GBRCニューズレター

GBRC Newsletter No.667

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Global Business Research Center Newsletter
GBRCニューズレター No.667  2016年6月27日号 (ほぼ毎週・月曜日発行)
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今週の目次

☆GBRCニュース 東大アウトリーチ企画 MERC丸の内院生ラウンジ
        7月7日にスタートします!!

☆GBRCニュース 『赤門マネジメント・レビュー』Vol.15, No.6 発行!!

☆GBRCニュース 『赤門マネジメント・レビュー』Vol.14, No.6 J-STAGE登載

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☆GBRCニュース 東大アウトリーチ企画 MERC丸の内院生ラウンジ
        7月7日にスタートします!!
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「丸の内院生ラウンジ」とは?

 東京大学本郷キャンパスにある大学院経済学研究科 経営教育研究センター
(MERC)には、経営学を専攻する大学院生や大学院OB・OG (つまり今や大学の先
生)がたむろする「院生ラウンジ」があります。
 そこには、今さら先生にきけないような経営学の初歩を大学院生から手ほどき
してもらいに来る学部生もいれば、先輩たちのサロン的な議論の輪に入ろうとし
ている新人大学院生もいます。もちろん研究の最前線を目指した研究会もやりま
すし、時には、教授から思いがけずご高説を賜る場面もあります。
 その本郷の院生ラウンジの雰囲気を、そのまま丸の内に持ってきました。名付
けて「丸の内院生ラウンジ」。あなたものぞいてみませんか。そして輪に入りま
せんか。学生も社会人も大歓迎。

7月~9月の毎週木曜日18時~
丸の内三菱ビル10階 コンファレンススクエア・エムプラスで開催いたします。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/index.html

全体は3つのパートに分けられます。
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パート1【経営学研究最前線】

若手研究者が中心となり、経営学に関するトピックを取り上げて紹介したうえ
で、関連するテーマについて、受講者同士でグループディスカッションを行っ
ていただきます。丸の内の地縁を活かして、受講者が職場で抱える課題に関し
て、新たな知見を周囲の受講者からも得られるかもしれません。

http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/saizensen.html
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パート2【今さら聞けない経営学】

東京大学大学院経済学研究科の大学院生が中心となり、今さら聞けないと思われ
るような経営学に関する基礎的なトピックを講義します。テーマに合わせて各自
簡単に作業を行うワークショップも行います。経営学のフレームワークを身近に
感じていただければ幸いです。

http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/imasara.html
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パート3【経営学サロン】

経営学の研究者が登壇し、その分野に関心がある参加者とラウンドテーブル方式
でインタラクティブなセッションを行います。日々感じる経営学に関する疑問や
今までのラウンジで感じた不明点を解消しましょう。一部、研究者同士の対談形
式を採用することもありますよ。

http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/salon.html
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ということで、7月7日~8月4日はパート1です。その第一弾は、

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2016年7月7日(木) 19:00~20:30

稲水伸行 氏 (筑波大学ビジネスサイエンス系・准教授)

講演テーマ:
経営パフォーマンスを高めるオフィスとは? -「オフィス学」の知見より

概要:
 近年、オフィス移転に合わせて働き方改革や組織変革を行い、経営パフォーマ
ンスを高めようという動きが盛んになってきています。AppleやGoogleのよう
に、オフィスを効果的に用いて、タレント人材を採用・活用しようとする企業も
多く出てきています。その一方で、「本当に効果があるのか」といった声もよく
聞かれます。実は、欧米のアカデミックな世界では、数十年前から、オフィスと
働き方や経営成果の関係を探る研究が盛んに行われてきました。特にこの10年
ほどで、革新的行動(innovative behavior)や創造性(creativity)とオフィスの
関係が明らかになりつつあります。そこで日本においても「経営学×オフィス」
の観点から研究を推進するため、「オフィス学」という産学連携プロジェクトを
2014年に立ち上げ、活動を行ってきました。
 本講演では、オフィスにまつわる欧米の研究・実務事情に、日本における
「オフィス学」プロジェクトの研究成果を交え、経営パフォーマンスを高める
オフィスについて考えていきます。

開催場所や申し込み方法はこちらです。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/marunouchi_seminar/access.html

主催: 東京大学大学院 経済学研究科 経営教育研究センター(MERC)
共催: GBRC
後援: 三菱地所株式会社

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☆GBRCニュース 『赤門マネジメント・レビュー』Vol.15, No.6 発行!!
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■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr

予定通り、6月25日に
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.15, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html

第15巻より新テンプレートを採用しております。

目次と要約は下記の通りです。すべて無料コンテンツです。

<大学院生のための研究入門>は、東大大学院マネジメント専攻の授業からのスピ
ンオフ企画です。リレー連載の第一弾は、経営史の粕谷教授の登場です。
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<査読つき研究ノート(オープンアクセス)>

高梨千賀子
「海外グループ企業における初期流動管理の導入事例
 ―海外での日本的生産マネジメントの展開」
pp. 309-330

本稿は、アジア新興国で日本企業がマイナー出資をしている海外グループ企業
(自動車部品生産) において、初期流動管理という日本的生産マネジメントを
導入する事例を取り上げる。「初期流動管理」は新製品の設計から量産までのプ
ロセスでQCDを徹底的に検証するための管理であり、日本企業の競争力の源泉と
見做されている。新製品立ち上げに際して必要となる同管理は、日本企業では柔
軟に行うことができるが、海外拠点の既存組織においては、その実現が難しい。
本稿では、初期流動管理を実施するために海外企業が直面した課題を明らかに
し、さらに、ARC分析を用いて初期流動管理導入前後の組織を比較分析すること
で、課題解決法としての組織設計の在り方を検討した。その結果、マイナー出資
の海外拠点で初期流動管理を有効に実施していくためには、1) 初期流動管理を
組織構造上に明確に位置づけること、2) 意思決定に必要な情報の流れを構築す
ること、3) 初期流動管理業務を評価と報酬に反映させること、4) 複数の機能部
署間にまたがる業務をコンカレントに全体最適できる経営者層のアーキテクト型
リーダーシップ、の重要性が明らかになった。

キーワード:生産マネジメント、初期流動管理、マイナー出資、
      戦略と組織の整合性
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<大学院生のための研究入門 (1)>

粕谷誠
「経営史と社史―社史はどのように作られるか」
pp. 331-340

日本の社史は、社内に社史編纂委員会・社史編纂室が設けられ、社内で執筆さ
れ、著者が明示されず、会社が刊行するが、出版はされない、という例が多い。
社外の専門家が執筆する場合も、奥付に名前が出ることは珍しい。ただし正史の
社史の他に、普及版が刊行される場合は、著者名が奥付に明記されることが多
い。これに対し、欧米の社史は、外部の専門家が執筆し、著者名が明記され、出
版社から出版されるのが一般的である。ただし会社で原稿をチェックし、会社が
意見を付けられるようになっている。さらに山一証券100年史の事例にもとづ
き、社史がどのように刊行されるかを述べる。

キーワード:経営史、社史、出版、印刷、物語
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<経営学輪講>

岩尾俊兵, 前川諒樹
「官僚制はイノベーションを阻害するのか?―経営学輪講 Thompson (1965)」
pp. 341-350

Thompson (1965) は、既存の官僚制組織が仕事を細分化・専門化させることで企
業の生産性を向上させると同時に、仕事の過度な細分化を生じさせイノベーショ
ンを阻害する可能性があると指摘した論文である。しかしながら、Thompsonの議
論は官僚制組織 (官僚的な組織) と創造性を単なる対立関係にあると想定した
ものではなく、官僚制組織にいくらかの修正を加えることで生産性と創造性が両
立できるのではないかと論じている。たとえば、この論文では、官僚制組織にお
いて創造性を担保する役割がプロフェッショナルに求められており、イノベーテ
ィブな活動に従事するそのようなプロフェッショナルを処遇するには単線評価で
なく総合評価がよく、仕事自体の面白さによって内発的動機づけが行われる必要
があるという。

キーワード:innovation、組織構造、官僚制の逆機能、プロフェッショナル

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☆GBRCニュース 『赤門マネジメント・レビュー』Vol.14, No.6 J-STAGE登載
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『赤門マネジメント・レビュー』は、発行から1年以上経つと、有料コンテンツ
を含めて独立行政法人科学技術振興機構(以下、JST)の電子ジャーナル・サイト
J-STAGEに登載され、無料でダウンロードできるようになります。ということ
で、2015年発行の『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)の第14巻6月号が、
6月25日にJ-STAGEに登載され、無料でダウンロードできるようになりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/amr/-char/ja/
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<査読つき研究ノート>(有料) 
貴志奈央子
「外部知識の活用による事業機会の獲得」
pp. 311-332
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<コンピュータ産業研究会>
木下信行
「決済から金融を考える」
pp. 333-338
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<ものづくり紀行 第九十二回>
岸保行, 新宅純二郎
「カンボジアにおけるものづくりの可能性
 ―“タイプラス1”か? “チャイナプラス1”か?」
pp. 339-356

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編集/発行
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター (略称:GBRC)
メール・アドレス: info@gbrc.jp  URL: http://www.gbrc.jp/
配信登録・解除・バックナンバー: http://www.gbrc.jp/newsletter/

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このニューズレターに掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。
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発行周期: 週刊 最新号:  2019/02/18 部数:  1,027部

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