日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信

【アメリカ通信】「戦略の階層」の活かし方(管理人特別号)

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┃日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信  ┃ http://www.realist.jp
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├ 2014年2月6日 「戦略の階層」の活かし方(管理人特別号)
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管理人です。
※おくやまさんや和田さんでなくてごめんなさい・・・

前回の「アメ通」で、おくやまさんが「戦略の階層」という概念の
重要性・有用性について言及しておられました。

▼「戦略の階層」を徹底解説するCD
http://www.realist.jp/strata.html

まさにこのことを実証して頂いたテキストを読ませて頂きました。

これはぜひとも「アメ通」読者の皆様ともシェアしたい・・・
ということで、今回、管理人特別号として配信させて頂きました。

もう、管理人が言うことは何もないのですが、
以下、ご紹介するテキストをじっくりお読み下さい。

お馴染みの「ロシア政治経済ジャーナル」の北野様です。
今回も、非常に重要なご指摘をされておられますので、
じっくりとお読み頂き、共に考えて頂きたいな、と想います。

( 管理人 )

(転載はじめ)

== RPE Journal===================================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1022        2014/2/5
================================================================

北野です。


中国・韓国が日本にしかけている「情報戦」。

日本がやっている情報戦。

質的に何が違うのでしょうか?

なぜ、日本はいつも負けるのでしょうか?


★日本はなぜ中国・韓国に情報戦で負ける?~勝つ方法は?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


まずお知らせから。



●2月10日発売の週刊プレイボーイに、北野のインタビューが出ます。


是非ご一読ください。



さて、また「情報戦」の話です。


フランスでこんなことがありました。



<仏漫画展、慰安婦扱った日本の作品を撤去 韓国作品よくて日本
がダメな理由は何か

J-CASTニュース 1月31日(金)19時14分配信

 ヨーロッパ最大級の漫画フェスティバルで、韓国が慰安婦問題をテ
ーマにした作品を大量出品したことに対抗し、日本の民間団体が韓
国の主張に反論する内容の作品などを展示しようとした。


ところが、主催者側がこれらを撤去して、日本政府が遺憾の意を示
す事態にまでなっている。


 民間団体「論破プロジェクト」のホームページによると、2014年1月
30日に開幕した仏アングレーム国際漫画祭で、韓国側の倍に当た
る100点ほどの漫画を展示する準備を進めていた。


■日本政府が遺憾の意を示す事態に


 そして、この動きに賛同するテキサス親父ことトニー・マラーノさん
とともに、展示場所近くで前日の29日に記者会見をすることにした。

ところが、マラーノさん支援者のフェイスブックによると、昼食で目を
離したすきに、主催者側が来て漫画などをすべて撤去してしまった
というのだ。


 会見を始めると、主催者側は「ここで記者会見を開く許可などし
ていない!」「このブースはもう終わりだ!」などと怒り、マラーノさん
とともに抗議しても受け付けなかった。


 この騒ぎは、産経新聞がまず報じ、主催者が漫画について「政治
的な宣伝だ」と指摘したとされた。


その後、共同通信なども報じて、岸田文雄外相が不快感を表明す
る事態にまでなった。


 韓国政府の主導で、慰安婦の強制連行があったという内容の作品
展示は許可されているのに、なぜ日本側の作品展示はダメなのか。>



とまあ、このような事件。


そして、この事件の直後に、こんなできごとがありました。
↓



<歴史・尖閣で日中応酬=岸田外相、批判に反論─ドイツ

時事通信 2月2日(日)0時18分配信


 【ミュンヘン時事】ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で1日
午後(日本時間同日夜)、アジアなどの地域問題に関する会合が開か
れ、岸田文雄外相と中国全国人民代表大会の傅瑩外事委員会主任委
員が歴史認識や沖縄県・尖閣諸島をめぐり、激しくやり合った。


 傅主任委員はこの中で「最も重要なのは日本が第2次大戦の犯罪を
否定していること。歴史教育の失敗だ」と批判。


また、「日本が大戦で起きたことに誠実に向き合えば、周辺国と和解で
きる」と主張した。


尖閣問題でも「主権は放棄しない」と強調した。


この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支
配について反省を明確に表明している」と反論。


「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配
を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>




中国、韓国は一体化して、「日本は、右傾化している、軍国主義化し
ている、歴史の見直しを求めている!」とプロパガンダをつづけています。


そして、残念ながら、かなりの成果を上げている。


なぜ日本は、第2次大戦時「情報戦」に負け、またもや「情報戦」
でまけているのでしょうか?


「勝つ方法」はあるのでしょうか?


考えてみましょう。



▼戦略の階層とは?


再臨の諸葛孔明、日本一の地政学者、世界4大戦略家の一人といえば、

奥山真司先生です。


奥山先生は、「戦略の階層」という話をされています。


上から順番に、


1、世界観
2、政策
3、大戦略
4、軍事戦略
5、作戦
6、戦術
7、技術


上にいくほど抽象度があがり、具体性がなくなっていきます。

下にいくほど抽象度が下がり、具体的になっていく。


しかし、上の方がより重要なのです。


「戦略の階層」について詳しく知りたい方は、奥山先生の名著


●世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう

(詳細は→ http://tinyurl.com/blfnv9j )


をご一読ください。


そして、メルマガ「アメ通」も必読です。↓
http://www.mag2.com/m/0000110606.html



▼とても大切な「世界観」


中国は、「日本は右傾化している!軍国主義化している!歴史の見
直しをねらっている!」とプロパガンダしています。


これはなんでしょうか?


そう、日本の世界観と政策を、勝手にねつ造しているのです。


日本の世界観ってなんでしょうか?


正直考えたことがないですね?


しかし、欧米には「世界観」があります。


たとえばアメリカ。


この国はジョン・ロックの思想をもとにつくられました。


<人は全て公平に、生命(life)、健康(health)、自由(liberty)、財産(
所有- Possessions)の諸権利を有する[7]。誰もが自由であり、誰も
が他の者の諸権利に関与する権限はない。>(ウィキ)



あるいは、「自由」「平等」「友愛」。


この言葉を聞いて、「フランス革命」を思い出す人もいるでしょうし、
「フリーメーソン」を思い出す人もいるでしょう。


いずれにして、(現実はどうあれ)今の欧米諸国は、「自由・平等・
友愛」という「世界観」をもっている。


それを実現するための「政策」が、「民主主義(的政策)だ」という
わけです。


(現実はどうあれ)欧米は「こういう世界観をもっている」と、多くの
人が信じています。


しかし、それに挑戦する人が時々出てくる。


たとえばスノーデンさん。


彼は、アメリカ当局が国民を大々的に盗聴していること、メルケル
さんやメドベージェフの電話も盗聴していたことを暴露した。


「アメリカは全然自由な国じゃないよ!」と、この国の「世界観」を
攻撃した。


それで、アメリカ政府は激怒しているのです。


世界の人々が、「アメリカは自由の国でも正義の国でもない。悪
の帝国だ!」と思ったら、アメリカは困ります。



▼日本の「世界観」「政策」をねつ造する中国


さて、中国のやっていること。


日本は独自の世界観をもっていません。


(少なくとも「統一的世界観」はないでしょう?)


それでも、2次大戦後は、欧米の「自由、平等、友愛」という世界観
を受け入れたことになっている。


それを実現するために、「民主主義的政策」を行っているわけです。


しかし、中国は、ここを攻撃します。



「いや違うんだ!

日本は、欧米と価値観を共有していない」



じゃあ日本の価値観ってなんだ?



中国は「日本は右傾化している」といいます。



つまり「民族主義化している」というのです。


「民族主義」とはなんでしょうか?



「日本大好き!」


これは「民族主義」ではありません。


「愛国」です。



「日本大好き!中国嫌い、韓国嫌い、ロシア嫌い、アメリカ嫌い!」


これは「民族主義」です。


そう、中国は「日本は民族主義化している」という。


その世界観は、



「日本は一番すばらしい!他の国より優れている!」



だと中国は主張しているわけです。


でも日本は、「本来の日本にふさわしい国際的ポジションを得てい
ない」。


日本人が思っているだけじゃなく、世界にそれを認めさせなければ
ならない。


で、どうするか?


一つは軍国主義化する。


軍国主義ってなに?


<軍国主義(ぐんこくしゅぎ、英: Militarism, 独: Militarismus)とは、国家
と社会において軍隊が優先的な地位を占めて、戦争を肯定する立場か
ら軍事力を国家戦略の軸として最重要視するもので、政治、経済、文
化、教育、社会構造など国民生活のあらゆる分野を軍事組織化しよう
とする思想ないし体制をいう。軍事主義とも訳される。>(ウィキ)



つまり、「力」で認めさせる。



もう一つは、「歴史の見直し」。


日本の世界観は、「日本が一番!他国は劣っている」なのに、現実は
そうなっていない。


それは、戦勝国が歴史を勝手に書いて、日本を「劣等民族」と洗脳し
たからだ。


日本は、歴史を書きかえて、正当なポジション(=日本は世界一)につ
かなければならない。



中国は、こういう風に、日本の「世界観」「政策」を勝手に創造し、世界
中でプロパガンダしている。



じゃあ韓国は何やってるのでしょうか?


韓国は従軍慰安婦問題を盛り上げることで、「日本は歴史を修正しよ
うとしている」


という証拠づくりをしているのです。


おわかりでしょうか?


中国は、戦略の階層の最上階を攻撃している。




▼日本の情報戦は?


一方、我が国の情報戦はどうでしょうか?


我が国には、「情報戦略」がありません。


攻撃をしかけられて、防戦しているだけです。


たとえば、


・靖国の戦い

・従軍慰安婦像の戦い

・フランス漫画祭の戦い


などなど。


これは、とても具体的な戦い。


どうやって、靖国の戦いに勝つ?

どうやって慰安婦像の戦いに勝つ?

どうやって仏漫画祭の戦いに勝つ?


これは、上から6番目、下から2番目、「戦術レベル」の話。


特に、今回のフランス漫画祭の戦いなど、

政府からの支援もなく、孤立無援で戦いをつづける民兵による戦い。


勝てるわけがないのです。


では、どうすればいいのでしょうか?



▼安倍総理は、「世界観」を疑われるような言動を控えてください



日本が情報戦に勝つための第一歩は、「戦争が起こっていること」
をはっきり自覚することです。


中国と韓国は、総力をあげて日本を攻撃しているのに、日本は全
然気づいていない。


「あ~うざったい!」ぐらいに考えているのです。


第2次大戦前も、それでやられたんですよ。


中国は大戦前、「田中上奏文」という、「日本の世界支配計画」をね
つ造し、世界にひろげた。



<田中上奏文は中国語で4万字といわれる長文のものである(日本
語の原文は未だ確認されていない)。

中国の征服には満蒙(満州・蒙古)の征服が不可欠で、世界征服に
は中国の征服が不可欠であるとしているため、日本による世界征
服の計画書だとされた。>(ウィキ)



日本は、「これは偽書だ!日本が作ったものではない!」と主張。


ところが中国はこう返した。


「この上奏文が真実であることは、日本の行動自身が証明している。

日本は、田中上奏文にあるとおり、中国を征服するために満蒙を
支配し、

中国支配を目指している。

これは、日本が『世界支配』をねらっている証拠だ!」と。



で、日本政府がこれを軽く、あまくみているうちに、いつの間にか
日本は「世界支配をねらう極悪国家」にされちゃったのです。


(ちなみに、ロシアには、いまだに「田中上奏文」を信じている人
がいます。
中国、恐るべし!)



今はどうです?


中国は、「日本は右傾化している!軍国主義化している!歴史の
修正をねらっている!」


これに、こんな言葉がつづきます。



「安倍総理自身の言動が、証拠である!」と。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



中国のプロパガンダを証明する(錯覚を与える)言動とは?


・日本を取り戻す!(アメリカから?)

・東京裁判は勝者の断罪!(日本は悪くない、悪いのはアメリカだ?)

・侵略の定義は定まっていない!(日本は侵略国ではない。アメリカ
が勝手に歴史をねつ造したのだ!)

・靖国参拝!

・アメリカ製憲法改正!(アメリカの呪縛から脱却するぞ!?)

・戦後レジームからの脱却!(アメリカ支配からの脱却?)



これらはすべて、自虐史観から脱却した私たちには理解できるもの
です。


しかし、日中戦争前夜の現在、総理の言動はすべて「中国の主張
の正しさを裏付ける証拠」として悪用されてしまいます。


安倍総理も閣僚の皆さんも、「右傾化、軍国主義、歴史見直し」とと
られるような言動は、一切封印するべきです。


いつまで?


中国が民主化されるまでです。



では、「慰安婦問題」はどうすればいいのでしょうか?


これは、バレナイように実績のあるNGO、NPOに大金をわたし、
積極的にやってもらうべきです。


大金といっても、何十億円レベルで全然変わることでしょう。


今の政府は、国のために戦っている人たちに冷たすぎます。


国が前面に出ると、また「歴史見直しの証拠」として悪用されるので、
民間にやってもらいましょう。


しかし、金銭的支援をするのは、当然だと思います。



▼日本も「防戦」ではなく、「反撃」を


次。


今、日本のイメージがO、中国のイメージがOと仮定しましょう。


中国は、「靖国参拝」を批判する。


すると、日本のイメージがマイナス100になり、中国のイメージは0
のままです。


がんばって誤解をといても、日本のイメージは最良0に戻るだけ。


中国は痛くもかゆくもありません。


だからどんどん攻撃します。


韓国を使って従軍慰安婦問題を盛り上げれば、日本のイメージは

マイナス200。


中国O、韓国Oのまま。


日本が懸命に弁明しても、最良で0に戻せるだけ。


中国、韓国は全然損をしない。


彼らは、「攻撃すればするほど得をする」と思っている。


だから攻撃の手をゆるめません。


ではどうするか?


今、日本は0、中国は0だとします。


中国は「靖国」を批判して、日本のイメージがマイナス100になった。


すると、日本はすかさず反撃し、中国のイメージをマイナス100にし
ました。


つまり、日本を批判したことで、中国も国際的イメージが悪くなり、
「損」をしたのです。


中国が日本のイメージをマイナス200にしたら、日本は中国のイ
メージをマイナス200にする。


ある時期まで戦いはつづくでしょうが、いずれ「お互い損だからこ
の辺でやめましょうや」となります。


今のままだと、中国、韓国は、「日本は叩いても叩いても言い訳
するだけで怖くないぞ!どんどんやっちまえ!」

となる。


ここは半沢直樹のように、「倍返し」しなければならない。


中国が日本をマイナス100にした。


すると日本は中国のイメージをマイナス200にした。


これだと中国の損が大きいので、はやく休戦が訪れます。



▼日本は中国の「世界観」をうて!



では、どうやって攻撃するか?


中国は日本の「世界観」「政策」をねつ造し、世界にひろげていま
す。


だから、日本も中国の「世界観」「政策」をうつべきなのです。



ちなみに欧米の世界観は「自由・平等・友愛」。


政策は、「民主主義」「言論の自由」「信教の自由」「結社の自由」など。



一方、中国の世界観は、「共産党が中国を支配つづけるべきだ!」
です。


ひょっとしたら、「中国は世界の覇権国家になるべきだ!」かもしれ
ない。


政策的にも「共産党の一党独裁」「言論の自由を認めない」「信教の
自由を認めない」「結社の自由」を認めない。



これを具体的に攻撃してみましょう。

たとえばミュンヘンの例で。
↓




<歴史・尖閣で日中応酬=岸田外相、批判に反論─ドイツ

時事通信 2月2日(日)0時18分配信


 【ミュンヘン時事】ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で1日
午後(日本時間同日夜)、アジアなどの地域問題に関する会合が開か
れ、岸田文雄外相と中国全国人民代表大会の傅瑩外事委員会主任委
員が歴史認識や沖縄県・尖閣諸島をめぐり、激しくやり合った。


 傅主任委員はこの中で「最も重要なのは日本が第2次大戦の犯罪を
否定していること。歴史教育の失敗だ」と批判。


また、「日本が大戦で起きたことに誠実に向き合えば、周辺国と和解で
きる」と主張した。


尖閣問題でも「主権は放棄しない」と強調した。


この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支
配について反省を明確に表明している」と反論。


「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配
を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>




↑
これどうですか?


中国は、「日本は歴史を否定している」というのです。


日本は、(たとえば)これでマイナス100ポイントです。


これにたいし岸田さんが、「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支
配について反省を明確に表明している」と反論。


これでマイナス100が、マイナス50くらいになったのでしょうか?


「嘘も100回いえば真実になる」ので、またもや中国の勝ちです。



でも、岸田さんがここで、こう言い返せば?


<この後演説した岸田外相は「日本は歴史を直視し、大戦や植民地支
配について反省を明確に表明している」と反論。

「日本は戦後一貫して東アジアにおける自由、民主主義、法の支配
を擁護してきた」と訴え、国際社会に理解を求めた。>


この後、


<実際、世界の安全保障上最大の問題は、日本ではなく中国である。


この国は、自由民主主義がスタンダードの世界で、いまだに共産党の
一党独裁をつづけている。


我が国日本や欧米では当然の、民主的選挙もなく、言論の自由も、信
教の自由もない。


もし中国が本当に世界平和を求めるのなら、いますぐ民主的選挙を実
施し、言論の自由、信教の自由を認めるべきだ。


ノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏を「民主化を求めた罪」で投獄しつづ
けているのは民主世界への挑戦だと誰もが感じている。>




これで、日本マイナス100、中国マイナス200です。


これを、毎回中国が日本批判するたびに繰り返せば、


「日本を批判すればするほど、中国のイメージが悪くなる」ことになる。


それでようやく「休戦しましょう」となるのです。


いまみたく、「靖国参拝の真意は・・・」なんておとなしくやってたら、ま
た必ず負けますよ。



▼まとめ


長くなったので、まとめます。


1、中国・韓国は、戦略の階層で一番上に位置する日本の「世界観」
「政策」を攻撃している


2、一方日本は、基本的に批判されたことに「弁明するだけ」なので、
中韓は全然痛みを感じない


3、だから、中韓は、安心して攻撃しつづけている


4、日本の戦いは、「批判への弁明」だけであり、これは「戦術レベ
ル」の戦いである


5、しかも国は加勢してくれず、民間の有志が自腹で戦う消耗戦


6、だから政府は、実績のあるNGO、NPOを金銭的に支援すべき
である



つづいて、「情報戦に勝つ方法」。


1、日本は、中国と「戦争状態にある」自覚をもたなければならない

実際中国はそういう自覚をもって日本を戦略的に攻撃しつづけて
いる


2、安倍総理の言動が、中国のプロパガンダに力を与えている

だから、総理と閣僚の皆さんは、「軍国主義」「右傾化」「歴史の見
直し」と解釈される、一切の言動を封じるべきである。

それは、中国が民主化されるまでつづけるべき。


3、そのうえで、日本は中国の「世界観」「政策」を攻撃すべきである


4、欧米の世界観は、「自由・平等・友愛」

中国の世界観は、「不自由・不平等」

欧米の政策は、「民主主義」「言論、信教、結社の自由」など


中国の政策は、「非民主主義」「言論、信教、結社の自由を認めな
い」

日本は、中国が我が国を批判するたびに、遠慮なくこの国の「世界
観」と「政策」を攻撃しなければならない



となります。


日本が気合をいれてやれば必ず勝てます。


だって、どう考えても日本より中国の方が、「異質な国」なのですから。


ただ、やらなかったら、また2次大戦と同じ結果になります。




●日本を確実に救う道は存在しています。

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詳しく知りたい方は、こちらをご一読ください。


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(転載おわり)


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~戦略を語れない人生は奴隷だ~

日本企業は「技術」といった
より「低い階層」から発想に偏りがちになってしまい、

「自らルールを創る」

という、"創造的な"思考をしてこなかったのです。

「世界観」を考えることからスタートし、自分に有利なルールを考える。

そのような、より高い階層に意識を集中させることや、
"そもそも"そのような抽象度の高い概念を持とう!とすること。

そのような意識を持つことが大切なのです。

▼「戦略の階層」を徹底解説するCD
http://www.realist.jp/strata.html

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戦後、封印された学問となっていた地政学ですが、
日本に軍事学部がない以上、防衛大にでも行かないと
なかなか学ぶ事ができません。
といいますか、防衛大でもそれほど専門的に
教える講座はないと聞いています。

そこで、日本人がより戦略的思考を持つためにと
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それは、第10回のテーマが「未来の地政学」だからです。

▼「奥山真司の地政学講座」:未来の地政学
http://www.realist.jp/geopolitics10.html

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