日中韓環境情報メールマガジン “伝所鳩”

日中韓環境情報MM  “伝所鳩” No.416

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   (・>|\/|   日中韓環境情報メールマガジン
   /彡))  ̄ ̄
  / /       “伝所鳩” No.416(2012.7.20)
  /"~k_       http://www.enviroasia.info/

   発行:NPO法人東アジア環境情報発伝所 http://www.eden-j.org/

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 東アジア環境情報発伝所が国際パートナーとなっている、中国の環境NGO
ネットワーク“緑色選択連盟”(GCA)から、レポート第六弾となる、アパ
レル関係の企業を対象としたレポートが公開されています。
 このレポートでは、世界的に有名な48企業の対応がリスト化されています。
この48社の内で気になる日本企業は2社。この2社が選ばれた理由などの詳細
が整理できた段階で、情報を発信していきたいと思います。(H)

★緑色選択 アパレル企業サプライチェーンレポート(中国語)
 http://www.ipe.org.cn//Upload/IPE%20report/Report-Textiles-One-CH.pdf

今週の内容
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▼発伝所だより
・東アジア エネルギー国際青年ワークショップ2012(8/4-8)=再=

▼今週の注目ニュース
中国発
・江蘇南通の数百のスチールワイヤーメーカーが
       200人の児童を鉛中毒に至らしめた責任を問われている(7/4)

▼環境ニュースヘッドライン
日本発
・市民と政府が2030年のエネルギーの選択肢をめぐり議論(7/20)

▼飼育係より

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▼発伝所だより
・東アジア エネルギー国際青年ワークショップ2012(8/4-8)参加者募集!!

 世界有数の原発推進地域の東アジア。日中韓3か国の青年が集い、ワークシ
ョップとフィールドトリップを通じて、東アジアのエネルギーの現状の課題と
将来を共に考え、持続可能な東アジアの担い手づくりをめざします。

◎自然エネルギー100%の島をめざす祝島を訪問します!
◎通訳を介して日本語で中国、韓国の青年と議論できます!
◎東アジアの将来を一緒に考えましょう!

日 程:2012年8月4日(土)~8日(水) 4泊5日
場 所:岩国市・広島市・祝島(山口県上関市)など
参加費:32,000円 ※会場までの交通費は含まれません。
対 象:35歳以下の青年
定 員:18名 ※先着順
申込〆切:7月31日(火)
※氏名、ご所属を明記の上、E-mailにてお申し込みください。
宿泊先:岩国亀の井ホテル http://www.kamenoi.com/iwakuni/
プログラム:
【第1日/8月4日(土)】
  夜  参加者 集合

【第2日/8月5日(日)】
 午前 オリエンテーション…自己紹介&アイスブレーキングなど
    第1部 講演「“原発推進地帯”東アジアのエネルギー事情」
     李 憲錫(エネルギー正義行動)
 午後 第1部 講演「福島第一原発事故が与えた影響」
     山崎 求博(東アジア環境情報発伝所)
    第1部 講演「原子力研究機関から市民団体へ」
     趙 中(グリーンキャメルベル)
    第1部 知識の整理&感想の共有
  夜  第2部 2050年の東アジアのエネルギー事情をイメージする

【第3日/8月6日(月)】
 日中 フィールドトリップ“広島”…平和記念資料館など
  夜  Peace Caf?“フリートーク”

【第4日/8月7日(火)】
 日中 フィールドトリップ“祝島”
  夜  第3部 オルタナティブな未来を考える

【第5日/8月8日(水)】
 午前 解散

 ★チラシをコチラからダウンロードしていただけます。
  http://www.eden-j.org/pdf/EAEWS1208.pdf

▼今週の注目ニュース

【中国】江蘇南通の数百のスチールワイヤーメーカーが
       200人の児童を鉛中毒に至らしめた責任を問われている(7/4)

 南通市経済技術開発区竹行街道星辰社区に住む涛涛ちゃん(仮名)は、いつ
の頃からか過度に興奮し、怒りっぽく、ひいては人に噛みつく事もあった。20
12年6月、江蘇南通市の母子保健医院で検査したところ、涛涛ちゃんの体内の
血中鉛数値は444マイクログラム/リットルであった。医者によれば、成人基準
でみても中度の鉛中毒であるとのことだった。 

 また、近隣に住む7歳の女の子楽楽ちゃん(仮名)は、ここ3年間身長が伸
びておらず、非常に痩せており、常に風邪をひいていた。3日に2日は病院で
点滴、注射をする必要があった為、勧められ両親は子供の検査を行ったところ、
驚くことに結果は、血中鉛は405マイクログラム/リットルであり、鉛中毒であ
った。

 度重なる児童の鉛中毒は地域住民の関心を引き、親たちは次々にこぞって子
供を病院で検査させたところ、検査を受けた子供すべての血中鉛数値が基準を
超えていた。記者がこの記事を書き上げた時点で、基準値を超えた子供は200人
近くにのぼっていた。 

 竹行はスチールワイヤー製造の里であり、全国の工場鉱山、建築、航空及び
エレベーター等の業界が必要とするスチールワイヤーとその関連製品のうち、
竹行での生産量がその3分の1を占めている。また、血中鉛の数値が基準を超え
た児童の多くは数百社のスチールワイヤーメーカーと道路を1つ隔てた(50メー
トル未満、関係基準規定の100メートルに満たない。)二つの集合住宅である星
辰花園、星竹花園に集中している。スチールワイヤー生産の重要な工程のひと
つは鉛の流し込みでであり、一部の工程の従業員にも定期的に健康診断と鉛除
去を行っている。 

 住民によれば、集合住宅に入居する前何度も政府を訪ね、当時の鎮の幹部よ
り、入居時にはスチールワイヤーメーカーを移動し住民の居住環境を守る、と
いう公約を何度も得ていた。しかし、これらの企業は独自の路線を変えようと
はしなかった。 

 「これらのスチールワイヤーメーカーはかつて、私たちの経済基盤であり、
また竹行の対外的な名刺であった。しかし、最近では私たちを悩ます“問題児”
になっている。私たちはかつて、何度も企業の移転案を提出し、又何度も議題
にのせ、ひいては専用の産業パークの計画まで立てた。しかし、メーカーは始
終移転に同意しないか又は高すぎる条件を出してきた。住民を引っ越しさせる
としてもコストが非常に高く、また市内の全体計画にも見合わないものになっ
てしまう。現在私たちは板挟みの本当に厳しい局面にある」と、南通市経済技
術開発区竹行街道張副書記は述べた。 

 南通市環境保護局宣教所の李耀東所長は、「この問題は確かに重大であるが、
全て長い間未解決の問題である。私たちも早期の移転を希望しているが、移転
の問題も環境保護局が解決できることではない。1社を生産停止させるにして
も、県レベル以上の政府の許可が必要で、私たちには本当にどうにもしようが
ない。」と述べた。 

 住民によれば、関係部門はただ、住民に恐れず個人の衛生と生活習慣に注意
するよう促すだけで、血中鉛の数値が基準を超えた児童の治療問題については
一言も言及していない。集合住宅の成人の血中鉛の状況については、現在のと
ころなお未知のままである。 

 自称竹行街道司法所所長の朱と名乗るこの人物は、『毎日経済新聞』の記者
の取材で、以下のように述べた。「街道業務の重点」は、防鉛知識の普及と徹
底調査にある。血中鉛含有量が250マイクログラム/リットル以下の児童は、治
療を受ける必要がない。生活習慣に気を付け、飲食と個人衛生に気を配ればよ
い。」また、同『毎日経済新聞』の記者が、街道と関係部門はこれらの血中鉛
の数値が基準を超えた比較的重大な児童の集中無料治療を考慮しているかを質
問した時、朱氏は次のように述べた。「この質問には私からは答えられない。
大切なのは、住民達にどのようにして鉛摂取を防止するか宣伝する事であり、
治療の問題については現在のところ彼らが自費で解決すべきだと考えている。」 

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C12070402J

▼環境ニュースダイジェスト

【日本】市民と政府が2030年のエネルギーの選択肢をめぐり議論(7/20)

 2012年6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」から、2030年までの日本
の原発のあり方に関する選択肢が提示された。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J12072001J

▼飼育係より

 8月に来日して東アジアエネルギーワークショップに参加するメンバーが、来
る直前にドイツラジオ局「ボイス・オブ・ドイツ」の英語チャンネルのインタビ
ューを受けることになりました。まだまだ市民団体の活動が少ない分野ですが、
これをきっかけにより多くの人々が関心を持てればと思います。(梅)

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