今からでも間に合う借金整理法

「松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法!」第372回 お金を借りる(371)

---------------------------------------------------
    「松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法!」
---------------------------------------------------

借金整理方法を急いで知りたい方は、こちらへ
ホームページ    http://www.bell-law.jp/

第372回  お金を借りる(371)
(2009年12月28日発行)

目次
・黙示の期限延長の合意を認めた判決

-------------------------------------------------

  平成21年12月16日,舞鶴簡易裁判所は,株式会社
 DFS(旧株式会社ドリームユース)に過払金など約18
 万円の支払いを命じる判決を出しました。
  株式会社DFSは「本件取引においては,元利金の支払
 いを1度でも怠ったときには期限の利益を喪失する旨の特
 約があるところ,原告は,平成16年10月12日に支払
 うべき元利金の支払いを怠ったため,期限の利益を喪失し
 たので,同日以降の制限利率による引き直し計算は,損害
 金の利率によるべきである。」,「原被告間の取引履歴は
 開示済みである。開示請求から1ヶ月も経たない期間に開
 示できる方が稀であって,1ヶ月を1日経過したことで不
 法行為を構成するとの原告の主張は失当である。」と主張
 していました。
  しかし,舞鶴簡易裁判所は「被告は,原告が支払いを怠
 った平成16年10月12日以降においても,約定の支払
 日又はその数日後までに,原告から分割返済された金員を
 受領してきたことが認められ,その際に被告がその弁済金
 について,損害金の支払いに充当した事実を認めるに足り
 る証拠は存しないし,また同日以降においても,被告が原
 告に元利金の一括返済を求めた事実もないこと(甲3)を
 加味すれば,被告と原告の間には,上記原告の支払の懈怠
 による期限の利益の喪失について,黙示の期限延長の合意
 が成立していたと認めるのが相当である。」,「被告が原
 告に開示した取引履歴(甲1)は,コンピューターにより
 管理されていたものであることが認められ,その取引期間
 にしても4年3ヶ月間であって,書面にしてA4版2枚に
 満たないものであることからすれば,被告が主張するよう
 に,多数の開示請求を受けていたとしても,これを開示す
 るまでに,1ヶ月以上の月日が必要とされるものであると
 は認めることができない。したがって,被告のこの取引履
 歴の開示の遅れは上記合理的期間を超えるから,不法行為
 を構成し,かかる取引履歴の開示の遅れによって原告が被
 った精神的苦痛に対する慰謝料,弁護士費用としては,合
 わせて5万円と認めるのが相当である。」と判断しました。
  そして,舞鶴簡易裁判所は,株式会社DFSに過払金と
 慰謝料を合わせて,約18万円を支払うように命じる判決
 を出したのです。

-------------------------------------------------
「松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法!」(ID0000097840)
第372回  2009年12月28日発行
発行者  松崎龍一
メールアドレス  info@bell-law.jp
ホームページ    http://www.bell-law.jp/
このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/を
利用して発行しています。
解除は http://www.mag2.com/m/0000097840.htm からできます。
-------------------------------------------------

このメルマガは現在休刊中です

このメルマガは
現在休刊中です

ついでに読みたい

このメルマガは
現在休刊中です

他のメルマガを読む