GBRCニューズレター

GBRC Newsletter No.721

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Global Business Research Center Newsletter
GBRCニューズレター No.721  2017年10月23日号 (ほぼ毎週・月曜日発行)
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今週の目次

☆GBRCニュース 今週のABAS早期公開論文は2本
 Sato, H. (2017). 
  Strategic consistency revisited.
 Takahashi, N. (2017). 
  Checking firms' life spans expected 30 years ago.

☆GBRCニュース Annals of Business Administrative Science (ABAS)
         Volume 16, Number 5がJ-STAGEに本公開されました

☆GBRCニュース 今週と来週のMERC丸の内院生ラウンジ

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☆GBRCニュース 今週のABAS早期公開論文は2本
 Sato, H. (2017). 
  Strategic consistency revisited.
 Takahashi, N. (2017). 
  Checking firms' life spans expected 30 years ago.
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Annals of Business Administrative Science (ABAS)は、独立行政法人科学技
術振興機構(JST)の電子ジャーナル・サイトJ-STAGEの早期公開機能を導入して
います。「ABASの日本語サイト」
http://www.gbrc.jp/journal/abasjp/

には、日本語の要約も掲載され、早期公開版のダウンロードも可能です。
早期公開は論文採択後できるだけ速やかに行われますので、早期公開版の公開は
不定期になります。ということで、今週は次の2本の論文が早期公開されました。
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Sato, H. (2017). 
Strategic consistency revisited: 
From resource allocation to temporal continuity.
Annals of Business Administrative Science.
http://doi.org/10.7880/abas.0170921a
Download (Available online October 19, 2017)

経営戦略論では、かつては資源再配分の際の戦略的一貫性が問われていた。しか
しダイナミック・ケイパビリティが脚光を浴び、フレキシビリティが重視される
ようになる中で、ある意味当然視されてきた戦略的一貫性は影が薄くなった。し
かし、近年になると、今度は、組織の時間的連続性を表す概念として、組織アイ
デンティティに近い意味で戦略的一貫性が再び使われ始めた。
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Takahashi, N. (2017). 
Checking firms' life spans expected 30 years ago.
Annals of Business Administrative Science.
http://doi.org/10.7880/abas.0170919a
Download (Available online October 17, 2017)

今からちょうど30年前の1987年、「会社の寿命30年説」が話題になっていた日
本で、「会社の寿命は30年と言われていますが、30年後、あなたの会社が生き
残っている確率はどのくらいだと思いますか?」という質問を組み込んだ質問票
を使い、日本の大企業11社のホワイトカラーの調査をして575人から回答を得
た。その時の「確率」の平均は72%だった。30年後の2017年、575人中127人が
所属していた会社2社は生き残れなかった。つまり78%は生き残ったことになる。
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とりあえず論文の内容を日本語で紹介しますが、著者本人による公式の要約では
ないので、ご注意ください。正確に内容をお知りになりたい方は、ぜひ英語の論
文をダウンロードして、読まれることをお勧めします。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/abas/advpub/0/advpub_0161125a/_article
J-STAGEの「早期公開」(Advance Publication)は、巻・号・ページ等の書誌情報
が未確定の論文を公開できる機能です。早期公開版も本公開版も同じDOIが付与
され、同一の論文として扱われ、Google Scholarにもデータが提供されます。

早期公開された論文は2ヶ月に1号のペースでまとめて、巻・号・ページ等を
確定してからJ-STAGEで本公開するとともに、学術論文を中心とした学術情報を
検索して利用できる世界的なオンライン・データベースEBSCO host (有料)、
ProQuest (有料)にも逐次収録されて、全文ダウンロードが可能となります。

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☆GBRCニュース Annals of Business Administrative Science (ABAS)
         Volume 16, Number 5がJ-STAGEに本公開されました
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新生ABASの最新刊
Annals of Business Administrative Science, Volume 16, Number 5
が、10月15日にJ-STAGEで刊行されましたので、お知らせいたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/abas/

今回、Volume 16, Number 5に掲載されたのは下記の論文です。
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Takahashi, N., & Kikuchi, H. (2017). 
Rayleigh criterion: The paradigm of photolithography equipment. 
Annals of Business Administrative Science, 16(5), 203-213. 
http://doi.org/10.7880/abas.0170525a
Download (Available online July 13, 2017)
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Ichikohji, T., & Katsumata, S. (2017). 
Multiple information devices users in the era of digital convergence: 
The relationship between YouTubers and YouTube viewers. 
Annals of Business Administrative Science, 16(5), 214-228. 
http://doi.org/10.7880/abas.0170329a
Download (Available online July 27, 2017)
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Fukuzawa, M., & Inamizu, N. (2017). 
Multi-functional factories: 
Survey study on Japanese electric and electronics companies. 
Annals of Business Administrative Science, 16(5), 229-241. 
http://doi.org/10.7880/abas.0170421a
Download (Available online July 31, 2017)
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Nakano, K. (2017). 
A history of Japanese venture businesses. 
Annals of Business Administrative Science, 16(5), 243-255. 
http://doi.org/10.7880/abas.0170112a
Download (Available online August 31, 2017)
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ABASは、J-STAGEの「早期公開」(Advance Publication)機能を使っております。
各コンテンツには、早期公開の段階で、すでにDOIが付与されていて、CrossRef
でダウンロードできます。たとえばDOIが10.7880/abas.0150805a の論文は、
http://dx.doi.org/10.7880/abas.0150805a
と入力すると、論文がダウンロードできます。

上記の論文は、いずれも既に早期公開版を公開しておりますが、早期公開した論
文はこうして2ヶ月に1号のペースでまとめて、巻・号・ページ等を確定してか
らJ-STAGEで本公開されます。早期公開版は、今回の本公開版と同じDOIが付与
され、同一の論文として扱われ、Google Scholarにもデータが提供されます。
さらに、本公開版は、学術論文を中心とした学術情報を検索して利用できる世界
的なオンライン・データベースEBSCO host (有料)、ProQuest (有料)にも逐次
収録されて、全文ダウンロードが可能となります。

ABASは、「引用されるジャーナル」を目指して鋭意努めてまいりますので、今後
とも是非ご投稿先としてABASをお考えいただければ幸甚です。

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☆GBRCニュース 今週と来週のMERC丸の内院生ラウンジ
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「丸の内院生ラウンジ」とは?

 東京大学本郷キャンパスにある大学院経済学研究科 経営教育研究センター
(MERC)には、経営学を専攻する大学院生や大学院OB・OG (つまり今や大学の先
生)がたむろする「院生ラウンジ」があります。
 そこには、今さら先生にきけないような経営学の初歩を大学院生から手ほどき
してもらいに来る学部生もいれば、先輩たちのサロン的な議論の輪に入ろうとし
ている新人大学院生もいます。もちろん研究の最前線を目指した研究会もやりま
すし、時には、教授から思いがけずご高説を賜る場面もあります。
 その本郷の院生ラウンジの雰囲気を、そのまま丸の内に持ってきました。名付
けて「丸の内院生ラウンジ」。あなたものぞいてみませんか。そして輪に入りま
せんか。学生も社会人も大歓迎。

丸の内三菱ビル10階 コンファレンススクエア・エムプラスで開催いたします。
開催場所や申し込み方法はこちらです。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/access.html

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10月は新シリーズ「経営学研究最前線」
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/saizensen.html
です。このシリーズは、若手研究者が中心となり、経営学に関するトピックを取
り上げて紹介したうえで、関連するテーマについて、受講者同士でグループディ
スカッションを行っていただきます。丸の内の地縁を活かして、受講者が職場で
抱える課題に関して、新たな知見を周囲の受講者からも得られるかもしれません。
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017年10月26日(木) 19:00~20:30

第4回:プラットフォーム企業のグローバル戦略
    オープン標準の戦略的活用とビジネス・エコシステム

立本博文 氏(筑波大学ビジネスサイエンス系・准教授)

概要:
 2017年3月に上市した『プラットフォーム企業のグローバル戦略: オープン
標準の戦略的活用とビジネス・エコシステム』(有斐閣)を題材に、以下の内容に
ついて紹介を行う。さらに、ページ数の関係から書籍に盛り込めなかった内容
(IoTエコシステムやビックデータ/人工知能(機械学習)による第4次産業革命)
について簡単に紹介を行う。
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11月からは新シリーズ「経営学サロン」
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/salon.html
経営学者に近年の研究動向についてトピックを取り上げて紹介していただきます。
経営学者の実際の研究プロセス、定性・定量研究における最新理論紹介致します。
経営学的に事象を分析するとはどのようなことであるか、理解できます。
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2017年11月2日(木) 19:00~20:30

第1回:研究の舞台裏:現場研究における試行錯誤

福沢光啓 氏(成蹊大学経済学部・准教授)

要旨:
 調査・研究の成果である論文や著書が、実際に、どのようなプロセスを経て
つくりあげられているのかについては、「はしがき」や「あとがき」などで触れ
られることはあっても、その多くが語られることはありません。当然ですが、
論文の場合にはその傾向は顕著です。もちろん、論文・著書における「方法」
パートでは、当該研究が妥当性をもって行われたことを保証するために必要な
情報は書かれています。しかし、自分が研究を進めていくにあたって知りたい
のは、実際に何をすればよいのか、どのように研究が進んでいく(停滞する)
のかということの具体的なイメージではないかと思います。今回は、開発や生
産の現場に関する研究を進めていく際に直面するさまざまな課題と学びについ
て、「研究の舞台裏」を皆さんと共有しつつ、実り多い研究を進めていくため
に必要なことについて一緒に考えていきます。
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主催: 東京大学大学院 経済学研究科 経営教育研究センター(MERC)
共催: GBRC
後援: 三菱地所株式会社

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編集/発行
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター (略称:GBRC)
メール・アドレス: info@gbrc.jp  URL: http://www.gbrc.jp/
配信登録・解除・バックナンバー: http://www.gbrc.jp/newsletter/

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このニューズレターに掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。
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発行周期: 週刊 最新号:  2019/02/18 部数:  1,027部

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