仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-768「あやまる」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.768)「あやまる」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.768)「あやまる」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「あやまる」

 
 りくつを言って、べんかいを言って、
 人をそしって、自己を主張して、

 わめきにわめいているそんなとき、
 フト心のスミでささやく声がある。

 自分もやっぱり悪かった、
 すまなかった――と。

 あやまりたいのである。
 あやまってしまいたいのである。

 けれどもあやまれない。
 だからまたわめく。

 わめきながら、
 また心の声がささやく。

 あやまりなさい。
 素直にあやまりなさい。

 そうしたら、
 どんなに心が軽くなることか。
 
 顔がこわばる。
 眼に涙がにじむ。

 正しいと思っているその正しさが
 小さなとらわれから出ていることに

 次第に気づかされていくこのくやしさ。

 思わず唇をかみしめるけれど、
 やっぱりあやまれない。

 あやまりたくなければ、
 あやまらなくともよい。

 口先だけのそらぞらしい謝罪の言葉より、
 心のささやきに涙ぐむその悩める姿の方が

 よほど心が通い合う。

 そして、素直にあやまりたくなったとき、
 あやまればよい。

 相手もまたあやまるであろう。

 あやまらなくてもよい人は、この世の中、
 誰一人としていないのだから。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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 「謝れば楽になる」

と思いながら、

 「謝れないでいる」

というケースは、結構あります。

呼吸を整えて、
そのタイミングを計ろうとしても、

 相手の不用意な「ひと言」で、つい、
 そのタイミングを失ってしまう

ということもあるでしょう。


 「こちらの非を認めていない」

という訳ではありません。

 「自分にも非はあった」

とは認めている訳です。

しかし、その隙を突いて、

 「すべて、あなたが悪い」

と言われてしまうと、

 「いや、そこは違うだろう!?」

と、引っかかってしまうのです。


こういうときに,人は、

 「正しさ」

というものを持ち出そうとします。

 「何が正しくて、
  どこが正しくないか?!」

を、はっきりさせようとするのです。

 自分も悪いけど、
 相手にも悪いところはある。

 それをはっきりさせようじゃないか!?

という感じです。

実は、この

 「正しさ」は、意外とクセモノです。

「正しさ」は、

 ある「価値観」に基づいています。

したがって、

 その「価値観」が
 受け入れられなければ通じません。

また、たとえ「価値観」が同じでも、

 その「優先順位」が違う

ということもあります。

 その「正しさの主張」は理解されても、
 それだけで、事は判定されない

のです。

 「正しさ」は受け入れつつも、

それより、

 「好き嫌い」や「許せるかどうか」など

が引っかかってくるのです。

 
この

 「正しさ」こそ、
 「絶対的なモノサシ」である

と信じている人は結構いますが、

実際には、

 「正しさ」だけでは、
 人を説得することはできません。

それだけでは、

 「人は動かない」のです。

この辺りは、
押さえておく必要があるでしょう。


また、本質的な問題として、

 「人間関係」がこじれるとき

というのは、

 「どちらか」がストップをかける

必要があります。

 「あなたが先に謝れば、
  私も謝ってもいい」

などと言っているようでは、

 どこまでいってもケリがつきません。

この発想は、

 「反応的」であり、
 「主体的」ではありません。

もう少し言うなら、

 「そこを試されている」

のです。

 「人間性や器が測られている」

のです。


 「相手の非」は関係なく、
 「自分の非」だけを認める

 それができるか?!

と、問われているのです。

こういうところで、

 「正しさ」を持ち出すのは逆効果

です。

 黙って「わかった」と言えるかどうか?!

そこが、勝負です。


今日のテーマのように、

 ひと言、謝れるかどうか?!

で、「人の器」は見えます。

この「ひと言」が言えなくて、

 「自分の人間としての小ささ」

を感じている人は多いでしょう。

 
この「人間としての器」で、
ひとつのモデルとなるのは、

今年の大河ドラマの

 「西郷どん」でしょうか。

西郷さんは、

 元々「誠実な人」ではありますが、
 最初から「器」が備わっていた訳ではない

ようです。

「島流し」等の幾度の試練を乗り越えて、

 「矛盾」を飲み込みながら
 「誠」を貫こうとした

その姿勢が、

 ああいう大きな器をつくったのでしょう。


「人の器」というものは、

 測る「モノサシ」がありません。

しかし、どういう訳か、

 人の器の大きさ(小ささ)

というものは明確です。

それは、やはり、

 実践の中で、
 磨かれ、鍛えられてていくもの

でしょう。


 「謝ること」ひとつできない小ささ

では、話になりません。

「バンジージャンプ」でも飛ぶつもりで

 一度だけでも勇気を出したいものです。


 「一度だけでも謝れるか?!」

それとも

 「一度も謝れずに人生を終えるか?!」

 この差は思っている以上に大きい

かもしれません。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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