河合塾KALS 医学部学士編入試験対策マガジン

KALS(河合塾ライセンススクール)医学部学士編入対策マガジン

カテゴリー: 2004年06月10日
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   KALS(河合塾ライセンススクール) 医学部学士編入試験対策マガジン
                                      第51号(No.51)[2004年  6月  10日]
                                                          隔週木曜日発行
  
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  http:/www.kals.jp/kals/

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  ◆ CONTENTS
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     01: お知らせ
     02: 大学入試情報
     03: 講師より
     04: 今週の気になる記事
  
 
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  01│ お知らせ
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                           KALS(河合塾ライセンススクール)最新情報
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 ■KALS合格者累計124名(4ヵ年)

 ☆2003年度実施試験合格状況〜計56名合格

旭川医科大、北海道大、弘前大、群馬大、筑波大、千葉大、東京医科歯科大、
金沢大、福井医科大、浜松医科大、滋賀医科大、大阪大、島根医科大、岡山大、
山口大、高知医科大、愛媛大、長崎大、大分医科大、鹿児島大、東海大、新潟大、
富山医科薬科大、北里大、鳥取大、琉球大(累計118名、2003年12月14日現在)

 ☆2002度実施試験合格状況〜43名合格    

滋賀医科1名(定員5名)、浜松医科3名(定員5名)、東京医科歯科2名(定員5
名)、旭川医科2名(定員5名)、大分医科4名(定員10名)、鹿児島大学3名
(定員10名)、群馬大学5名(定員15名)、山口大3名、高知医科大1名、千葉
大1名、琉球大2名、弘前大3名、新潟大2名、北海道大1名、東海大2名、島根医
科大4名、北里大1名、鳥取大3名 

   *複数合格者含む

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■講座案内〜通学講座

2005年実施試験対策「養成シリーズ(英語、生物、化学、数学)
                   4月開講(途中入校可能)

2005年実施試験対策「錬成シリーズ秋(生命科学、英語、小論文)
                   9月開講【池袋校、横浜校】


■講座案内〜通信講座
「出願書類(課題論文)対策/小論文対策」2004年2月スタート!


  ※ 講座の詳細はKALSのHPおよびパンフレットをご覧ください。
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  詳細は資料請求をどうぞ → http:/www.kals.jp/kals/  


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 02 │ 大学入試最新情報
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                                   医学部学士編入
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   ▼ こちらは平成15年度入学の最新情報です。
    既に公表済みの情報等はHPをご覧下さい! 
    随時更新中です。    http:/www.kals.jp/kals/

 
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 03 │ 講師より
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                                  医学部学士編入
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5/29に浜松医科大学と香川大学の学科試験が行われた。また、書類選抜の結果、
志願者数を発表した大学が数校あるので、ここでは受験者(志願者)数動向と試験
問題の簡単な講評を述べることにする。

[受験者(志願者)数の動向]

・浜松医科大学(定員5)
受験者の報告によると、受験者数は106名。昨年は158名(志願者159名)だった
ことを考えると大幅に減少したといえよう。仮に要項に記載されている通り、募集人員
の6倍が合格するとしたら、学科倍率は約3.5倍となる。

・香川大学(定員5)
受験者数は37名(受験者報告)。昨年は志願者70名に対して受験者57名で
あった。募集定員の5倍が合格した場合、学科倍率は約1.5倍となる。

・大分大学(定員10)
書類による一次選抜の結果が発表された。志願者数250名。合格者103名。
昨年の出願者数は、284名であった。学科試験で30名を選抜予定。

・福井大学(定員5)
書類による一次選抜の結果が発表された。志願者数89名。合格者52名。
昨年の出願者数は、113名名であった。学科試験で20名を選抜予定。

・滋賀医科大学(定員5)
志願者数が発表された。279名。昨年は332名。英語と総合問題でで40名を
選抜、小論文と面接でさらに5名に絞る。

          英語講師 永川隆史



[試験問題の講評・自然科学]
先日行われた、香川大学医学部・浜松医科大学の医学部学士編入
試験の自然科学分野について簡単に講評する。

★ 総評

香川大学医学部は「大学の教養教育修了程度の生物学、化学、物理学
(化学、物理学は主として生命現象に関連するもの)」を問う「自然科学
総合問題」、浜松医科大学は「医学修得に必要な知識(生物学、物理学
及び化学)」を問う「生命科学」の出題であった。

今年に関していえば、両大学の出題傾向は非常によく似ている。全体的な
レベルも易しすぎず難しすぎず、受験者の実力をよく反映すると思われる
良問である。今後、自然科学として物・化・生3科目を課すタイプの医学部
学士編入試験のモデルケースとなっていくであろう。

★ 物理学分野

香川大学は波動、力学、浜松医科大学は力学、電気回路、波動、熱力学の
各分野からの出題であった。両大学とも、実質、高校物理の範囲で十分
対処可能である。実質、と書いたのは、厳密には高校の学習指導要領の
範囲外の部分があるからだが、微積分などの数学を用いることに慣れて
いれば問題なく、高校範囲を越えた知識が要求されているわけではない。
外耳道を伝わる音波や赤血球沈降速度など、あくまで生命科学・医学に
題材をとろうとする香川大学の出題の努力は評価したい。

★ 化学分野

香川大学は基本的な有機化学・生化学、浜松医科大学も基本的な有機化学・
物理化学の出題であった。高校化学では学ばない範囲が多いが、大学教養
範囲の化学としては易しい部類に属する。「一般化学」(general chemistry)
の勉強を一通りやっておけばよいであろう。

★ 生物学分野

香川大学は高校生物(期末試験?)レベルの解剖生理学(ただしスパイロメトリー
の問題はやや細かい)、浜松医科大学は高校生物の問題と、学士編入試験頻出の
テロメアに関する問題であった。対策としては、高校生物の全範囲に満遍なく
目を通すことが重要である。大学教養範囲の分子細胞生物学とはずれがあるので、
Molecular Biology of the Cell を隅から隅まで読むというような勉強法は、
少なくともこれらの大学に関しては効率が悪い。

★ 最後に

物・化・生の3科目という出題は受験者にとって負担が大きい。ある程度基本的な
知識については漏れがないように学んでおく必要があるが、それ以上については
学ぶべき重要事項をプロの目で絞り込んでいく作業が欠かせない。そのために
KALSでは様々な講座やオプション講座を随時開講している。個々人の必要に応じて
受講すべき講座は異なるであろうから、担当講師などに遠慮なく相談してもらいたい。

(以上文責:仲田 正宏)


[試験問題の講評・英語]

今回は5月29日に行われた浜松医科大学の英語の問題について簡単に
紹介しておきます。全部で(A)(B)(C)の3問ありまして、(A)(B)は
普通の長文問題であり、(C)は英作文です。昨年と比較して大きく変わった
のは、英作文が自由英作の形式から、和文英訳の形式に変わった点でしょう。
以下、それぞれの問題について簡単に説明しておきます。


問題(A)

(1)内容:夢の解釈(Interpretation of Dreams)についてのお話です。
フロイトの夢の解釈の仕方が最初に紹介されており、それを受けて、次に
他の学者の夢の解釈の仕方が紹介されている。約600語の英文でした。

(2)設問:設問が4つあり、いずれも下線部に関して説明させる問題。
下線部和訳はなかった。フロイトの理論と他の学者の理論の違いを問う
問題や、直訳しても抽象的な日本語にしかならない部分を文脈に即して
分かりやすく説明させるというものがあった。

(3)難易度:英文のレベルについては、大学入試の単語や文法事項を
きちんと押さえていれば、普通に対応できる問題だと思います。内容的にも
、取り組みやすい問題でしょう。

(4)実際の問題文の一部
Hobson (1988) has revised this dream theory to acknowledge
 that dreams may have deep personal meaning. He now 
believes that the images and feeling that our cortex imposes
 on millions of incoming neural signals reflect our past 
memories and own personal view of the world.

→this dream theoryに対して、以前の説と比較してどのように説を
改めたのかという趣旨の設問がつけられていた。後の部分を参照して
答案作成することになるのであろうが、単語的にも、構文的にも負担の
大きくない問題であろう。ちなみに、cortex(皮質)には、語注があった。

問題(B)

(1)内容:生命科学研究に関する本についての書評です。出典は、
natureです。本の内容は、「生命科学研究は大きな恩恵を人類に
もたらすので、どんなに危険性があろうと、どんなに費用がかかろうと、
推進していくべきだ」という主張を批判するもので、本文では、
その批判に対して、筆者が反論をするという形になっていました。
約700語の英文でした。

(2)設問:全3問でした。下線部和訳と下線部説明です。下線部説明は、
上記の「生命科学研究を推進していくべきだ」という主張に対する批判の
内容を問うものと、それに対する筆者の反論の内容を問うものでした。

(3)難易度:問題(A)に比べて、単語や構文のレベルは高い。(A)に
くらべ、明らかに読み取りづらいです。こういうときは、細部にこだわらず、
何とか大意を把握して、大きなミスをしないように注意してもらいたい。 

(4)実際の問題の一部
What hope is there for those who want to challenge the way
 that biomedical research is done, when to do so they must
 stand in the way of the research imperative, and thus in 
the path of progress?

→上記の文を和訳せよという問題が出ていました。
まず、「research imperative」という言葉がかなり訳しづらいです。
本文の他の箇所でどういうものかは説明がなされているので、そこを
参照して訳すことになるでしょう。「challenge」の意味や、「when」
以下の構造を捉えるのが少し厄介でしょう。また、「stand in the 
way of --- = --- の邪魔をする」と認識できるかも大きな分かれ
道になるでしょう。ここは差がつくところです。

問題(C)

(1)設問:英作文の問題です。科学とはどういうものなのかについて
書かれた和文が出ており、その中の一部を英語に直すという典型的
な問題でした。国立大学の二次試験でよく出てくるパターンです。

(2)難易度:大学入試レベルの問題でしょう。とくに、千葉大学や
神戸大学や京都大学などの問題と難易度的には似ていると思います。

(3)実際の問題
・和訳が要求されていたところの一部を抜粋したものです。
「そのような観点からすれば、科学は誰にも理解され、科学的
実験は誰がおこなっても同じ結果が再現できることが、必須の
条件であるといえるだろう。」

→(解答例) From this viewpoint, science must be 
understood by everyone and a scientific experiment 
must produce one specific result , whoever performs it.

           英語講師 土田治 


※これら試験情報は受講生からいただいたものです

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 04 │ 今週の気になる記事
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                      主な新聞の要チェック記事です。
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  ■『朝日新聞』
 
  ○日赤、血液事業を独立化 安全強化へ10月にも(04/06/06) 
  ○予防接種、5倍量を注射 児童20人に腕のはれ 岐阜(04/06/04) 
  ○終末期医療、手順示すガイドライン作成要望 厚労省検討会(04/06/04) 
  ○医療過誤多発のリドカインの撤去を 3学会が緊急通告(04/06/03) 
  ○アーレフ信徒ら9人逮捕 医薬品無許可販売の疑い(04/06/03) 
  ○医者のネクタイは病原菌の巣? 米医学生が論文で警告(04/06/02) 
  ○追跡調査の210本からHBV 献血血液ウイルス混入(04/06/01) 
  ○会社員らの医療費、過去最大の減少幅 自己負担増が影響(04/06/01) 
  ○診療報酬制度の見直し、05年にも骨格案 厚労相が方針(04/06/01) 
  ○がん治療専門医の認定開始へ 学会、抗がん剤を安全使用(04/05/30) 
  ○内視鏡治療の実態調査へ 治療指針見直しへ日本胃癌学会(04/05/28) 
  ○心停止時の電気ショック救命、一般の人も 厚労省通知へ(04/05/28) 

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  ■『読売新聞』


  ○エイズワクチン開発の国際組織設立へ…G8(04/06/5)
  ○“アレルギー”3人に1人…厚労省調査(04/06/4)
  ○延命中止、患者の意思で…厚労省検討会(04/06/4)
  ○医師のネクタイは病原菌の巣?(04/06/2)
  ○気管挿管の普及に暗雲…7月から救急救命士にも門戸(04/06/2)
  ○ワクチン接種でもCRSに(04/05/31)
  ○「医師の処方に疑問」が44%…製薬協調査(04/05/31)
  ○肺がん手術後、経口抗がん薬で再発予防(04/05/31)
  ○BSE感染しない牛…遺伝子操作で誕生(04/05/31)
  ○診療報酬制度見直し…「時間」「重症度」考慮(04/05/31)
  ○「上司の喫煙 イヤと言えず」が6割(04/05/29)
  ○電気ショックで心機能回復、除細動器の一般使用解禁へ(04/05/28)
  ○やけど女性に顔移植、死者から皮下組織ごと(04/05/28)
 
  


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   (Eメールによる質問は一切受け付けられませんのでご注意下さい。なお、
        質問等がある場合はフリーダイヤル0120-19-5949にてお願いします。)
  

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                   第51号(No.51)(2004年 6月  10日) ━━
   ■ 編集長:佐久間安秀    ■ 担当:石橋
   ■ 発行:KALS(河合塾ライセンススクール)
  
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   Copyright(c)2002 Kawaijuku Licence School. All rights reserved.
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