河合塾KALS 医学部学士編入試験対策マガジン

KALS(河合塾ライセンススクール)医学部学士編入対策マガジン

カテゴリー: 2004年06月24日
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   KALS(河合塾ライセンススクール) 医学部学士編入試験対策マガジン
                                      第52号(No.52)[2004年  6月  24日]
                                                          隔週木曜日発行
  
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  http:/www.kals.jp/kals/

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  ◆ CONTENTS
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     01: お知らせ
     02: 大学入試情報
     03: 講師より
     04: 今週の気になる記事
  
 
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  01│ お知らせ
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                           KALS(河合塾ライセンススクール)最新情報
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 ■KALS合格者累計124名(4ヵ年)

 ☆2003年度実施試験合格状況〜計56名合格

旭川医科大、北海道大、弘前大、群馬大、筑波大、千葉大、東京医科歯科大、
金沢大、福井医科大、浜松医科大、滋賀医科大、大阪大、島根医科大、岡山大、
山口大、高知医科大、愛媛大、長崎大、大分医科大、鹿児島大、東海大、新潟大、
富山医科薬科大、北里大、鳥取大、琉球大(累計118名、2003年12月14日現在)

 ☆2002度実施試験合格状況〜43名合格    

滋賀医科1名(定員5名)、浜松医科3名(定員5名)、東京医科歯科2名(定員5
名)、旭川医科2名(定員5名)、大分医科4名(定員10名)、鹿児島大学3名
(定員10名)、群馬大学5名(定員15名)、山口大3名、高知医科大1名、千葉
大1名、琉球大2名、弘前大3名、新潟大2名、北海道大1名、東海大2名、島根医
科大4名、北里大1名、鳥取大3名 

   *複数合格者含む

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■講座案内〜通学講座

2005年実施試験対策「養成シリーズ(英語、生物、化学、数学)
                   4月開講(途中入校可能)

2005年実施試験対策「錬成シリーズ秋(生命科学、英語、小論文)
                   9月開講【池袋校、横浜校】


■講座案内〜通信講座
「出願書類(課題論文)対策/小論文対策」2004年2月スタート!


  ※ 講座の詳細はKALSのHPおよびパンフレットをご覧ください。
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  詳細は資料請求をどうぞ → http:/www.kals.jp/kals/  


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 02 │ 大学入試最新情報
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                                   医学部学士編入
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   ▼ こちらは平成15年度入学の最新情報です。
    既に公表済みの情報等はHPをご覧下さい! 
    随時更新中です。    http:/www.kals.jp/kals/

 
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 03 │ 講師より
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                                  医学部学士編入
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 6/19に旭川医科大学、福井大学、山口大学、鹿児島大学、6/21に大分大学の
学科試験が行われた。また、群馬大学の志願者数が判明した。前回に引き続き、
受験者(志願者)数動向と試験問題の簡単な講評(旭川・鹿児島)を述べることにする。

[受験者(志願者)数の動向]
6/19は4校が重複したため、各校とも受験者数の減少は当然ともいえる。この点を
考慮して数字を評価する必要があろう。受験校の重複が単なる偶然であるにせよ、
恣意的に大学側が行った結果であるにせよ受験者にとっては、選択肢が少なくなる
というデメリットの反面、倍率の低下というメリットももたらす。自分に合った大学を
選択したかということが重要となろう。

・旭川医科大学(定員:10)
志願者数97名。昨年とほぼ同数であるが、定員が2倍に増えていることを考えると
名目倍率は半分になる。

・山口大学(定員:10)
志願者数272名。昨年は364名。約25%減だが、同日他大学と比較すると
相対的に減少幅小さい。唯一の3年次編入(4年生受験可)、文系人気ということか。

・鹿児島大学(定員:10)
志願者数133名。昨年からほぼ半減。過去最低となった。昨年の受験科目の変更
や理系シフトが影響したのかもしれない。

・群馬大学(定員:15)
志願者数492名。出願が締め切られ確定した数字である。書類審査による
足きりの廃止で、爆発的に志願者が増えるのでは?との観測もあったが、昨年の
450名と比較して、案外の感がある。それでも他大学との重複のなかった大分、
滋賀が受験者数を減らしたことを考えるとさすがというべきか。現時点で昨年より、
志望者を増やしたのは、群馬のみである。全体的な志願者減の傾向を踏まえて、
今後の出願を考えるべきであろう。

*今年度の数字はすべて受講生の報告に基づく。あくまで参考にとどめて頂きたい。

                英語講師 永川隆史


 
先日行われた,鹿児島大学医学部と旭川医科大学の
学士編入試験の生命科学の問題について簡単に講評する。

【鹿児島大学】

生理学・細胞生物学などにわたるオーソドックスな出題で,
KALS生命科学講座と非常によくフィットしている。
受講生の方は日頃の学習成果がよく出たのではないか。

設問1 生理学などの単答問題。
設問2 ゲノムの進化。偽遺伝子などのトピックに慣れておきたい。
設問3 細胞小器官と分泌物の経路。
設問4 ウイルスの種々の活性に必要な蛋白。実験考察問題。
設問5 肺胞換気量の計算。
設問6 視覚伝導路と視野障害。
設問7 カルシウムイオン,Nernstの式。


【旭川医科大学】

これまで,この大学では,伝統的な基礎医学教育の範疇に属する
問題がコンスタントに出題され続け,独特なアドミッション
ポリシーを感じさせてきた。

今年は,そういった古色蒼然とした問題が減少し,格調の高さは
そのままに,今風のスマートな問題が増加した。生命科学の総合
問題を出題する多くの他大学の傾向に近づいたといえる。

出題を担当する教室が年度によって変わるのは不思議なことでは
ないが,受験生をびっくりさせない配慮は欲しいところである。

問題1 イオンチャネルの構造,平衡電位の計算。問5などは
昨年のノーベル化学賞と関係が深い。今年の問題セットの中では
易しいと思われるものであり,確実にとりたい。

問題2 エピジェネティクス。本格的な問題が(数年前の大阪大学に
引き続き)ようやく学士編入試験にも入ってきた。最新の生命科学
トピックスにも気を配ろう。

問題3 遺伝学。説明が丁寧で取り組みやすい。

問題4 寄生虫の免疫。実験考察問題だが,少し予備知識があると
深い答案が書けるであろう。

問題5 医用物理学。ESWL(体外衝撃波結石破砕術)の原理。丁寧に
説明されているが,衝撃波に関する知識があると有利か。

問題6 腎臓とリンパ器官の組織学。傾向が変わったとはいっても,
組織学は依然として重要である。

(担当 仲田正宏)


<平成16年度の旭川医科大学と鹿児島大学の英語の問題についてのコメント>

★旭川医科大学

Question 1 について

(1)形式
普通の長文読解問題。内容説明や下線部和訳。 出典は、The Guardian

(2)内容
私たちが普段の生活で利用している身近なものに含まれている化学物質の中には、
人の健康に悪い影響をもたらすものがあり、そのような化学物質を利用することに
対して何らかの規制をかけなくてはいけないのではないかということを指摘している文章。

(3)レベル
 昨年に比べ、かなり容易になった。昨年と違い語注がなかったけれども、大学
入試レベルの単語を知っていれば簡単に読解できる問題だった。また、どこを
踏まえて解答すれば良いかが分かりやすい設問ばかりであった。落ち着いて
取り組めば、高得点をのぞめる問題であろう。基本的な単語や文法事項を
確実に押さえておくことの重要性を思い知らされる問題であった。

(4)問題の紹介
次の英文を和訳させる問題がありました。 
Ironically, it is trying to keep our homes and ourselves ultra-clean 
and sweet-smelling that is probably increasing our exposure to risky chemicals.

*コメント
「It is A that ---- = ----なのはAである」という強調構文をきちんと押さえて
いれば訳せます。本問では、「A=trying to keep our homes and ourselves 
ultra-clean and sweet-smelling」と捉えなくてはいけません。

Question 2 

(1)形式
英作文の問題。英語で質問が列挙されており、それについて具体例を
挙げながら答えるというもの。

(2)質問内容
・化学物質を規制する法律をどんどん作っていくべきか。
・化学物質の危険性をきちんと知らせた上でなら、あとはそれを利用するか
どうかを自己決定に任せてもよいか。
・タバコや飲酒や遺伝子組み換え食物の利用などについても自己決定に
委ねてよいのか。それとも、社会の側で、規制すべきなのか。
→結局、どこまで自己決定権を認めてよいかという問題でしょう。

(3)レベル
昨年までは医学的なテーマが問題になっていたが、今年のテーマは完全
には医学的なものとはいえず、書きづらい面があったかもしれない。質問の
内容に一つ一つ答えていけばよいが、すべてに対してきちんと時間内に
答えるのはそんなに容易なことではない。特に、具体例を挙げるという条件
を満たすのが少し難しいかもしれない。但し、他者を害しない限度で、
自己決定権は認められるという基本的な考え方が浮かべば、まとまりの
ある記述ができたであろう。


★鹿児島大学

第1問 

(1)形式 
長文読解問題。下線部説明。例えば、ある動物実験の目的と結果を
200字以内で書かせる問題など。
何らかの実験が行われていて、それについて説明させる問題は学士では
よく出てくるので注意しておきましょう。出典はエコノミスト。

(2)内容
 ある細菌がアルツハイマー病を引き起こしているのではないかという内容の記事。

(3)レベル
 この問題には語注がほとんどなかったことからも分かるように、単語の
レベルは大学入試レベル+αぐらいであった。ちなみに、culprit , autopsy ,
 pathogen, be riddled with --- , などの単語が語注なしで出てきていた。
このうち一つぐらいしか意味が分からないという人は、注意してください。また、
倒置などの特殊な構文もほとんどなく、読みやすい問題だったといえるでしょう。
旭川の問題と同じく英語の基礎力が試されるでしょう。

(4)問題文の一部
Moreover, the longer an animal lived after the initial infection, 
the more plaques it had, and the larger they were.

ここを訳せないと設問に答えられないようになっていた。これは比較級の
ところでやる有名なザヒザヒ構文です。きちんと確認しておきましょう。

第2問

(1)形式
長文読解問題。要約問題や下線部説明問題あり。また、筆者の
意見を踏まえて、自分の意見を書くという問題もあった。要約や意見を
書かせる問題は昨年もあったので、過去問の対策をやっていた人は
十分対応できたであろう。出典は、The Best American Science 
Writing, 2003 より。

(2)内容
 生物兵器として使われる炭疽菌の研究を例にとり、科学研究の
あり方について述べた文章。単に純粋な知的探究心に基いて
炭疽菌の毒素について研究していた研究者と、生物兵器対策
という実用的な目的のために炭疽菌について研究していた
研究者たちとの比較がなされている。

(3)レベル
 第1問に比べ、単語のレベルや構文のレベルは明らかに
難しいと思う。中には、逆説的な表現も使われており、
読み取りづらい箇所がいくつかあった。設問自体は、細かなことを
きいているわけではないので、全体に目を通して、文の流れをいかに
早くつかめるかがポイントとなろう。記述量が多かった(300字以内
1問、200字以内2問、150字以内1問)ので、素早くまとめる力も必要。







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 04 │ 今週の気になる記事
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                      主な新聞の要チェック記事です。
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  ■『朝日新聞』
 
  ○国と輸入販売元を提訴へ 抗がん剤イレッサ副作用死巡り(04/06/21) 
  ○患者の病状などホームページに無断掲載 八戸市立市民病院(04/06/21) 
  ○インターフェロン発生促す酵素を特定 都臨床研(04/06/21) 
  ○高額レセプト件数、03年度は過去2番目の101件(04/06/19) 
  ○受精卵診断、初の承認 産科婦人科学会小委(04/06/19) 
  ○歯周病が糖尿病引き起こす可能性 九州大が調査(04/06/18) 
  ○骨粗鬆症に効く天然化合物の合成に成功 北大教授ら(04/06/18) 
  ○治療法選択、「医師より自分」が半数 意識調査(04/06/17) 
  ○ハンセン病の啓発冊子配らず 熊本県「誤解招く」と反発(04/06/16) 
  ○プール熱、今夏要注意 患者増加も原因不明(04/06/15) 
  ○ぜんそく治療、患者参加し指針作り 厚労省研究班(04/06/13) 
  ○血糖値下げる乳酸菌、研究者が発見 薬などへの応用期待(04/06/13) 
  ○結核の教諭、2カ月間授業 大阪の小学校で集団検診へ(04/06/13) 
  ○臨床試験医に大学発製薬ベンチャーが未公開株 阪大(04/06/12) 
  ○緊急の血液輸送、20分遅れ、輸血待つ男性、手術中死亡(04/06/12) 
  ○京都大病院、糖尿病患者に国内3例目の膵島移植を実施(04/06/11) 
  ○白血病治療など、提供の危険ない臍帯血移植が急増(04/06/11) 
  ○ネットや携帯で医師と直結、在宅用透析装置を開発 (04/06/11) 

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  ■『読売新聞』


  ○乳がん治療薬効果、投与前判定可能に(04/06/21)
  ○脳ドックで医療過誤…10年で24件(04/06/21)
  ○胃がんのリスク高い「伝統型」食生活(04/06/21)
  ○死亡胎児の幹細胞を条件付き利用容認…厚労省委(04/06/18)
  ○大気中の化学物質で発がん、大都市ほど高リスク(04/06/17)
  ○抗がん剤ミス防止へ、がん専門薬剤師を来年度から認定(04/06/17)
  ○「コンフリー」健康被害を起こす恐れ(04/06/15)
  ○たばこ規制枠組条約 日本、19番目批准国に(04/06/14)
  ○エイズの無料匿名検査、病院でも…早期発見促進へ(04/06/13)
  ○すい臓がん治療「血管移植」に効果…金沢大で確認(04/06/13)
  ○乳がん検診 広がるマンモグラフィー検査(04/06/13)
  ○「健康食品でがん治る」?宣伝本に行政指導(04/06/11)
 

  


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        質問等がある場合はフリーダイヤル0120-19-5949にてお願いします。)
  

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   ■ 編集長:佐久間安秀    ■ 担当:石橋
   ■ 発行:KALS(河合塾ライセンススクール)
  
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発行周期: 隔週刊 最新号:  2019/03/14 部数:  4,426部

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