仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-745「知恵の幅」






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.745)「知恵の幅」

〔2〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.745)「知恵の幅」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「知恵の幅」

 賢い人と愚かな人と、その間には
 たいへんな差があるように思うけれど、

 もっと大きな自然の知恵から見たならば、
  それが人間であるかぎり、

 賢さにも愚かさにも
 おのずから限りがあるわけで、

 どんなに賢い人でも、
 神や仏ほどの知恵もなければ、

 どんなに愚かな人でも、ほんとうは
 犬猫に劣るというほどの人もいない。

 九十九パーセントまで、
 大自然から与えられ、

 大自然の恵みを受けているこの人間の
 身体である。心である。

 自分で自分が思うようになるのは、
 実はホンのわずかである。

 そのわずかな知恵の幅の中に、

 さまざまの人があり、
 さまざまの生き方がある。

 いささかの賢さを誇り、
 些少の愚かさを卑下してみても、

 何ほどのことがあるのであろう。

 それこそ所詮、
 稚気に類するというものではなかろうか。

 わずかな人間の知恵の幅である。

 賢さの中にも愚かさがあり、
 愚かさの中にも賢さがひそんでいる。

 小さな賢愚の中で、
 小さなおたがいの心を乱すまい。

 平々坦々、みずからの与えられた人生を、
 心しずかに歩みたいものである。 


      (『道をひらく』松下幸之助)
     

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幸之助さんは、

 賢愚いずれといえども
 神の目から見れば、タカが知れている。

 賢愚の差より
 熱意の差が人間の価値を決める。

と仰っています。

 「神と人間」の関係

は、なかなかわかりませんが、

私自身は、時おり、

 「人間と蟻」のような関係ではないか

と思うことがあります。

すなわち、

 蟻同士が、「どちらが優秀か」を
 一所懸命に言い争っている

 それを「人間が見てどう思うか?!」

ということです。

きっと、

 「優秀さ」を競い合うのもいいけれども、

 「そんなことより、
  一所懸命に働いているかどうか?!」  
 の方が大事ではないか?!

と言うのではないでしょうか。


また別のところでは、

 おたがいに神さまではないのだから、
 一人の知恵には限りがある。

 それがどんなに偉い人であっても、
 やっぱりその人一人の知恵には限りがある。

 こんな限りのある知恵で長い人生を歩み、
 広い世の中を渡ろうとするのだから、

 ともすればあちらで迷い、
 こちらでつまずく。

と言って、

 「衆知を集める」ことの重要性

を説いておられます。


世の中は、

 一部の「天才」の発明・発見によって
 新しい道が拓かれていく

という面も、確かにありますが、

日々の仕事においては、

 「特別な誰か」に頼るのではなく、

 「みんなで」力を合わせ
 「みんなで」創り上げていく

ということが大事でしょう。

そういう意味では、

 自分の能力の至らないことを嘆くより、

 「みんなと一緒に働く」ということを
 優先したいものです。

特に、最近は、

 会社でも、家庭でも、
 「バラバラ感」が強くなっています。

 「個人主義」ということについては、
 改めて見直す必要があるでしょう。


また、今日の言葉の中に、
  
 自分で自分が思うようになるのは、
 実はホンのわずかである。

 そのわずかな知恵の幅の中に、

 さまざまの人があり、
 さまざまの生き方がある。

とあります。

この辺りにも、

 人間が「傲慢」にならないための

幸之助さんらしい発想があるでしょう。

幸之助さんは、

 「人間の運命と努力」について

次のように仰っています。

 今日までの自分を考えてみると、
 九十パーセントが運命である。

 運命が九十パーセントということは、

 残りの十パーセントが
 人間にとっては大切だということになる。

 いわば、自分に与えられた人生を
 自分なりに完成させるか、させないか
 という、大事な要素なんだということだ。

また、一人ひとりを「船」に例えて、

 自分が大きい船か、小さい船か。

 それぞれの人にとって
 それはひとつの運命かもしれないが、

 肝心の舵のところは
 人間に任せられている。

 その舵となる十パーセントでの
 人事の尽くし方いかんによって、

 九十パーセントの
 運命の現れ方が異なってくる。

 生き方次第で、自分に与えられた運命を
 より生かし、活用できる。

と。

 
「知恵」としては、

 九十九パーセントが与えられ、

「運命」としては、

 九十パーセントが与えられている。

すなわち、

 人が、自分の思うようになるのは、
 ホンのわずかである。

しかし、

 そのホンのわずかの幅の中に、

 さまざまな人生があり、
 さまざまな生き方がある。

その

 わずか一パーセントの知恵のなかに、
 どれだけの工夫を凝らすか?!

その

 わずか十パーセントの自由のなかに、
 どれだけ努力を尽くすか?!

そこに、

 「自己を生かす道」がある
 
ということでしょう。


ピーター・ドラッカーは、

 成果をあげるためには、
 人の強みを生かさなければならない。

 強みこそが機会である。

 強みを生かすことは、
 組織に特有の機能である。

 組織といえども、人それぞれがもっている
 弱みを克服することはできない。

 しかし組織は、人の弱みを
 意味のないものにすることができる。

と言いました。

それは、

 「知恵」おいても言えるでしょう。


「効率」ばかりを優先している間に、

 いつの間にか現場は、
 バラバラになっています。

 
 個々人が、
 「わずかの知恵の幅」を競い合う

のではなく、

 「組織」によって、「協力」によって、
 すべての知恵を生かし合う

そんな仕事の「仕組み」を、

 もう一度作り直す必要がある

のではないでしょうか。


 
♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき
 ありがとうございました。 


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