暮らしの中の仏教語

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第1369話

カテゴリー: 2019年02月20日
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--------暮らしの中の仏教語 第1369話------------

*******今回のお話は「給仕 給与」*****************

                     毎月10.20.30日発行
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  第1369話 給仕 給与
 
 那先経に「給使者・キュウジシャ」の語があり、
僧院の召使の事でした。
日本では「給仕」の字を当て、仏様や僧侶に供物を用意して、
それを捧げる事の意味に使い、
「仏様にお給仕をする人」も給仕と呼ばれました。
「給仕」は施与と同義で、金銭や物品を与える他に、
身をもって仕える事も意味したわけです。

 給仕の語は一般にも使われ、近代になると、
官公庁や会社の雑用をする人を「給仕」と呼ぶようになり、
更に「食事の世話をする事やその人」に意味が限定されてきました。
寺院から離れた所謂「給仕さん」達には、賃金が支払われましたが、
そのお金を「給与」とか給料と呼ぶ事にもなったのです。

 本来の「給与」は、施与と同じ意味ですから、見返りはありません。
しかし現代に使われている給与は、給仕に対する報酬ですね。
給与は雇用者側、給仕は被雇用者側に用いられる語になりました。
今は又、職業としての給仕は無くなり、
給仕の語も「仏様にお給仕する」「お客様にお給仕する」等と、
ギブアンドテイクでない本来の使い方に戻ってきたようですね。

 僧侶や仏様は給仕されるばかりで、
見返りとしての給与を支払ってくれませんが、
本当は無償の給仕こそ、
偉大な給与を貰う事になることを知りましょう。
親の子に対する給仕は無償です。
給与を貰いながら子育てする親は居ませんね。

 一方、ベビーシッターや保育士の子育ては有償です。
親と保育士の違いが、
そのまま将来の関係へと繋がっている事を考えてみてください。
親子の間柄や、神仏と人間の関係は、
契約ではなくて「縁」でしょう。
夫婦も縁で結ばれていましたが、
最近の夫婦はエンゲージ・契約で結ばれる者達が増えて来ました。
契約なら、「契約違反をすればそれまで」の関係になるのは、
当然かもしれません。

                           終わり

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編集後記

 春 三月が、目の前になりました。
植物や冬眠していた動物が、目覚めて活動し始めました。

 人間も動物であり、生物です。
目覚めて、行動を開始したいものです。
 
今回もお読みいただき、有難うございました。
                         A.K.

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発行周期: 10日・20日・30日 最新号:  2019/03/20 部数:  449部

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