仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-766「妙なもので」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.766)「妙なもので」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.766)「妙なもので」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「妙なもので」

 
 妙なもので、人間、
 心が弱くなったときには、

 不思議なほどに
 言いわけをしたくなってくる。

 心が迷うて、あれこれ考えあぐねて、
 堂々めぐりをしているうちに、
 
 何とはなしにグチが出て、それがグチと
 気づかないうちに言いわけになる。

 その言いわけも次第に上手になって、
 いつのまにやら自分が正しくて、

 正しい自分を弁護し、さらにその正しさを
 懸命に主張するようになってくる。

 つまり自分で自分に一番有能な弁護士さん
 をつけたようなものである。

 自分を弁護している間は、
 まだそれでよいけれど、

 こんどは相手に向かって
 一番峻烈な検事さんをさしむけるように
 なったらもういけない。

 妙なもので相手もまたそうなって、
 いつのまにやら人の心と心が離反する。

 人情としてやむを得ないとは言うものの、
 人情の世界なればこそなおさらに、

 自分には検事を、相手には弁護士をの
 心がけでお互いにわが身を省みたい。

 ともすれば離れがちな人の心と心を 
 寄り添わすために。
 

    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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 心が迷うて、
 あれこれ考えあぐねて、
 堂々めぐりしているとき

というのは、

 うまくいっていません。

いや、

 うまくいっていないから、
 そのような状態になるのでしょう。


うまくいかないとき、人には、

 「保身」というものが働きます。

これは、

 「危機管理力」から生まれる

のかもしれませんが、

 「生命的な危険」だけでなく、

 「評価的な危険」からも
 必死で自己を守ろうとします。


「評価」が絡むと、

 なかなか「さっさと逃げる」

という訳にもいかず、

 自ずと「言い訳」をして、
 自分を「正当化」しようとします。

要するに、

 「私は悪くない」と言いたい

あるいは、

 「少なくともこれだけの努力はした」

とか、

 「私はこんなに苦しんでいるんだ」

と、

 自分の言動を「正当化」していく

のです。

この「言い訳」というのは、

言い方を変えると、

 「自分の罪を許してもらう方法」

です。

「言い訳」が通ると、

 「罪がゆるされた」ように感じる

のです。

実際は、「言い訳」などせず、

 「一切の責任を負う」

というくらいの方が評価は高いのですが、

 わかっていても、
 なかなかそうもいきません。

そういうことを繰り返しているうちに、
いつの間にか、

 「言い訳」がうまくなっていきます。

ほんとうは、

 そんな言い訳など「見破られている」

のですが、

 意外と通ったりします。

それで、

 「その場しのぎ」はできたとしても
 ここには、大きな問題があります。

それは、

 保身のための説明が上手くなってしまう

ということです。

うまく説明できなければ、

 自己を変えるしかないのですが、

上手く説明できてしまうと、

 「自己を変革するチャンス」

をなくしてしまうのです。

基本的に、

 「言い訳」のうまい人で
 「仕事ができる」人はいません。

「仕事ができる人」は、

 「言い訳」の代わりに
 「黙って努力」をします。


 「説明」が上手い
 
というのは、

 単に「ごまかしがうまい」だけ

かもしれません。

「他人」をごまかしている間に

 「自分」をもごまかすことになる

と、これはちょっと問題でしょう。


また、幸之助さんが指摘されている
もうひとつの問題は、

 「他者攻撃」です。

 いわゆる「他責」です。

一般に、

 「自己防衛」をする人には二通りある

と言われます。

 「自分を責める人」と
 「他人を責める人」です。

「自分を責める人」とは、
 
 他人に責められる前に、
 自分で自分を責めることで、

 他者の攻撃から自分を守ろうとする

のです。

もうひとつの「他人を責める人」が
幸之助さんの仰る

 「検事型の人」でしょう。

言い換えると、

 「犯人捜し」です。

「新犯人」がわかれば、

 「自分は無罪になる」のです。


いずれにしても、

 この「保身の心」は、
 道を拓きません。

それどころか、

 「残されている道」すら塞ぐ

ことがあります。

 「自分を守ろう」とし過ぎることは、
 かえって道を塞ぐ

ということは知っておいた方がよさそう
です。

幸之助さんも仰っているように、

 人間は、心が弱ると
 不思議なほどに言いわけをしたくなる

ものです。

そういうことがわかっているなら、

 その時は、
 少し勇気を出してみたいものです。

難しいことではありますが、

 「言い訳をしない人生」を送ってみたい

と思っている人は多いのではないでしょうか。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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