仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-746「心を高める」


カテゴリー: 2017年12月22日





メルマガ『人生好転』
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


〔1〕(vol.746)「心を高める」

〔2〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔1〕(vol.746)「心を高める」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


========================================


「心を高める」

 禅の修行はなかなかきびしい。

 ちょっと身じろぎでもすれば、
 たちまちパンパンと警策がお見舞いする。

 痛いとも言えないし、
 苦しいとも言えない。

 きびしい戒律にとりかこまれて、
 箸の上げ下げすらも自由でないのである。

 自堕落になれた人間には、
 瞬間もがまんならないであろう。

 しかしこのきびしい戒律も、回を重ね、
 時を経るに従って、それがしだいに苦痛
 でなくなってくる。

 戒律を戒律と思う間は苦痛である。

 しかし、その戒律がいつしか身につき、
 日常坐臥に自然のふるまいとなってあら
 われる時、

 もはやそれは苦痛ではない。

 そして、
 この厳しさを苦痛と感じなくなったとき、

 そこからきたえぬかれた人間の美しさが
 にじみ出てくるのである。

 人間は本来偉大なものである。
 みごとなものである。

 しかしそのみごとさは、
 放っておいてはあらわれない。

 易きにつくのが人間の情であるとしても、
 易きがままの日々をくり返すだけならば、

 そこにはただ、人間としての弱さが
 露呈されるだけであろう。

 おたがいに与えられた
 人間としての美しさを磨き上げるために、

 きびしさを苦痛と感じないまでに
 心を高めたいものである。


      (『道をひらく』松下幸之助)
     

======================================== 


国民教育の師父と言われる
森信三先生は、

 「人間の鍛錬」について

次のように仰っています。

 「精神的な鍛練」というものは、
 「肉体的なもの」を足場にしてでないと
 ほんとうは入りにくいものなのです。

 例えば、
 「精神的な忍耐力」は、
 「肉体上の忍耐力」を足場にして、
 初めて真に身につくものです。

と。

「禅の修行」というものも、
そういうものかもしれません。

 「何を足場にするか?!」

という発想が必要です。


また、今日の言葉で、
幸之助さんは、

 その戒律がいつしか身につき、日常坐臥に
 自然のふるまいとなってあらわれる時、

 もはやそれは苦痛ではない。

 そして、
 この厳しさを苦痛と感じなくなったとき、

 そこからきたえぬかれた人間の美しさが
 にじみ出てくる。

と仰っていますが、

この

 「日常坐臥に自然のふるまいとなって」

というところを、同じく、
森信三先生は次のように仰っています。

 武道や体操を得意とする人が、

 冬になると「寒い、寒い」と震えている
 ようではだらしなくて見ていられません。

 竹刀を持った場合には、
 選手だの有段者だのと言われながら、

 一旦道具を解いて道場を出れば、
 普通の人以上に「寒い、寒い」と言って
 いるようでは、

 実際何のための武道かわかりません。

 武道や体操を得意とする人は、
 むしろ、道場や運動場以外のところで、

 より精神的な緊張を持しているようで
 ないといけないと思うのです。

 それができないようでは、
 いかに技はうまくても、

 要するに一個の軽業師に過ぎない
 でしょう。
 
と。

また、同じことを、

 高僧と凡僧との別は、
 座禅を解いてからの言動の上でわかる

と仰っています。

 座禅を組んでいる間は、高僧も凡僧も
 格別の差はないとも言えるわけですが、

 ひとたび座禅をやめたとき、
 凡僧は「アア」などとあくびをして、
 座禅はもうすんだものと思うでしょう。

 ところが偉い坊さんは、座禅を解いても
 座禅がすんだとは思わない。

 それどころか、
 真の座禅はむしろこれから始まると思って

 一層その心を引き締めることでしょう。

 同時にそこに
 人間の優劣の岐れ目があるわけです。

 この点に着眼しない間は何年座禅しても
 結局は何の役にも立たないのです。

 要するに平生が大事なのです。

 このことを昔の人は、
 「平常心是道」と申しています。

 つまり、剣を持ったり、座禅をしている間
 だけが修行ではなくて、

 むしろ真の修業は、竹刀を捨て
 座禅を解いてから始まるというわけです。

 人間もこの辺りの趣が分かり出して初めて
 道に入るのです。

と。

なかなか厳しい言葉ですが、

 「心を高める」

というのは、そういうことでしょう。


また、幸之助さんは、

 「修行の前提」として、

 人間は本来偉大なものであり、
 みごとなものであるが
 
 そのみごとさは、
 放っておいてはあらわれない。

 易きがままの日々を繰り返すだけでは、
 逆に、人間としての弱さが露呈する。

と仰っていますが、

この辺りは、

 自己鍛錬や人材育成の面としても
 しっかり押さえておく必要があるでしょう。

そのポイントは、

 「人間の本質」を信じること

 その「本来の姿」を信じること

でしょう。

その上で、
 
 「鍛えれば、必ず、その本質の強さ、
  美しさが現れる」と信じること

でしょうか。


シンクロナイズドスイミングの
日本代表ヘッドコーチである井村雅代さんは

 「叱る」とは、

 いま自分の目の前にいるこの人は、
 絶対にこのままでは終わらないんだ。

 いまの状態よりも必ずよくなるんだと
 その人の可能性を信じることだ。

と仰っています。

要するに、

 「その人を信じる」ということが、
 「叱る」ことの大前提になっている

のです。

そして、幸之助さんと同じように、

 「鍛える」と必ず、
 その人の「本来の強さ」が現れる

ということも信じているのです。


「鍛える」というのは、

 「楽をすること」の対極にあるものです。

つい「易き」につきたがりますが、

 ほんとうは、鍛えた方が、
 楽に生きられるのでしょう。

その前提として、

 人を信じ、自分を信じ、

 鍛えれば、
 自他の本質的な強さが現れる

ということを信じておきたいと思います。

 
 
♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき
 ありがとうございました。 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕 今週の「人生好転メルマガ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    

「人生好転メルマガ」を毎朝お届け
しています。
        
ぜひ、こちらも登録していただき、
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/
                (無料)

第1225号 あがく

  あがいて進んでいくと、
 「見えてくる景色」がある。

第1226号 景色が見えるまで

 「無駄」かもしれないが、
 「無意味」ではない。

第1227号 結果を気にせず

 「結果」を求めなければ、
  「やること」に「意味」が出てくる。

第1228号 わかっていても

 わかっていても「味わい直してみる」
 という生き方を大事にしたい。


本日、「第1229号」を配信いたします。


こちらも、ぜひ登録していただき(無料)
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
発行者:ちとえ藤堂塾 
         http://www.chitoe.com/  
                   todo-juku@chitoe.com 
────────────────────
発行責任者:藤堂昌恒 
   http://www.chitoe.com/profile.html  
────────────────────
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/を
利用して発行しています。

配信中止はこちら
  http://www.mag2.com/m/0000115103.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/09/21
部数 4,045部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/09/21
部数 4,045部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング