仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-776「もがく」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.776)「もがく」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

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〔1〕(vol.776)「もがく」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「もがく」

 
 海や川にもぐる人が多くなった。

 今までは、漁師や専門家の人だけの分野
 だったものが、

 このごろは十分な指導、訓練もないままに
 たやすくもぐってしまう。

 だから、藻にからまれたり、
 ウズにまかれたり、事故が多くなる。

 そして、もがく。
 そして、もがけばもがくほど、

 ますます藻がからみ、
 ますますウズに引き込まれる。

 ちょっと動きをとめれば、
 スッと浮き上がるのにとも思うのだが、

 本人は夢中で、
 もがいているつもりはすこしもない。

 これは水にもぐる場合の話であるけれど、
 お互いの日々において、

 なんとまあ
  もがいていることの多いことか。

 自分ではもがいているつもりは
 ないのだが、

 あっちに引っかかり、
 こっちにひっかかり、

 あれがからみ、これがからみ、結局は
 ますます身動きができなくなってしまう。

 やっぱり、
  もがいてはいけないのである。

 そして、もがいていることを
 自覚しなければならないのである。

 そのために、もう少し冷静な第三者の
 意見に、素直に耳を傾けたい。

 衆知を集めることの大事さが、
 こんなところにもあるのである。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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水に落ちて、溺れかけたときに、

 あまりもがくと、水を飲んだりして
 かえって溺れてしまうことがあります。

もがかず、静かに身を任せていると、

 必ず体は浮いてくるものですが、

どういう訳か、

 「もがいてしまう」のです。


日常においても、

 水に落ちたのと同じように、
 「もがき苦しむ」こと

はたくさんあります。

 「人間関係」しかり、
 「お金の問題」しかり、

 「ケガや病気」もそうでしょう。

最近では、

 「介護などの家庭問題」も
 「もがき苦しむ」原因になっている

ケースが多いようです。


 行き詰ってしまったり、
 急に環境が変わったりして「もがく」

のは、

 その現実が「受け入れられない」

ということでもあるでしょう。


実は、

 「問題に向き合う姿勢」には二通りある

と言われます。

ひとつは、

 その「問題」があってはならず、 

 無かったことにするために、
 少しでも早く「解決してしまう」

という方法です。

もうひとつは、

 いちいち判定せず、判断もせず、
 
 「何か意味があって生じているのだろう」
 と、黙って「受け入れてしまう」

という方法です。

最初の方は、「仕事の基本」ですが、

 この「何とかしなければ!」という焦りが
 「もがく原因」のようです。

もうひとつの

 「受け入れる」というのは、

消極的に見えますが、

 実際には、解決に繋がる「秘法」です。

そういう意味では、

 受け入れられずに、もがいてしまう

ことで、

 より問題が複雑になってしまう 

というケースもあるのです。


 「受け入れた」上で戦っているか?

それとも、

 「受け入れられないまま」戦っているか?

というのは、大きな違いなのです。


さらには、

 考えれば考えるほど、
 身動きが取れなくなる

というようなことも結構あります。

いろいろ「しがらみ」があり、

 あちらを立てればこちらが立たず

というようなことになって悩みます。

この「しがらみ」には、

 人間関係もあれば、
 家族の問題もあります。

また、

 過去の栄光など、
 「プライド」が絡むことも多い

ようです。


本文には、

 「藻か絡む」とありましたが、

これは、

 「クモの巣」のようなもの

と言ってもいいでしょう。

たくさんの

 「しがらみ」というクモの巣に絡まって
 身動きが取れなくなってしまう

のです。

こういうときは、思い切って、

 そのクモの巣を払う必要がある
 
でしょう。

それは、言い方を変えると、

 「シンプルに」考えてみる

ということでもあります。

いろいろ知り過ぎて、
複雑に考え込んでしまうと、

 ものごとは収拾がつきません。

そこで、ある程度は、

 「割り切る」ことが必要です。

そのための発想は、

 「シンプルに考える」ということです。


思い切って、

 捨てるものは捨て、
 ほんとうに大事なものだけを選び取る

ということです。

そのためには、

 「感情の整理」も必要です。

「恨み」や「憎しみ」といった感情に
とらわれてしまうと、

 「判断」は狂ってきます。

 「絶対に許せない!」

などと思い込んでいると、

 決して解決の方向には進まず、
 結局、身動きが取れなくなってしまう

でしょう。

 こういった「執着」には要注意です。

「執着」とは、

 「こちらがつかんで放さないもの」です。

それは、

 昔、誰かに貸した千円を、
 「まだ返してもらっていない!」

 と、20年も30年も忘れないでいる

ようなものです。

このような、

 「割に合わない執着」は、意図的に
 忘れてしまった方が幸福でしょう。

 千円以上の価値があります。


このように、

 何だかんだと、日々もがき続けています。


幸之助さんは、

 まず「もがいていること」を自覚せよ

と仰っています。

自分がもがいていることに気づくために、

 冷静な第三者の意見に、
 素直に耳を傾ける必要がある

ということです。

しかし、実際には、

 もがいているときほど、
 「他人の意見を聴く余裕」がありません。

いや、余裕がないから、
もがくことになるのでしょう。

こういうものは、

 「人の振り見て我が振り直せ」

が、ひとつの方法です。

 本人だけが、
 もがいていることに気づいていない

というのは、ちょっと滑稽でしょう。

そういう「他人の姿」を、

 「自分事」として見られるか?!
 「自分に重ね合わせて」考えられるか?!

ということです。


人生は、

 急いではいけないときほど急ぎたくなる

ものです。

 こういうことは、
 知っておかなければなりません。

同じように、

 「もがきたくなるとき」ほど、
 「力を抜く」ことが必要である

ということは、

 知っておいた方がいいでしょう。

そして、できれば、

 もがくのをやめて、受け入れてみると
 そこに、「救いの道」がある

ということも、経験しておきたいものです。
 


♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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次回の「ちとえ藤堂塾」は、

 
 (東京)9月 2日(日)13時~

 (大阪)9月 9日(日)13時~

  ※詳細は、
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