週刊 かんなべや

「週刊 かんなべや」  第835号

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2019.03.18(mon)━━

 我家の早咲きのサクランボの花が満開になりましたが、読者のみなさん
お元気でお過ごしでしょうか?

今の時期、野山の春の便りを聞くことが増えましたね。つくしをはじめ、
ふきのとう、つわぶきなどなど、春の味覚を楽しんでいるところですが、
寂しいことがありました。

と言うのは、13年半供に過ごしてきた盲導犬が静かに息を引き取りました。
彼女はもう少しで16歳になるところでしたが、半年前から足腰が弱り排泄は
抱きかかえてさせていました。けど、それでもきちんとしてくれていましたし、
一度も病気もしたことがありませんでした。獣医さんに「ラブがこれだけ
生きているのが不思議なくらいだ」と言われるほど頑張ってくれました。

最後の4日間は全くフードを食べなくなり、あの手この手で食べるものを
変えてもみましたが、やはり口にすることはできませんでした。息を引き
取るときは、私に知らせてくれたのか、いつもより大きく瞬きをして
くれました。私は瞬きをしているかどうかで観察していましたので、瞬きを
しなくなった時には本当にあせりました。すぐに息子の嫁さんに来てもらい
二人で確め息を引き取ったんだなと実感しました。

もう覚悟はできていましたので、「ありがとう」という気持ちしかあり
ませんでした。供に過ごした盲導犬がいなくなってしまったことは、
口では言い表せないほどの寂しさはありますが、つらくてたまらないと
いう気持ちは前の盲導犬に比べて少ないです。

前の盲導犬は心筋症でわずか5分くらいの間に息を引き取っていましたので、
その時にはうろたえましたが、今回は「よく頑張ってくれたね」という
気持ちが大きいです。これからは彼女がくれた楽しい思い出をときどき
思い出して、一日一日を大切に生きていきたいなと思っているところです。

それでは今週の「週刊 かんなべや」をお届けします。 (アウリン)

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■運営スタッフの部屋 (スタッフからのメッセージ)
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アウリンの部屋

雑学的なこと ミネラルについて

 これまで「五大栄養素」の中で4つ紹介しました。
 今回は、「ミネラル」について少し書いてみます。
飲料水などにもよく含まれていることから耳にすることが多い「ミネラル」
ですが、野菜にはビタミンが含まれているとか、ご飯には糖質が多いと
いうイメージがわいてきやすいですが、ミネラルは形としてなかなか想像が
できにくいですから、摂取するとどんなメリットがあるかも分からない人も
いるのではないかと思います。

ミネラルは、炭水化物やタンパク質などと並んで、「5大栄養素」に数え
られており、身体の4%にしか満たないにも関わらず、身体の働きを調整する
重要な役割をしています。

ミネラルにはカロリーがありませんから、エネルギー源にはなりませんが、
身体の生理機能を正常に保ってくれるという役目を果たしてくれている
のです。

また、ミネラルは身体の中で合成することができませんから、食品などから
摂取しなければならないのです。ミネラルには、身体に必要な16種類の
ミネラルを「必須ミネラル」といいます。その中でも人体に多く含まれる
9種類の「主要ミネラル」と、少量しかない7種類の「微量ミネラル」に
分類されています。

 体内には60兆個存在されていると言われている細胞を、正常に機能させる
には適切な水分濃度を維持することが必要です。それを行っているのが、
ミネラルの一種である「ナトリウム」と「カリウム」です。

ナトリウムばかりを摂取しすぎると、細胞の水分濃度の調整がうまく行かず
血圧が上昇してしまうということはすでにご存知だと想います。また骨に
関しても、ミネラルが大きくバランスを取っています。

骨を丈夫にするにはカルシウムを取っていれば大丈夫と思っている人も
いるかもしれませんが、ミネラルでの中の「マグネシウム」や「リン」との
バランスが悪いと、いくらカルシウムを摂っても骨は丈夫にできないと
言われています。

ちなみにカルシウムも「ミネラル」の一種で、ミネラルは健康を保つために、
数種類のミネラルがバランスをとって身体の機能を維持しています。その
ためミネラルはどれか一つだけとればいいというわけでなくて、バランス
よく摂取することが必要です。

 ミネラルにはさまざまな種類があると書きましたが、どのようなものが
あるか紹介します。

ミネラルの中でも体内に特に多く含まれているのが「主要ミネラル」です。
主要ミネラルは「カルシウム」「リン」「カリウム」「硫黄」「塩素」
「ナトリウム」「マグネシウム」の7種類です。
聞いたことがあるミネラルも多いと思いますが、このうち硫黄と塩素以外は
厚生労働省によって摂取量の目安が定められています。
微量ミネラルは、主要ミネラルに比べて、体内に存在する量の少ない
ミネラルです。

「鉄」「亜鉛」「銅」「マンガン」「クロム」「ヨウ素」「セレン」
「モリブデン」「コバルト」で構成されています。
女性にとっては鉄は特に必要なミネラルと言われています。
こちらも、コバルト以外は摂取量の目安が定められています。

 ミネラルの多く含まれている食物などをごちゃごちゃ書いてもそれほど
考えて摂取できるものではありませんから、よく耳にするものを少し紹介
します。

その中で一番耳にするのがナトリウムだと思います。これはもうご存知の
とおり簡単に言えば「塩」のことです。
「塩は悪だ」と勘違いしている人もいるかも知れませんが、塩も身体に
とっては大切なミネラルですから、過剰にならない限り必要なものです。

詳細は省きますが、なるべく薄味にして、精製塩ではなくて、精製率の低い
じっとりとした塩をお薦めします。精製塩に比べて他のミネラルが含まれて
いることも一つの理由です。

ナトリウムは、細胞の浸透圧を維持しているという大切な働きを持って
います。

次に、カリウムについてです。
カリウムは野菜や果物のほか、コンブやヒジキなどの海藻、サトイモや
サツマイモなどのいも類、大豆やインゲン豆などの豆類などに多く含まれて
います。
また、植物性食品だけでなくて、肉や魚介類にも含まれています。果物の
中で特に多いのが、柿やすいか、メロン、りんごなどですが、生鮮食品に
多く、加工や精製が進むと含量は減少します。

カリウムにはナトリウムと同じように細胞の浸透圧を維持している働きが
あります。
カリウムは1日の標準摂取量が決められていますが、通常の食事では過剰
摂取のリスクは低いとされています。

カルシウムについて。
カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分になるほかに、細胞の分裂・分化、
筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進などの働きがあります。
これも、一日に必要な食事摂取基準は、国民栄養調査の摂取量、腸管からの
吸収率、骨代謝)、尿中排泄を考慮し定められています。

 カルシウムがを多く含まれる食品は、牛乳、乳製品、小魚、海藻、豆類、
野菜などです。
植物性食品は、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸(ほうれん草に多い)、
フィチン酸(豆、穀類に多い)などが含まれていますので、牛乳や乳製品に
比べ、カルシウムの吸収率は悪くなります。

昔は「骨のために魚を食べなさい」と言われてきた人も多いと思いますが、
魚などは吸収率は3割前後と低いですから、やはり、てっとり早く補給
できるのは牛乳や乳製品です。魚類で言えば、縮緬雑魚などがお薦めです。
また寝つきが悪いと想っている人は、寝る少し前にほっとミルクなどを
飲むのも一つの方法です。

鉄について
体内の鉄は、その約70%が血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンの
成分になっていて、約25%は肝臓などに貯蔵されています。
ヘモグロビンは、呼吸でとり込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体の
すみずみまで運ぶという重要な働きをしています。

 鉄の多い食品と聞くと、やはりレバーを思い浮かべますよね。そのほか
にも魚、貝、大豆、緑黄色野菜、海藻などにも多く含まれています。

 食品中の鉄の種類には、動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性食品に
含まれる非ヘム鉄があります。
国民健康・栄養調査結果によると、私たちの口に入る鉄は非ヘム鉄の方が
多いとされていますが、ヘム鉄の方が非ヘム鉄よりはるかに吸収がよいと
言われています。

また、非ヘム鉄はビタミンCや動物性たんぱく質といっしょにとると、その
吸収効率をアップできることが知られています。つまり、鉄を含む野菜・
海藻・大豆には、果物・肉・魚を組み合せるとよいということです。

*これまで「五大栄養素」についてざっくり書いてきましたが、数字的に
気にして摂取することは不可能に近いですから、最終的にはバランスの
取れた食事が大切ということですね。

「それなら何でこのようなことを書いてきたのか」と言われてしまうかも
知れませんが、何かの時に参考になればと書いてみました。

ミネラルで言えば、塩分を取りすぎたなと想ったときには、いつでも
売られているりんごを食べたり、鉄欠乏製の貧血気味になれば、鉄を多く
含むものを摂取すればいいなということくらいは知っておいてもらえたら
と思い書いてみました。参考になれば幸いです。

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抹茶の部屋

エッセイ・セイ 288回 障害者差別解消法って?(11)

 この法律、正式名称は、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する
法律」です。聞いたことありますか?

 今回から、心のゴミ掃除の話になります。楽しみですねぇ。

 では、これから身の回りのお掃除始めましょう!
『心の話じゃないの?』
はい、心の話です。だから本当に身の回りのお掃除するんです。自分の
身辺をきれいにお掃除できなくて、どうやって心のお掃除できますか?と、
急に言われてもなかなかピンとこないでしょう。それをこれから説明します。

「物を大切にする」って、いい言葉ですよね。
これ、どういう意味かと言いますと、物を大切にするという意味です。
って、何も説明していませんね 笑。

 物には、それぞれ存在の理由があります。その理由を尊重するという
ことが、物を大切にするということです。
例えば、茶碗は、ご飯の一時受け入れ場所です。炊飯器からよそったご飯を
受け入れ、口に入るまでの器としての役目があります。新しい茶碗を使う
ようになったのなら、古い茶碗は、「よく働いてくれました、ありがとう」
と感謝して捨てればよいのです。それが、100万円する美術品の茶碗なら、
それを見て、『きれいだ』と感動すれば良いのです。

靴は外に出かけるときに、履くためにあるのであって、下駄箱に飾っておく
ためにあるものではありません。

物によっては、毎日使わない物があります。季節限定とか、行事限定、来客
限定などいろいろありますね。そういう場合がある物は、それに応じれば
いいのです。例えば、正月にしか使わない物であれば、正月に使い、それ
以外の時は、きれいにして片付けておけばいいのです。

物品それぞれの存在の理由を正当に認め、「使う」ことが、物を大切にする
ということです。分かりますか?使われないままいつまでも置いておくと
いうことではないのですよ。家の中に物が溢れかえっているというのは、
物を大切にすることには、決してならないのです。

使わなくなったら感謝して手放す。その手放し方に「捨てる」もあれば、
「譲渡」もあれば、「売る」もあるということです。まず、この感覚を身に
つけましょうということです。ここまでのことオーケーですか?これ、
とても重要ですからね読み流しちゃもったいないですよ。これを踏まえて
次に話を進めます。

 このルールを心の中にも当てはめましょう!ただそれだけのことなんです。
私たちはみな、しあわせになりたいのです。しあわせになれば、自然に
笑顔になります。幸せな怒り顔ってありえません。誰でも表情が和らぎ、
いい顔つきになります。

『あそこで、ひどい差別を受けた!けしからん!あいつをいつかギャフンと
言わせてやる!』と思ってニコニコしてしあわせな気持ちに満たされる
でしょうか?愚問ですね。であれば、このような思い出は心の中から捨てた
ほうがいいのです。

もし、同じ経験をしても、『あの方はまだ未熟なのです。どうか成熟への
道の恵みがありますように』と、その人の幸せを祈り、思い出に対して
心から感謝するのであれば、それは良い思い出として持っておけば良い
でしょう。これを書いている私は、なかなかそうは問屋が卸してくれません
ので、正しく仕えない思い出、つまり私の心の成長の糧として利用できない
思い出は、積極的に捨てる方の心のメンテナンスをします。

 心のメンテナンスは、簡単です。
悪口、文句、苦情、不満、泣き言を言わない。思いもしない。たった
これだけです。誰でもできます。そして、これが習慣になっていうくという
ことです。

 では、どうやって習慣を身につけますか?
 上に書いたじゃありませんか。物を大切にする。そして日々のお掃除。
これが最も手っ取り早い方法の一つでしょう。となれば、掃除機を掛け
ましたチャンチャン!ではないってこと分かりますね。『これ使っている?
役に立っている?』と、問いかけるという手続きをするということです。
もちろん、一回で家中の全てにできるはずもありませんし、するべきでは
ありません。一度で終わりでは、決して習慣になりませんものね。

めんどくさいですか?でしょうね。そういう方は、机の上だけ、鏡台の上
だけなど、範囲をぐっとコンパクトにしてください。机の上の使わない物を
引き出しに入れた、下に置いたは、私の言っている意味を正しく理解して
いませんよ。

 心の中も同じ事が言えます。単に思い出さないことにするのは、机の
上から引き出しの中にずらしただけと同じなのです。本当に手放すこと
にはならないのです。

 身の回りの物品から、使わなくなった物を、感謝して捨てる。これが、
心のお掃除に繋がっていくのです。

 つづく

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ユキチの部屋

最近、コンビニエンスストアの24時間営業が、必要か否かと言う問題で
様々な意見が交わされています。いつでも何でも買えるコンビニエンス
ストアは確かに便利ですが、日本全国にあるお店の全部が24時間営業が
必要かと言うと、そうでもないかもしれません。1時間に数人のお客しか
来ないのに、お店の必要経費は変わりませんから、採算割れとなっている
場合もあるからです。

そもそも、多くのコンビニエンス事業は、フランチャイズ契約のお店が多く、
経営している方は個人事業主なのです。一部に本部直営のお店もありますが、
ほんの僅かで、ほとんどが個人経営または、一人の経営者が複数のお店を
持っているのが現状です。フランチャイズ本部(フランチャイザー)は、
加盟店(フランチャイジー)とフランチャイズ契約を結びます。

この契約は、各コンビニによって多少の違いはありますが、たいていは本部が
店を提供し、加盟店は店の運営を任され、それによって得た利益を分配する
と言う内容です。本部を甲とし、加盟店を乙として、事細かに取り決められて
いて、甲乙合意の下に契約を締結、それに違反した場合はペナルティを課すと
決められています。

このような契約と言うのは、日本の商習慣には馴染まないものですが、逆に
トラブルが少なく話し合いも契約に基づいて進められます。今回の大阪市の
セブンイレブンで起きた問題は、奥さんを亡くされた経営者が、働き手が
集まらないため営業時間を短縮してしまったところから、本部が1700万円
ものペナルティを請求した事が表沙汰になりました。

通常このような場合は、本部が色々支援して何とか営業を続けさせますし、
奥さんが亡くなっている事を考えると中途解約にも応じるものなのですが、
何かほかに本部と加盟店が対立する理由があったのではないかと思います。
このように騒ぎが大きくなる前に、双方の話し合いと妥協点が見出す努力が
なされるものですが、最初の部分でボタンのかけ違いが起きたのではないで
しょうか。

コンビニ事業をやった方なら、お解かりかと思いますが、朝の6時から
深夜12時の閉開店で運営するより、24時間営業の方が運営がスムーズ
なんです。深夜の時間帯に出来る事を前倒しでやっておくと、昼間の時間が
有効に使えるのです。特に早朝の忙しい時間帯に、入荷・検品、清算などの
業務が重なると、ミスも多くなります。清掃・接客が手抜きになり、正常化
するのが大変です。

業界トップを行くセブンイレブンが、この問題にどう対処するのか、
とても興味を持って見ています。コンビニ加盟店ユニオンと言う労働組合
のようなものを組織し、活躍しているそうですが、個人事業主に労働組合は
ないと思います。アルバイトを搾取する側が、労組を結成すると言うのは、
いかがなものかと思います。

フランチャイズ契約書の最初に明記されているのが、乙は個人事業主で、
甲と乙は事業パートナーと言う事です。契約を無視した要求に対し、
違約金を求められるのは当然だと思います。

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発行周期: 週刊 最新号:  2019/03/18 部数:  201部

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