなら、

 一旦、「決めつけ」を外し、
 「耳を傾けてみる」努力が必要

でしょう。

そうして、

 自分の知らない世界を知って、
 その「存在」を受け入れてみる。

その勇気が求められます。


 人は「あるがままの世界」を見ている

のではなく、

 「自分のあるがままに」世界を見ている

と言われます。

これは、

 「真実の世界」というより、

 「見え方の真実」の問題かもしれません。

そう考えると、

 「何が見えているか?」
 「どのように見えているか?」

もう少し言うなら、

 「何しか見えていないか?!」
 「どのようにしか見えていないか?!」

を知ることで、

 「自分自身」が見えてくる

かもしれません。


 「自分がつかんで離さない世界観」

を、一度確認しておきましょうか。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

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次回の「ちとえ藤堂塾」は、

 
 (東京)9月 2日(日)13時~

 (大阪)9月 9日(日)13時~

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