仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-763「愚直の人」


カテゴリー: 2018年04月20日





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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.763)「愚直の人」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.763)「愚直の人」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「愚直の人」

 
 あまりにも正直すぎて、
 おろかなほどにまでひたすらで、

 だから機転もきかないし
 融通もきかない。

 世俗の人から見れば、
 どうにももてあますような人。

 そんな人はいつの時代にもいるもので、
 これも人間性の一面であるのかもしれない。

 しかし、

 正直すぎるのはいけないことなのか。
 ひたすらなのはいけないのか。

 機転がきかなくて、
 融通がきかないのはいけないことなのか。

 よく考えてみれば、
 どれ一つとして非難すべきことはない。

 むしろ、りくつばかりまくし立てて、
 いわゆる賢い人ばかりが多くなった
 きょうこのごろ、

 こんな愚直の人は、
 珠玉のような人であるとも言えよう。

 古来、祖師と言われるような人は、ほんと
 うは愚直の人であったのかもしれない。

 だから、
 世俗には恵まれなかったとしても、

 そのひたすらな真実は、今日に至るも
 なお多くの人の胸を打つのであろう。

 愚直またよし。

 この波らんの時にこそ、
 自分の真実な道を正直にひたすらに、

 そして素直に歩んでみたい。
 

    (『続・道をひらく』松下幸之助)
     

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仕事の仕方を見ていると、

 「要領のいい人」と「そうでない人」

がいます。
 
「要領のいい人」は、

 機転もきき、融通もきくので
 テキパキと仕事を片付けていきます。

何をやらせても

 「勘がいい」ので、
 効率よく仕事をさばいていけます。

そういう意味では、

 「要領」は才能の一種

と言えるでしょう。


一方、「要領の悪い人」は、

 その仕事振りにイライラしてしまう

ことがよくあります。

特に、急いでいるときなどは、
尚更かもしれません。

職場では、

 常に「合理性」を追求され、
 ますます「効率」を求められるので、

 「モタモタしてしまう人」は、
 大変でしょう。


このような「要領の悪い人」は、

 単に「手が遅い」

というケースもあるでしょうが、

なかには、

 「丁寧さ」にこだわったり、
 きちんと「確認」しないと気が済まない

という人も多いようです。

それは、

 性格的に「いい加減には出来ない」

のかもしれません。

また、それは、

 「仕事」だけでなく、
 「生き方」全般にそう

なのかもしれません。

そういう意味では、

 「要領が悪い」

というよりは、

 「愚直である」

ということなのでしょう。


「要領がいい人」は、

 常に「結果」に焦点が合っています。

「結果」を見据えて動くので、

 「無駄がない」のです。

一方「愚直の人」の場合は、

 「結果」ではなく、
 個々の「過程」に重心があります。

 目の前の一つひとつに、
 「丁寧に丁寧に」関わり、

 最大の関心を払って
 「思いを込めて」仕事をします。

「人間国宝」になられるような方は、

 このような「愚直」である人が多い

ようです。

その多くは、

 入門当初は「お前は向いていない!」

と言われたような方ばかりです。

 「要領がよすぎる」のは、

別の意味で、

 「極める世界」には「不向き」

なようです。


また、人の「性格」や「気質」には
いろいろありますが、

 その「レベル」というか「質」はさまざま

です。

たとえば、

 「努力」は誰でもします。

しかし、

 「誰にも負けない努力」となると、
 出来る人は、限られてくるでしょう。

同じように、

「正直であろうとする人」は
たくさんおられますが

 「バカがつくほど正直な人」

というのは、限られます。

「何ことにも一所懸命な人」も
たくさんおられますが、

 「寝食を忘れて熱中している人」

は多くありません。


ものごとは、

 「丁度いいくらい」でがんばっても

 なかなか「丁度よく」とはならない

ものです。

一般論でいれば、

 「やり過ぎ」くらいで丁度いい

のです。

幸之助さんの仰る「愚直の人」も

 そういう感じではないでしょうか。

 「丁度いいくらいがんばっている人」

ではなく、

 「やり過ぎではないか?!」とか
 「そこまでやらなくてもいいのでは!?」

と思うくらいやり切っている人

 そういうレベルに達している人

です。

それだけのレベルに達しているなら、

 この「愚直」ということには、
 ものすごく価値が出てきます。

 「誰にも真似のできないレベル」

と言ってもいいでしょう。


そして、大事なのは、

 「何に対して真剣か?!」

ということです。

「愚直の人」のそれは、

 「仕事」の「やり方」に対して

と言いうよりは、

 「働く」という「生き方」に対して

ではないでしょうか。

すなわち、「愚直」というのは、

 「やり方」ではなく「生き方」

です。

 「要領」というのは「やり方の世界」

ですが、

 「愚直」というのは「生き方の世界」

です。

この「生き方」は、

 「効率を追う世界」とはまったく違います。

 「ひたすらな真実」を生きる

という「生き様」です。


たとえば、

 吉田松陰という方がそのレベルでしょう。

松陰先生は、

 まさに「珠玉のような方」です。


「仕事ができる」というのも魅力ですが、

「愚直に生きられる」というのは、

 もう一段上の「迫力」があります。


 「目指してみる価値」がありそうです。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき、
 ありがとうございました。 


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