日中韓環境情報メールマガジン “伝所鳩”

日中韓環境情報MM  “伝所鳩” No.423

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   (・>|\/|   日中韓環境情報メールマガジン
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  / /       “伝所鳩” No.423(2012.11.30)
  /"~k_       http://www.enviroasia.info/

   発行:NPO法人東アジア環境情報発伝所 http://www.eden-j.org/

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 11月18日から4泊5日で、雲南省麗江市を訪れる「雲南ぶくぶく応援団・市
民エネルギー研修」を開催しました。地元の環境NGO、雲南エコネットワー
クに受け入れていただき、現地のバイオマス活用の事例などを見学し、地元の
方々との交流を行ってきました。今後も雲南エコネットワークと協力をしなが
ら、現地の再生可能エネルギーの普及を応援していきます。(H)

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
中国発
・廃棄物ネットユーザー、民間ごみ処理場を見学(11/14)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・博羅ごみ焼却発電プロジェクトの環境アセスメント開始(11/7)

日本発
・市民発「ごみゼロアジア」めざして
         ~第4回アジア3R推進市民フォーラム日本大会(11/30)

▼飼育係より

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▼今週の注目ニュース

【中国】廃棄物ネットユーザー、民間ごみ処理場を見学(11/14)

 2012年10月21日、中国廃棄物ネットは第4回ユーザー活動として、民間ごみ
処理場“グリーンハウス”を見学した。廃棄物ネットのボランティア23人は民
間の環境保護実践者である黄小山氏が開発・建設した生活ごみ二次分別場“グ
リーンハウス”を見学し、中国のごみ分別およびごみ処理の問題につき黄小山
氏と話し合った。 

 “グリーンハウス”の開発・建設者である黄小山氏はかつて、北京大学法学
部を卒業した弁護士だった。弁護士とごみ処理問題研究という2つの専門領域
に本質的な関連性は無いが、民間の環境保護事業の先駆者であり実践者である
黄小山氏と彼の“グリーンハウス”は、次第に専門家たちに重視されるように
なった。 

 “グリーンハウス”は小湯山別荘エリア付近に有る“小屋”で、もし知らさ
れなければ、そこをごみ分類拠点だとは思わないだろう。“小屋”に入るとま
ず目を引くのは“ごみ問題は哲学だ”と書かれた額だ。額の下にある乾いたご
みを分類・分別する金属製の台は部屋の大部分の空間を占めており、その上に
は“紙類”・“ペットボトル”・“ガラス”・“金属”・“有害ごみ”とそれ
ぞれ表示されている。金属製の台の横にあるデスクの上には“グリーンハウス”
の各種運転資料がきちんと並べられていた。“小屋”のもう一つの部屋には黄
小山氏が設計した濡れたごみを脱水するシステムが有り、運ばれてくるごみは
ここで分別され、生ごみは脱水される。 

 黄小山氏は廃棄物ネットのボランティアへ“グリーンハウス”の基本理念を
紹介した。彼の考えでは、中国でごみ問題を解決しようとするなら、むやみに
西洋諸国や日本の経験ばかり学ぼうとしてはならず、例えばごみの分別に関し
ては、中国の経済状況や民度ではごみ分別の成果を望むことは難しいため、自
国に合ったごみ処理の方法を見つけるべきであるとのことだ。ここから、“グ
リーンハウス”は誕生した。黄小山氏によれば、“グリーンハウス”ではまず
各種のごみを分別した後、脱水システムで生ごみを脱水処理することでごみ減
量の目的を達成し、脱水後のごみは外へ運び出して堆肥にするか、焼却処理を
するとのことだ。 

 廃棄物ネットのボランティアから“グリーンハウス”の次の計画について聞
かれた黄小山氏は、今はまだ始まりに過ぎず、今後は“グリーンハウス”が処
理したごみのデータを記録し、“グリーンハウス”の運転効果を研究して得ら
れた研究報告を北京および全国に広めることが将来の計画であると語った。 

 最後に、廃棄物ネットのボランティアが、黄小山氏がなぜごみ処理という道
に進んだのか尋ねた。黄小山氏は以前、ごみ焼却場の建設に抗議したことで警
告を受けたことがあり、その後ひとりの市民として、ひとりのごみ生産者とし
て、抗議ばかりではなく、行動しなければならないと悟り、有効的なごみ処理
方法を探し始めたことを、微笑みながら答えてくれた。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C12111401J

▼環境ニュースダイジェスト

【中国】博羅ごみ焼却発電プロジェクトの環境アセスメント開始(11/7)

 惠州市環境保護局への取材によると、博羅県湖鎮鎮新作塘村に建設予定の、
年間に処理される生活ごみが25.55万トンに上る博羅県生活ごみ焼却発電プロ
ジェクトに対して、30日より環境アセスメント作業が正式に始動する。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C12110701J

【日本】市民発「ごみゼロアジア」めざして
        ~第4回アジア3R推進市民フォーラム日本大会(11/30)

 日本のごみ問題に関わる18のNGOで構成する「アジア3R推進市民ネット
ワーク」(代表:藤井絢子)が、2012年11月24日、東京において第4回アジア
3R推進市民フォーラム日本大会「市民発“ごみゼロアジア」めざして~生ご
み・衣類・廃家電から探る~」を開催した。冒頭、海ごみ問題に取り組むJEAN
事務局長の小島あずささんより、「震災起因の洋上漂流物について」と題する
特別報告が行われた。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J12113001J 

▼飼育係より

 先日、『中国の市民社会』(岩波新書)という本が出版されました。発伝所
がつき合っているIPEの馬軍さんや、日中韓環境情報共有プロジェクト初期
に一緒に活動をしてきた、コミュニティ・アクションの宋慶華さんなども紹介
されています。ぜひご一読ください!(H)

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