GBRCニューズレター

GBRCニューズレター No.171

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Global Business Research Center Newsletter
GBRCニューズレター No.171  2005年8月22日号 (毎週月曜日発行)
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今週の目次

☆GBRCニュース 東邦学園大学・短期大学との間で
                   無料購読サイト・ライセンス契約

☆GBRCニュース 「ものづくりインストラクター養成スクール」の記事が
        『日刊工業新聞』に掲載されました

☆GBRCニュース MMRC発の論文が
        『日本経済新聞』経済教室に掲載されました

☆コンテンツビジネス研究会のお知らせ(第2回)

☆アジア自動車産業研究会のお知らせ(第67回)

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☆GBRCニュース 東邦学園大学・短期大学との間で
                   無料購読サイト・ライセンス契約
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GBRCは、このほど東邦学園大学・短期大学との間で、GBRC発行のオンライン・
ジャーナルの無料購読サイト・ライセンス契約を締結しました。このことによ
り、『赤門マネジメント・レビュー』(AMR)は、東邦学園大学・短期大学内から
は無料で閲覧、ダウンロードできるようになりました。

これでサイト・ライセンスの契約使用は東京大学、東京都立大学、筑波大学、東
北大学、上智大学、横浜国立大学、学習院大学、中央大学、法政大学、広島大
学、慶應義塾大学、京都大学、INSEAD、早稲田大学、京都産業大学、明治大学、
駒澤大学、立命館大学、日本福祉大学、千葉商科大学、愛知大学、広島市立大
学、名古屋大学、神奈川大学、中京大学、南山大学、流通科学大学、国立情報学
研究所、信州大学、香川大学、一橋大学、静岡大学、大分大学、道都大学、芝浦
工業大学、統計数理研究所、名古屋学院大学、釧路公立大学、北海道大学、青山
学院大学、大阪府立大学、国士舘大学、大阪経済大学、大阪産業大学、国際大
学、北陸先端科学技術大学院大学、静岡産業大学、同志社大学(商学部研究室)、
立教大学、姫路獨協大学(経済情報学部)、山口大学、四国大学、関西大学と合わ
せて54校になります。

何度も書いてきましたが、いまやジャーナルはオンライン・ジャーナルの時代。
「オンラインで検索できないものは、もはやこの世に存在しないも同然」とはあ
る人の嘆きの言葉ですが、GBRCでは、有料化された『赤門マネジメント・レ
ビュー』を含めて、他の大学へも無料閲覧できるような輪を広げていくつもりで
す。ご興味のある大学関係者の方はGBRCまでお気軽にご相談ください。大学のラ
イセンス契約には費用は一切かかりません。お問い合わせは下記まで
info@gbrc.jp

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☆GBRCニュース 「ものづくりインストラクター養成スクール」の記事が
        『日刊工業新聞』に掲載されました
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東京大学21世紀COEものづくり経営研究センター(MMRC)に拠点が形成される「も
のづくりインストラクター養成スクール」についての記事が『日刊工業新聞』1
面に掲載されました。

◎2005年8月10日付『日刊工業新聞』1面
「東大の『モノづくり先生』養成プロ 日産、シャープなど参加」

同スクールは経済産業省が2005年度から始めた「産学連携製造中核人材育成事
業」として採択されたもので、同スクールの内容の紹介に加えて、この事業に日
産自動車、シャープ、オムロン、キヤノン、ホンダエンジニアリングの5社が参
加することになったというものです。「ものづくりインストラクター養成スクー
ル」については、既にこのニューズレターのNo.161(6月13日号)、No.168(8月1日
号)でもご紹介しましたように、『朝日新聞』『日経産業新聞』だけでなく『日
刊工業新聞』でも紹介されており、今回の記事は、その続報ということになりま
す。同スクールについてはGBRCもバックアップする予定です。

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☆GBRCニュース MMRC発の論文が
        『日本経済新聞』経済教室に掲載されました
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すでに御存知かもしれませんが、8月11日付の『日本経済新聞』の「経済教室」
に「ものづくり経営研究センター」(MMRC)のセンター長である藤本隆宏教授と大
鹿隆特任教授の共著で、アーキテクチャと輸出競争力の関係について実証した記
事が掲載されました。

藤本隆宏・大鹿隆
「現場発の産業立地戦略 『擦り合わせ型』を国内に」
『日本経済新聞』2005年8月11日23面

昨年、経済産業省と共同で実施したアーキテクチャ・アンケートの結果を利用し
て分析を進めたもので、分析の一部は2005年版『ものづくり白書』に掲載されて
いますが、今回の記事は、その後の成果を紹介したものです。簡単に要約する
と、日本の産業では、機能と構造の関係が複雑な擦り合わせ型の製品ほど輸出比
率が高いが、こうした製品は日本が強みを持つ多能工的な労働力と相性がいいと
いうものです。

この記事をきっかけに、MMRCの内部で、ちょっとした議論とやりとりがありまし
たので、簡単にご紹介しておきましょう。MMRCの雰囲気が伝わりますでしょう
か。

【新宅純二郎助教授】
 産業横断的に、この種の実証分析をしたものはなく、また従来の貿易論にも挑
戦するというきわめて野心的な研究で、たいへん高く評価したいと思います。日
本では労働集約的な産業が、輸出比率が高いというのは、昔のレオンチェフのパ
ラドックス、それに対するバーノンの答えを彷彿とさせる議論です。
 ただし、やや個人的に不満なのは、開発設計段階における摺り合わせと、生産
段階における摺り合わせが一緒になっていることです。自動車は両方とも摺り合
わせ度が高い、だから日本で生産して輸出、というパターンが残る。しかし、開
発は摺り合わせだが、生産は専用設備を使えば単純労働でできる、というものは
海外生産になります。私たちが研究している光ピックアップのようなものはその
典型ではないかと考えています。光ピックアップは、日本企業の世界シェアが
90%、その生産はほとんどすべて中国、したがって日本からの輸出はほとんどな
い、という状態です。輸出比率を国際競争力の指標としてとるのは、いまの時代
にいかがなものかと感じております。
 以上、やや批判的なことを書きましたが、批判するためにかいたわけではあり
ません。この研究を発展させると、ものすごくインパクトのあるものになると高
く評価しておりますし、そのようなものにしていきたいと希望します。

【藤本隆宏教授】
 新宅さんの御指摘ごもっとも。輸出比率のみならず海外生産を含む海外販売費
率もとりましたが、結果はほぼ同様。しかし、スペースがなく今回ははずしまし
た。企業は国境をこえる存在なので、戦略論なら海外販売比率、産業論ならやは
り輸出比率でしょう。工程アーキテクチャと製品アーキテクチャをわけろという
のもごもっとも。工程アーキテクチャの測定指標が未発達なので、モデルの改善
は必要でしょうが。いずれにせよ、産業論はミクロ経済やマクロ経済の付属物と
してではなく、現場ベースで考えるべきだ、という日本発の産業論を考えるべき
だと最近は考えています。MMRCの位置付けもそんなところかと思います。

【大鹿隆特任教授】
 ご丁寧なコメントありがとうございます。国際競争力指標として、輸出比率だ
けでなく、海外販売比率も定義して、実証分析しています。結果は輸出比率の結
果と大きく変わりませんが、労働集約度の統計的検定がやや弱くなっています。
新宅先生の指摘する開発国内・生産海外の比率が高くなっているかもしれませ
ん。

【小川紘一特任研究員】
 輸出比率という表面に現れた現象でマクロな一般的な状況を把握できたと思い
ますが、新宅先生がおっしゃる製品アーキテクチャの本質とその技術拡散に及ぼ
す影響などを考慮することによって、企業で実務に携わる人々が使えるレベル
の”アーキテクチャ比較優位論”へと展開できるのではないでしょうか? 我々
はこれを具体化するための多くの調査データを既に持っていると思います。

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☆コンテンツビジネス研究会のお知らせ(第2回)
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[日 時] 2005年9月2日(金) 18:30−21:00
     ※ご報告は19:00開始となります。
[テーマ]「現行機の反省を踏まえての、Xbox360の日本での展開の方向性」
[報告者] 丸山嘉浩氏 (マイクロソフト株式会社 執行役 Xbox事業本部長)
[概 要] (文責:コンテンツビジネス研究会幹事)
 本年末から来年初めに掛けて、各社から家庭用ゲーム機の新製品が発売され、
デファクト・スタンダードを巡るプラットフォームフォルダ間の競争が始まる。
マイクロソフト社は、どのような取り組みによってプラットフォーム間競争に打
ち勝とうとしているのであろうか。これまで行われてきた準備、今後の展開のあ
り方などを、丸山嘉浩氏にご講演いただく。
[共 催] 東大COE「ものづくり経営研究センター」(MMRC)
[場 所] 東京大学COEものづくり経営研究センター
     〒113-0033 東京都文京区本郷 3-34-3 本郷第一ビル 8F
     http://www.ut-mmrc.jp/access/default.html
[参加費] ・一般 2,000円   学生 100円
     ・GBRC会員は参加費無料。
[連絡先] 参加される方は8月26日(金)までに事務局まで御連絡ください。
    先着順にて、ご参加の申込みを受付させていただきます。
    会場の収容人数の関係で、参加をお断りする場合がございます。
[事務局] コンテンツビジネス研究会事務局 contetsbiz@gbrc.jp

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☆アジア自動車産業研究会のお知らせ(第67回)
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[日 時] 2005年9月7日(水) 18:30−21:30
[テーマ]「インド自動車産業の動向」
[報告者] 伊藤洋 氏 (東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員)
  略歴:1965年 本田技研工業株式会社 入社 プレス金型設計所属
         CVCCエンジンの商品化、ボデイエンジニアリング、
         英国ローバー社への技術支援に携わってきた。
     1989年 ホンダエンジニアリング(株) 取締役
     2004年 東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員
[概 要] インドの自動車産業は急拡大してきているが、ここ2年間の調査を通
じて、政策と実態の乖離はないのか、拡大は本物か、インド自動車産業は魅力的
な市場化を考えてみたい。
[共 催] 東大COE「ものづくり経営研究センター」(MMRC)
[場 所] 東大COE「ものづくり経営研究センター」(MMRC)
      東京都文京区本郷3-34-3本郷第一ビル8階
      電話:03-5842-5501
  (丸の内線本郷三丁目駅前みずほ銀行(本郷支店)が入っているビル8階
   センターへの入り口は銀行側入り口とは反対側になります。)
   地図 http://www.ut-mmrc.jp/access/default.html
[連絡先] 事前にお弁当を用意いたしますので、誠にお手数ですが、
        参加される方は8月5日(月)までに事務局まで御連絡ください。
[事務局] アジア自動車産業研究会事務局 katsu@mmrc.e.u-tokyo.ac.jp
[参加費] 社会人の方:お弁当利用の場合:2000円 お弁当なしの場合:1000円
        学生の方 :お弁当利用の場合:1000円 お弁当なしの場合:無料

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編集/発行
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター (略称:GBRC)
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学産学連携プラザ5階
電話: 03-5841-2272 (直通) 東京大学内線電話: 81495
Fax: 03-5841-2275 メール・アドレス: info@gbrc.jp
【丸の内オフィス】丸の内ビルディング9階(丸の内アカデミック・スイーツ内)
URL: http://www.gbrc.jp/

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このニューズレターに掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。
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発行周期: 週刊 最新号:  2019/02/18 部数:  1,027部

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