仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-773「冷静の美徳」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.773)「冷静の美徳」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.774)「冷静の美徳」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「冷静の美徳」

 
 山にのぼってガスに包まれて、どちらに
 行ってよいのやらわからなくなったときは、

 まず立ちどまり休息し、場合によっては
 穴を見つけてそこにこもって、

 体力の消耗を防ぎつつ
 ジッとガスの晴れるのを待てという。

 そう言われているからそうしようと
 思うのだが、

 やっぱりウロウロして傷だらけになって、
 気力も衰え体力も衰えて、

 ついには倒れてしまう。

 不安だからである。ジッとしているのが
 何とも不安でたまらない。

 冷静を失った心には、
 次々と悪い考えばかりが浮かんできて、
 
 ジッとしていたらそのまま死んでしまう
 ような不安にかられる。

 そのうちに幻想のとりこになって、

 聞こえもしない音が聞こえ、
 ありもしない道が見えてきたりする。

 冷静ほど大事なことはないのである。

 人間についての美徳が
 いろいろ言われるけれど、

 冷静もまた大切な美徳である。

 とくにこんにちのような
 乱れた世相になってきたら、

 これが人間の第一番の美徳として 
 強く求められてくる。

 お互いにこの徳を、
 どこまで高めることができるか。

 大事な時である。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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 「人は、冷静であれば、
  そう判断を間違うことはない」

と言われます。

よく、リーダーのテーマとして、

 「判断力を磨く」

ということが挙げられますが、

この「判断力」には、

 二つの視点があります。

ひとつは、

 「判断力」そのものの問題

そして、もうひとつは、

 「判断するときの心境」の問題

です。

今日のテーマである「冷静」というのは、
二つ目の

 「判断するときの心境」の問題です。

 いかに「心を整えて判断するか?!」

ということです。

一般論としては、

 「心が乱れているときは
  判断してはいけない」

と言われます。

それは、

 「判断力」そのものが歪んでしまう

からでしょう。

しかし、意外と、

 「感情的に決めてしまう」ことが多い

ものです。


 「心が乱れる」ケースとしては、

ひとつに、

 「焦り」や「怒り」

が挙げられます。

また、

 「不安や心配、恐怖」も要注意である

と言われます。

これらは、いずれも、

 「冷静さ」を失わせます。

たとえば、「焦り」は、

 視野が「短期」になり、
 「その場しのぎ」をしがちです。

 「とりあえず、早くやりたい。
  少しでも早く手に入れたい」

などと私欲が先走って、

 長期的に見ると割に合わない選択
 をすることが多い

ようです。

また、「怒り」は、

 相手を攻撃する発想になりやすく、

 自分の方のケガや損失を考えず、
 「自分が気の済む方」を選択してしまう

ようです。

さらに、「不安や心配、恐怖」については、

幸之助さんも仰っているように、

 ジッとしていられない。
 次々と悪い考えばかり浮かんでくる。

あるいは、

 最悪のことを考えているうちに、
 幻想のとりこになってしまう。

というようなことがよくあります。

これでは、

 「冷静な判断」はできません。

この「不安や心配、恐怖」というのは、
日常、よくあることですが、

その実態は、

 「妄想」と言ってもいいかもしれません。

人間の「想像力」が、

 悪い方に働いてしまうのでしょう。

そして、考えれば考えるほど、

 「抜け出せなく」なってしまいます。

さらに、悪いことには、

 「心配波動」や「恐怖波動」を
 発信し続けると、

 「引き寄せの法則」

が働いてしまい、

 本来起きないことが、
 「現実化」してしまいます。

したがって、このようなときは、

 一刻も早く「冷静さ」を取り戻し、
 変な波動の「発信を止める」

ということが必要です。

そのためには、

 一旦、「落ち着く」ということが大事

でしょう。

そこで、有効なのは、

 「客観的になる」ということです。

イメージ的にいうと、

 「もう一人の自分」が、
 「乱れている自分」を見つめる

という感じでしょうか。

 「あぁ、今自分は不安になってる」とか、
 「どうしたらいいかわからなくなっている」

というようなことを

 「もう一人の自分」が「自覚」する

のです。

このように

 「自分を客観視できる」ようになると、

それだけで、

 かなり落ち着くことができます。

そうなると、

 「いま何が起きているか?!」

を考える余裕も出てきます。


但し、これには、

 「訓練」が要ります。

よく、舞台前であがっている人に、

 「深呼吸!」とアドバイスしますが、

あれは、なかなかうまくいきません。

「イザ!」となってから、
落ち着こうとがんばっても、

 なかなか身体は、
 言うことを聞いてくれません。

人間の「身体」というのは、

 「危機」に対して、
 敏感に反応するように出来ています。

あらゆる手を使って、

 「保身に走る」のです。

したがって、

 そういうときに、
 その身体的な反応を和らげる訓練

が重要になるのです。


幸之助さんは、

 「冷静」も人間の「美徳」である

と仰っています。

 「正直」や「誠実」、
 あるいは「忍耐」といった「徳目」

というものは、

 磨き、鍛えていかないと身につきません。


基本的には、

 「心を乱さない」ということは
 そう簡単にできることではありません

から、

「努力課題」としては、

 「乱れた心」をいかに早く戻すか?!

というところが勝負になるでしょう。


 「焦ってしまうこと」「腹の立つこと」
 あるいは、「不安で仕方ないこと」

は、毎日いっぱい起きます。

 そういう「乱れた心」を、
 いかに早く戻すか?!

それは、日々、練習できます。


「心が穏やかである」というのは、

 「しあわせ」のひとつでしょう。

「心が穏やか」であれば、

 「見るものも美しく」
 「食べるものも美味しく」

また、

 「ぐっすり眠れ」

さらには、

 「多少のことは許せるようになる」

かもしれません。

そして、何よりも、

 「判断を過たない」のです。


 「いまは、冷静であるか?!」

ということを常に確認し、その都度

 「心を整える」訓練をしておきたい

と思います。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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 その結果、
 相変わらず「仕事に追われる日々」が
 続くことになってしまっています。

 また、このまま「仕事に追われ」ている
 ばかりでは「自分の人生」が後手になる
 可能性もあります。

 そこで、今回は、もう一度原点に返り、
 「仕事と人生において、
  何を優先すべきか?!」
 を考えてみたいと思います。

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本日、「第1425号」を配信いたします。


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