日中韓環境情報メールマガジン “伝所鳩”

日中韓環境情報MM  “伝所鳩” No.422

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   (・>|\/|   日中韓環境情報メールマガジン
   /彡))  ̄ ̄
  / /       “伝所鳩” No.422(2012.11.16)
  /"~k_       http://www.enviroasia.info/

   発行:NPO法人東アジア環境情報発伝所 http://www.eden-j.org/

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 発伝所が2000年12月にスタートしてから、12年が経過しました。先週末、運
営委員が熱海に集まり、発伝所の来し方とこれからについてとことん議論をす
る合宿を行いました。この12年で欧米ともつながり、海外で高等教育を受けた
スタッフを抱え、躍動する中国のNGOにとって、日本から知りたいという情
報が12年前とはかなり変わってきているのも事実です。再度、ENVIROASIAを通
じて発信する情報のニーズを探りながら、ENVIROASIAのリニューアルを行って
まいります。こんな情報が知りたいというリクエストがありましたら、ぜひ発
伝所までお寄せください!(H)

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
中国発
・40万トンのクローム屑、一過性の痛みとなるのだろうか?(10/31)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・エコの持つプラスのエネルギーを伝えよう
         ―第4回中国グリーンリーダー研修キャンプ(10/31)

▼環境メッセンジャーだより
・第4回アジア3R推進市民フォーラム日本大会(11/24)

▼飼育係より

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▼今週の注目ニュース

【中国】40万トンのクローム屑、一過性の痛みとなるのだろうか?(10/31)

 1カ月間の現場の記録を整理し、クローム屑汚染の管理に関心のある友人と
互いに励ましあった。
 2012年8月21日、北辰区同生化工場のクローム屑が暴雨に見舞われてからち
ょうど1カ月が過ぎた。この1カ月という長い期間、多くの忘れ難い事があり、
私は沈黙を保ってはいられない。現場最前線での記録を整理し、クローム屑汚
染の管理に関心のある友人と互いに励ましあった。もし、本当に依然として気
持ちを高ぶらせるに値する何かがあるとすれば、それは明らかに、民衆の期待
がまだ残っているからである。 

■環境マネジメントを加速し、人民に幸福をもたらそう 

1.なぜ調査が必要か? 

 個人による情報発信メディアの時代、人々は煽動されにくく、クールになっ
た。安心な生活は、古くからの共通した夢であった。しかしかつて水遊びした
河は汚染され、青空の下で歌い、夜は織り姫と彦星を見上げたかつての夢は雲
散霧消し、新鮮な空気ですらお金を払って買わねばならなくなった。あなたな
らどうしますか? 
 半世紀と少しの間に、人々はある工場の輝かしい時代と脱工業化時代の証人
となった。歴史の産物は恐ろしい悪性腫瘍となり、またこれは我々からそう遠
くない所にある。雨季に雨が降ることは本来自然な出来事であるが、偶然の洗
礼はかつての傷を開く事になった。 
 同生化工場、40万トンのクローム屑、周庄,一度の豪雨によりこれらの単語
が関連づけられた。写真の黄色い水はどこから流れて来たのだろうか?クロー
ム水の浸透はどれほど深刻なのだろうか?付近の村民の飲用水は汚染されてい
ないのだろうか?一連の疑問が頭に浮かんでくる。一人の一般の環境市民とし
て、現場に行き実証・調査し、少なくとも自分への答えを見つける必要があっ
た。 

2.私たちは何を見たのか? 

 2012年7月29日から8月21日、継続追跡調査中、私たちはクローム屑に塀の
西側と南側付近で突然変化が起きているのを発見した。 
 7月29日、一度の連続した暴雨を経験した後、同生化工場塀の南側道路上に
は、クローム水が一面に広がっていた。 
 7月31日、中降りの雨を迎え、緩んだ壁の角から浸み出したクローム水が低
いくぼみに向かって流れて行った。 
 8月4日、雨の後も小さな流れのクローム水が依然として浸み込んでいたが、
前回観察した時と比べ、速度は緩まっていた。 
 8月13日、浸透が深刻な地域で、中和の為大量の硫酸第二鉄を撒いた。当日、
全国各地から来た一般の人々が共同で調査を行った。 
 8月15日、労働者達が中和処理を強化し、浸透を排出する地域は管理された。 
 8月21日、中和作業に加えて、浸透防止層のセメント補強等の措置が進めら
れ、クロム水浸透排出の危機は解除された。 
 西側の壁の穴が埋められた。現場の労働者たちは浸み込み防止の塗料を塗っ
ていた。 
 北辰区環境保護局の作業員がクローム屑処理工事のそばでサンプリング検査
を実施。検査頻度も以前の週1回から1日1回、1日2回となった。 
 付近に積まれたものは処理後のクローム屑だった。建築の基礎に使う予定と
のこと。 

■処理作業施設内の宣誓 

3.私たちは何を聞いたか? 

【付近の村民】:多くの人は半世紀以上もの長期にわたり嫌というほど汚染の
苦痛を味わってきた。早くクローム屑を処理完了して欲しい。現在住民達は水
の汚染には気づいていないが、クローム屑の処理の進捗に懸念が残っている。
こんなに多くて年内に処理完了するのだろうか?誰が環境汚染に代償を支払う
のか? 

【環境保護部門】:監査とモニタリンク゛を強化した。多くの地点でサンプリ
ング検査したがいずれも指標に達していた。我々は公益組織が監督に参与し、
共にクローム屑管理を推進するのを歓迎する。 

【同生化工場40万トンのクローム屑無害化処理プロジェクト】:暴雨の後、私
たちは中和の為硫酸第二鉄中和を撒いたが、引き続き雨が降り、処理を難しく
した。年末までに40万トンのクローム屑を処理するという任務のプレッシャー
は非常に大きいが、終わらせる事を決意している。 

【公益組織】:環境保護部門にはなるべく早くクローム水のサンプリング検査
のデータを公開していただき、住民の使用水が安全を保障できるのか否かを知
りたい。クローム屑無害化処理の具体的な工程と処理後のクローム屑の用途と
発展方向についても把握したい。 

【ネット市民】:引き続きクローム屑の処理速度及び土壌重金属汚染の修復等
を見守っていく。天津市民の環境への注目はますます強くなっており素晴らし
いことだ。 

4.今後どうすれば良いか? 

 最近は追跡しながら、どのように民衆に一つの信頼できる答えを与えられる
かを考えている。今後も引き続き追跡するのは味気ないが、更なる重要性があ
る。40万トン、それは本当に私たち各人の心に大きな重しとなって引っかかっ
ており、いつ落ちてくるか、今は正確な答えが見つからない。 
 40万トンのクローム屑無害化処理の工程は?将来の進展は?二次汚染の防備
措置は?クローム水検査のデータを公開できないのか、いつ公開するのか?40
万トンのクローム屑,試されているのは工事プロジェクト部の知恵だけではな
く、都市全体の担当と責任である。ずっしりと重く、また手放すこともできな
い。関係者は腰を据えて冷静に考える必要があるのではないか? 
 同生化工場院内には、「全力を尽くして200日でクローム屑管理の任務を完了
させる」という看板がそびえ立っている。民衆の立場からすれば、私たちはこ
の言葉がただの宣誓だけではなく、更には力強い約束であり、現実となること
を願う。いずれにせよ、私たちは政府の決心を見、また、メディア・公益組織
・ネット市民等を含む民衆の力を見、更には300人余りの件名に第一線で戦って
いる労働者達を見た。彼らは尊敬に値する! 
 「民生」プロジェクトから「民心」プロジェクトへ。突出しているのは政府
の知恵と力であり、これはすべて情報公開の基礎の上での民衆の参加、民衆の
監督と民衆の表現によっている! 

 クローム屑、一過性の痛みとなるのか?

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C12103101J

▼環境ニュースダイジェスト

【中国】エコの持つプラスのエネルギーを伝えよう
         ―第4回中国グリーンリーダー研修キャンプ(10/31)

「心の砂漠化を食い止めてこそ、ホルチン草原の砂漠化を根本から解決できる」 

 2012年10月1日、人々が楽しい休暇を過ごしているちょうどその時、吉林と内
モンゴルの境にあるホルチン砂地には中国各地からやってきた一群の若者の姿が
あった。彼らは理想を心ゆくまで語り合い、ボランティア作業に参加し、地元の
人々の気風に触れ、環境観察を行い、思いをぶつけあった。 …

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C12103102J

▼環境メッセンジャーだより

・第4回アジア3R推進市民フォーラム日本大会
 市民発「ごみゼロアジア」をめざして…
     ~生ごみ・衣類・廃家電から探る~

日時:2012年11月24日(土) 13:00~16:30
場所:弘済会館4階会議室「蘭」
  (東京都千代田区麹町5-1・四ツ谷駅徒歩5分)

プログラム:
13:00	 開 会
       挨拶	 藤井絢子(アジア3R推進市民ネットワーク代表)
13:05	 来賓挨拶&メッセージ紹介
13:15	 報  告 
     「東日本大震災による漂着ごみと国際関係」(仮題)
       報告者	 小島あずさ(JEAN事務局長)
     「ベトナムにおける廃棄物問題の現状と3R推進の課題」(仮題)
       報告者  未定(調査団より)
     活動報告 各ワーキンググループ(生ごみ・衣類・廃家電)
     参加団体紹介
15:00 休憩
15:10	 総合討論 テーマ	 「アジア3R推進に向けた市民の役割」
コーディネイター:崎田裕子
16:20 まとめ	 ステートメント
16:30	 閉 会

定員:80名
参加申し込み・問い合わせ先
アジア3R推進市民ネットワーク事務局
FAX:03-5326-8794 E-mail:info@asia3r.net

▼飼育係より

 中国のこれからの10年を担う新しいリーダーが誕生しました。日本でも今日、
衆議院が解散し、来月16日が総選挙となりました。下馬評通りに政権交代とな
れば、日中の新しいリーダーによって、現在の日中関係がどう推移するのか。
あまり期待はできませんが、市民レベルの関係を阻害するようなことだけは、
何としてもやめてほしいというところです。(H)

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