仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-777「押しやる」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.777)「押しやる」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.777)「押しやる」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「押しやる」

 
 タライのなかの水を、
 手で向こうに押しやっても、

 すぐにまた左右から水が寄ってくる。

 押しやっても押しやっても、
 手もとの水はなくならない。

 いたずらに波立つだけで、
 やっぱり水は戻ってくる。

 あきらめて手を休めたら、
 タライの水はゆったりと静まる。

 この世の中、いやなことはいっぱいあるし
 自分にとっていやな人もたくさんいる。

 だから、ついそれらを向こうに押しやって
 自分のまわりから遠ざけたいと思うのだが、

 一つ押しやっても、
 また新たないやなことが起こってくるし、

 押しやったと思ったいやな人が、知らぬ間
 にまた自分のまわりに寄りそってくる。

 もがいてもあがいても、
 やっぱりもとのままである。

 人間の道は排除の道ではない。

 お互いにタライのなかに相集うて
 暮らしているのである。

 押しやっても押しやれるものではない。

 だからいたずらにもがきあがくよりも、
 寄りそうもよし、寄りそわざるもよし、

 これも何かの縁と心を定めて、

 あるがままを承認し、
 あるがままを受け入れるほかない。

 そこにおのずから調和が生まれ、
 自他共に生きる道が、

 ムリなくひらけてくるのであろう。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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「四苦八苦」という言葉があります。

 「四苦」とは、「生・老・病・死」

ですが、

 残りの「四苦」をご存知でしょうか。

それは、

  嫌な人と出会う苦しみ(怨憎会苦)

 愛する人と別れる苦しみ(愛別離苦)
 
 求めるものが手に入らない苦しみ
              (求不得苦)
 煩悩が燃え盛る苦しみ(五陰盛苦)

です。


最初の、

 「嫌な人と出会う苦しみ」

というのは、

 いまに始まったことではないようです。

ずーっと昔から、

 どこの世界にも、誰の人生にもあり、
 避けられないことなのでしょう。


幸之助さんは、

 人間の道は「排除の道ではない」

と仰っています。

それは、

 たとえ「嫌な人」であっても、

 「この世界」から
 追い出すことはできない

ということでしょう。

「追いやった」ところで、

 所詮「タライのなか」です。

「タライのなか」では、

 「追いやろう」とすればするほど、
 「戻ってくる」

ということです。


しかし、

 「あきらめて手を休めたら、
  タライの水はゆったりと静まる」
 
 「もがいてもあがいても、
  やっぱりもとのままである」

と言います。

それは、

 そこが「本来のバランス」

ということかもしれません。

そうだとすると、

 「好き嫌い」というようなことは、

 その「バランス」のとれた状態
 に対し、文句を言っていることになる

のかもしれません。

幸之助さんは、

 我慢してでも「寄り添え」

とは仰っていません。

 「寄りそうもよし、寄りそわざるもよし」

と仰っているのです。

それは、

 まず、「あるがまま」を承認し、
 「あるがまま」を受け入れるほかない

ということです。


実は、

 「排除の理論」というのは、

 「受け入れない」ということであり、

それは、

 「存在を認めない」

ということでもあります。

 「ゴミ」や「汚いもの」は、
 「見えないところ」に追いやるなど、

 「自分の不都合なこと」は、
 自分の周りに存在しないようにしたい

のです。

仕事や人生でいう「問題」も

 同じような感じがあります。

 「こんな問題があってはいけないから、
  早く何とか解決しろ!」

と言われて、日々、

 その「問題解決」に追われていますが、

結局、

 「消せない」ことを
 「消そう!」として必死なのです。


また、「タライの水」の話は、

 自分が「逃げることもできない」

ということでもあります。

これも、結局、

 「逃げられない」ことから、
 「逃げよう!」として必死なのです。

お釈迦さまは、

 このような「真理」を知らないがために
 あがいている姿を「苦しみ」と言われた

のかもしれません。
 

つい、文句を言ってしまいますが、

本来「バランス」のとれているものに対し、

 「自分としては都合が悪い」

と言っている自分の姿には、

 どこかで気づく必要があるでしょう。

そして、それに気づいたなら

 「価値観」を入れ替えて、

 「受け入れてみる」努力をする。

それが、

 その問題を解くことになる

のかもしれません。


人生では、

 「卒業しない問題」は繰り返される

と言います。

「追いやること」も「逃げること」も、

 「試験」では、違反なのでしょう。


 「受け入れる」ということの価値

を知っておきたいものです。

「解決」とは、

 「消すこと」ではありません。

「真の解決」とは、

 「受け入れても大丈夫なこと」です。

 「そのままでいいと言えること」です。

それは、結局、

 「自分の器」を大きくすること

なのかもしれません。


♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

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次回の「ちとえ藤堂塾」は、

 
 (東京)9月 2日(日)13時~

 (大阪)9月 9日(日)13時~

 (テーマ)
    
    「仕事の習慣」と「人生の習慣」


  まず、「人」が習慣をつくり、
  次に、その「習慣」が人を創る

  と言います。 

  いまの仕事も、いまの人生も、
  これまで自分がつくってきた習慣に
  左右(支配)されています。 

  「良い習慣」は武器になりますが、
  「悪い習慣」は自滅の種になります。

  「怠け心」は、
  「仕事の習慣」になってしまいます。

  「反応的に動くこと」は、
  「人生の習慣」になってしまいます。

  働き方や生き方が変わりつつある今、

  自分を支配している「習慣」を
  見直してみませんか?!


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〔3〕 今週の「人生好転メルマガ」

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第1440号 自分を動かしているもの

 実践する人は、
 そこそこの「リスク」は承知の上で、
 「それでもやりたい何か」がある。 
  
第1441号 失敗してもいいから

 「失敗を恐れない」のではなく、
 「失敗」してもいいから、やる。

第1442号 冒険という生き方

 「冒険家」というのは、
 ものずごく「慎重」であり、
 「分」をわきまえている。

第1443号 日々の冒険

 「思い」が「想い」となり、「念い」
 となるにつれて「実体」が現れてくる。 
 
本日、「第1444号」を配信いたします。


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